ムーちゃんの隔離生活解除から今日で2週間が経ちました。
今ふたりの距離はかなりゼロに近くなっています。
我が家で「ゼロ」とはお互いくっ付いて寝ること。
最近は残り「1.5」といった感じです。「ゼロ」に近づくほど難易度高。
残り「1」はムーちゃんの方からピーちゃんへの毛繕い。「2」はピーちゃんの方からの毛繕い。
その間の「1.5」はムーちゃんから要求されてピーちゃんがする毛繕い。
ピーちゃんのタイミングでする毛繕い「2」とは違います。
2023.2.20 私との距離は早々にゼロに到達。解除3日目。


「2」到達には解除から1週間かかりました。
この1週間は3歩進んで2歩退がるといった感じで2歩退がるたびに
「ムーちゃんを迎えて本当に良かったのかな?ごろちゃん」と、心の中でいつもごろちゃんに問いかけていました。
なので初めてピーちゃんがムーちゃんのおでこを毛繕いする姿を見た時は「ごろちゃんやったよ!!」と
心の中で何回も叫びました。あの時のふたりの姿は一生忘れない。
ムーちゃんの照れたような表情とピーちゃんの久しぶりに毛繕いする姿。
2023.2.21 予測出来ないムーちゃんの動きに少し引き気味。4日目。

ムーちゃんを迎えたのは100%ピーちゃんの為でした。
グーグーがいなくなった時のごろちゃんと同じです。
覇気がなくなって日に日に痩せていき寝ている時間が多くなったごろちゃんの事を思って迎えたピーちゃん。
ピーちゃんと出会ってからのごろちゃんは大復活以上を成し遂げその後素晴らしい3年半を過ごしました。
実はピーちゃんを迎える時より今回の私たちの気持ちは後ろ向きでした。
私たちの年齢を考えたからです。
ごろちゃんを見送ったばかりで新たな猫ちゃんを迎える気になれない私たちの気持ちは
ピーちゃんのためなら隅に置いておけても年齢は無視出来ません。
私たち夫婦はアラフィフなので新たな猫を迎えるのはギリギリの年齢です。仔猫なら尚更。
そこらへんふたりでよーく話し合っている間もピーちゃんの寂し気な行動はどんどん増していき
胃腸炎が再発した頃にはほぼ心は決まっていました。
2023.2.22 お気に入りの寝場所を見つけた模様。5日目。

そうして探し始めたピーちゃんと相性の良さそうな猫ちゃん。
それはごろちゃんの時ほど難しくありませんでした。
ピーちゃんの性格からしてどんな猫ちゃんともやっていけそうな気がしたからです。
少なくともごろちゃんと同じような関係を築く事がピーちゃんの幸せだと思っていたので
なるべくごろちゃんに近い猫ちゃんを探しました。
性別は男のコ。
男の子の方が甘えん坊が多いのでピーちゃんと仲良くなるのが早そう。
かかりつけの獣医さんもピーちゃんには絶対男のコだ!と、おっしゃっていたのが後押しとなりました。
あとは年齢です。
ピーちゃんと出会った頃のごろちゃんが11歳だったので
私はある程度オトナの猫ちゃんが良いと思っていたのですがかばさんは違ったようです。
仔猫はエネルギッシュなのでその動きにピーちゃんは最初引いてしまってお近づきになるのに
時間がかかるんじゃないかと私は予想していました。
そうかばさんに伝えると「そうかなぁピーちゃんは仔猫でも大丈夫だと思うよ」という回答。
2023.2.22 ムーちゃんの激しい音で目を覚ます。5日目。

そうは言ってもある程度までの候補を絞るのは普段時間に余裕のある私の方。
成猫の男のコを中心に探しました。
そんな中仔猫のムーちゃんが候補に上がったのは家が近かったから。
長時間の車中はストレスだろうと出来ればお迎えは車で1時間以内と考えていました。
かばさんと「次は短毛のコと暮らしてみたいね」とか私は「セルカークレックスが憧れ」とか
色々自分たちの希望を言いながらも結局は家が近いムーちゃんになったのです。
2023.2.23 体を捻って爆睡。6日目。

うちに来る前までたくさんの猫ちゃんと一緒だったピーちゃんの方がグーグーしか知らないごろちゃんより
初めてのコに打ち解けるのは早いだろうと思っていたのですがそうでもなかった。
ムーちゃんの方がピーちゃんにビビってしまったからです。これは想定外でした。
隔離解除からの数日間はグーグーとごろちゃんを見ているようでした。
ムーちゃんに拒絶されるピーちゃんを見て「やっぱりピーちゃんはひとりの方が良かったのかな」と
弱気になる事もしばしば。
2023.2.23 ピーちゃんのオモチャに大興奮。6日目。

それでも今現在ふたりが「1.5」まで近づけたのはピーちゃんの粘り勝ちです。
ビビるムーちゃんに時間をかけて距離を縮めていったのはピーちゃんの方でした。
隔離解除から家中を意味もなく猛ダッシュで走り回るムーちゃん。仔猫ならでは。
その姿を数日間呆気に取られた様子で眺めていたピーちゃんでしたが
突如何の前触れもなく目の前で走り回るムーちゃんを追いかけ始めたのです。同じく猛ダッシュで。
隔離解除後4日目のことでした。
あんなに猛ダッシュで走るピーちゃんを見るのは久しぶりでした。
表情も動きも久々にイキイキとしたピーちゃん。もう泣きそうでした。
これをきっかけにふたりの距離はどんどん近づいていきました。
2023.2.24 ムーちゃん初めてのタワー。7日目。

隔離解除初日から7日間を動画にまとめました。9分10秒。
結局ピーちゃんはかばさんの言う通り仔猫でも大丈夫のようです。
家中をふたりで何往復も猛ダッシュで駆け抜けるピーちゃんなんて
ごろちゃんと一緒の時は2,3回しか見た事がなかった。いつもひとりで駆け抜けていました。
ピーちゃんだってまだ4歳。
本当はごろちゃんともっともっと駆け抜けたかったはずです。
ごろちゃんがいなくなってから私がよく誘われていたブランケット(引き篭もり)遊び。
最近はもう誘われなくなりました。
その代わりムーちゃんを誘って遊ぶ姿を見るようになりました。
オモチャでふたり一緒に遊ぶ姿を見るようになってからは私たちに遊ぼうと
アピールしなくなりました。隙あらばアピールして来てたのに。
ずっと私たちの後をついて回っていたのにそれもなくなりました。
ムーちゃんがやって来てピーちゃんは日常を取り戻しつつあります。
それに私たちが見た事のない新たなピーちゃんを見せてくれるようにもなりました。
あとは一緒に寝ている姿が見れたら最高です。
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テーマ:愛猫との日々 - ジャンル:ペット
- 2023/03/03(金) 23:23:05|
- PM ピーちゃん&ムーちゃん
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