昨日日曜日、午前7時半ごろ、アンジが永眠しました。病院へ検査に行く30分前でした。
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アンジ過去記事 その1→
アンジ過去記事 その2昨日朝、8時半ごろ、妹からの家の電話で起こされました。
「あ、お姉ちゃん?アンジ死んだって。。。」「え?うそ。。。。」
私と妹は、その前日の土曜日に会っており、検査後、アンジに会いに行く日や、今後緊急時にどうするか等、
いろいろ話をして決めたばかりでした。
「お母さんが、アンジに会いに来てあげてって。。。」「うん、行く。。。」

2009/06/20
枕元に置いてある、4,5歳頃のお茶目なポーズをしたアンジの写真を見つめながら、ベッドで泣きじゃくりました。
3時頃、母から電話で「火葬は予約しとくから。今、アンジはいつも寝転がっていたソファに寝かせてるから
会いに来てあげて」と言われ、電話を切ったと当時に、堰を切ったように涙と声が溢れ出し号泣しました。
アンジっぽく仕上げた花束と、私がアンジと出会った当初、いつも食べていた大好物のカニかま入り缶詰を買って、
主人と一緒に実家へ向いました。
実家へ着くと、今まで凄まじかった台風17号の暴風雨がウソのように止み、一気にピンク色の空に変わっていました。
ソファに横たわったアンジは、生きているようでした。
背中や肩、お尻付近はやせ細っていましたが、皮肉な事に、腹水がお腹を膨らませ、息をしているようでした。
お腹を触ると、張りがあり、毛はふわふわしていました。
大きな目は開いたままでした。
アンジは大きくて綺麗なグリーンの目をよく褒められていたので、そのままにしておきたかったと母が言っていました。
そのお陰で最後にアンジと話が出来た気がします。
撫でるといつも気持ち良さそうにしていた顎や鼻筋や後頭部を、妹と一緒に触りながら色々想い出話をしました。
母と父から、亡くなる数時間前のアンジの最後の踏ん張りを聞きました。
必死に生きようと、もうまともに歩けないのに、立ち上がって必死にいつもと変わらない生活をしようとしていた
話を聞き、アンジがそんな状態だったのに何も出来なかった自分の無力さが情けなくて悔しくて。。。
ごめんなさい、アンジ。ごめんね、アンジ。苦しかったでしょ。辛かったでしょ。しんどかったよね。本当にごめんなさい。
そして何よりも、元気な姿じゃなくても良いから、もう1度生きているうちに会いたかった!!
悔しくて悔しくて涙が止まりませんでした。

2010/09/12
亡くなる前日の晩、ヨタヨタしながらも大好きなベランダへ自力で行き、床にお腹を付けて重たいお腹を冷やしていたそうです。
もう食事も全く受け付けず、お水も飲めない状態だったにも関わらず、大好きなネコ草を父が急いで探しに行き
アンジに見せると、大きな目を輝かせ、嬉しそうに近寄って来て、少しだけ食べ、すぐに吐いたそうです。
そして何より驚いたのは、大好きだった押し入れの上段にジャンプして登ったそうです。
これを見て、母と父は、もしかして回復するのかも?と、感じたと言っていました。
昨日の朝6時頃、父が散歩から帰って来る前に、ヨタヨタ歩いて玄関ドアの前まで行き、父の帰りを待っていたようです。
アンジはこれまで、父の帰宅時だけ必ずお迎えに行っていました。
その後、バスルーム付近で横たわっているアンジを母が発見しました。そこらじゅうに吐いた痕があったそうです。
バスルームのお水を舐めるのが好きだったアンジ。
これまでと変わらない、いつも通りの行動をしようとしたんだと思います。
ここ数日、食事は出来なかったのですが、お水だけは必死で飲もうとしていたようです。
なので母は、倒れたアンジを抱きかかえ、いつも飲んでいるお水の入ったお皿の前へ連れて行きました。
その時、アンジの体温はもう冷たかったと母は言っていました。
「アンジ、ほら、お水だよ」と手でお水をすくってアンジの口元へ持って行き、アンジも首を伸ばした瞬間に
手足が痙攣し、パタンとアンジの全身の力が抜けるのを感じたそうです。
父は心臓マッサージを何回もしたそうですが、もう戻っては来ませんでした。

いつも寝ていたベッドに横たわるアンジ。ただ寝ているだけに見えます。
アンジグッズの入った箱を母と妹と3人で見ると、アンジが初めて付けた懐かしいグリーンの首輪がありました。
アンジはグリーンがとても似合うので、妹がその首輪を付けてあげ、大好きだったキラキラボールを横に起きました。
アンジの立派な最期とその時の私の家族の気持ちを記録しておきたいので、
今日終わったアンジのお葬式もこの後記事にします。
お別れの言葉はその時にね、アンジ。
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テーマ:猫のいる生活 - ジャンル:ペット
- 2012/10/01(月) 22:30:48|
- アンジ
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