先週水曜日はご機嫌で歩き回っていたのに、木曜日には真っ直ぐ歩けなくなり、
金曜日にはとうとう歩いている途中パタンと横に倒れるようになってしまいました。
まともに歩く事が出来なくなったグーグーの姿を見ていよいよ極末期に入ってしまったんだなと、
このまま寝たきりになるんだなと覚悟しました。
2019.4.26(金) お昼過ぎ。険しい表情。ずっと舌が出っぱなし。

金曜日の日中はこのままグーグーを見守ろうと腹を括っていたので病院へコンタクトを取る気は無かったのですが
フラフラになりながらもいつもと変わらない日常を送ろうとするグーグーの健気な姿と、
どこか痛そうな険しい表情が気になり、診療時間終了後の夜8時ごろ病院へ電話してみました。
先生「毒素が神経系まで回るとグーグーちゃんみたいには歩けないはずなんですよね。
ぐったり寝たきりになって食欲もなくなりトイレも自分では行けなくなります」
その先生の言葉を聞いて一瞬で目の前が明るくなりました。
今のグーグーは確かに弱っているけどそこまでの状態ではない。
この日まで粗相はまだ1回も無くトイレも自分で歩いて行っていました。
カリカリもよく食べるし水もよく飲む。
フラフラ歩行も下半身に力が入らない感じだけど上半身はしっかりしている。
ぐったり寝たきりというよりはむしろゆっくり横になれずに上体を起こしている姿しかここ2日間は見ていない。
歩行困難は神経系から来たものだと思っていたけどもしかしたら違うのかも。
やっぱりどこかに痛みがあるのか....。
先生「実は昨日の診察で機能しなくなった左腎臓を触診してみたんですけどカッチカチでした。
よくこの状態で痛みが出なくて済んでるなぁと思っていたんです」
私はこの先生の言葉を聞いた時、それだ‼️と、思いました。
あのどこかが痛いんじゃないかと思うグーグーの険しい表情。貧血や脱水の時の怠そうな表情とは明らかに違う。
私と先生の意見が一致し、鎮痛剤で対処しましょうという事に。
「今からグーグーちゃん連れて来れますか?」という先生の問いかけに「ハイ!」と即答。
2019.4.26 夜間診療中。

夜8時15分ごろ病院に到着し30分くらい診察を受けました。
先ずはエコー検査。
左の腎臓が水分で真っ黒になっているのが見て分かりました。
そしてそこから繋がる左尿管途中に長細い2mmの結石。これがグーグーが
急性腎不全になった原因。
右の腎臓はまだそこまで真っ黒ではありませんでした。70%くらいは黒かったかな。
鎮痛剤は何種類かあり、効き目がなければ組み合わせや量を変えて色々試す事も可能だそうです。
先ず試すのはレペタンという鎮痛剤。0.3mlを8時間置きに3回/日注射します。
1回目は病院で夜8時半ごろ。2回目は朝4時半ごろ。3回目は12時半。これを3日間続ける。
今後は、腎臓に膿がたまり腎盂腎炎になる可能性があるとの事。
その時は抗生物質で対処。飼い主に分かる症状は血尿や発熱。これからはオシッコの色をよくチェックせねば。
2019.4.26 病院帰宅後1時間経過。表情が穏やかになったように見える。が、目線が動かない。

鎮痛剤は2〜30分で効くコもいれば2回目で効くコもいるとの事。
グーグーは帰宅後すぐには効いてる感じもなく、相変わらずヨタヨタと倒れそうになりながら歩く。
リビングのど真ん中で15分くらい静止したままどこか一点を見つめる。
その後フラフラしながらハンモックへ入るもまたもや焦点が合わずどこか宙を見ている。
表情の険しさはなくなり痛みは消えたように見えるけど何かがおかしい。
痛みが消えたら通常の歩行に戻るもんだと思っていたけど、まだまだ危なかしい歩き方のままなので
抱っこしてグーグーのオアシス、Aの部屋の定位置へ上げて休んでもらいました。
その後、0時ごろ輸液。輸液中保定袋の中でモゾモゾ動く。これは元気になった証拠。
輸液終了後、保定袋から解放されると、スタスタと足早に逃げて行くのがいつものグーグー。今回もそうだったけど
その後がいつもと違っていました。またもや徘徊。家中の端から端をゆっくりとなぞるように歩く。
私たちもそのスピードに合わせてゆっくりとグーグーについて行く。
金曜日未明の徘徊と同じようにトイレに入るもすぐ出てくる。
そんなグーグーの様子を見てふと思い出した光景。それは同じように壁沿いにゆっくり歩いていたチャラちゃんの姿。
チャラちゃんは2016年末に22歳で旅立った親戚宅の猫ちゃんです。
目が見えないゆえ、障害物の有無を確かめるように家の壁沿いにゆっくり歩くチャラちゃん。
グーグーはチャラちゃんと全く同じ歩き方でした。
「目が見えないんだ!!」と、同時に声が出た私とかばさん。その直後、グーグーはリビングカウンター下の角に
設置した給水器の中に何の躊躇もなく歩いて入って行きました。それが決定打となり、グーグーは失明したんだと確信。
その後抱っこしてリビングのトイレに連れて行くも時既に遅し。
私たちがグーグーの失明に気付く前、既に私の部屋の床で粗相していた事が後に判明。
そこはトイレの1m手前の場所でした。いつもと同じようにスタスタと歩けなかったため間に合わなかったのでしょう。
グーグーが粗相したのは彼女のニャン生でこの時が初めてでした。
2019.4.27未明。失明判明直後。

今思うと金曜日の徘徊時は既に見えていなかったのかも知れない。
だから家の中の配置を確かめるようにゆっくり歩いていたのかも。
4個あるトイレに何回も出入りしていたのはそのためだったのかも。
月曜日の発作後、おかしな言動がいくつかあった。時々見えていなかったのかも。
この一週間を思い出すと見えていなかった時がたまにあったのではと思う。
基本的に猫は明るい光の下では瞳孔が縦に細長くなり、暗い場所では大きくなる。
失明していると分かったこの時のグーグーの瞳孔はずーっと大きいままでした。部屋は明るかったのに。
目の前で指を動かしても大きく真っ黒な瞳は全く動かず指を鼻に近づけても無反応。
でも瞳孔の大きさがずーっと変わらないと言ったらそうじゃなくふとした時にさらに大きくなる。
完全に失明したわけじゃないのかも。光は少し拾っているのかも。
チャラちゃんも明るい場所では少し瞳孔が小さくなっていたし。
2019.4.27未明。高台のグーグー定位置を床に設置。こちらを見ているようで見ていない。

見えなくなったからと言って家の中の配置は何も変えちゃいけないと思いました。
グーグーが慣れ親しんだ場所はそのままにしておこうと。
動物はヒトと違って普段から視覚だけに頼って生きていない。
優れた聴覚、触覚、臭覚はヒトのそれらの何倍も優れている。
実際、グーグーが家を徘徊中モノにぶつかったのは給水器に足を入れてしまった時だけ。
それ以外は私たちがぶつかると思ってもギリギリのところでスーッと回避したり
何の迷いもなく各部屋に入ったりとその適応力の早さには驚きました。
でも流石に失明判明直後は高台にあるグーグー定位置のクッションを床に下ろしました。
私たちが見てない間に足を踏み外してケガでもしたらグーグーのプライドはもうズタズタになると思ったから。
しかし床に置いたクッションに渋々座るグーグーは困惑している表情だったので即元の位置の高台へ戻しました。
その後、満足げに足を踏み外す事なく上がって行くグーグーの姿を見て改めて動物って凄いなぁと尊敬。
2019.4.24(水) お得意のカーテンガジガジ。先週唯一絶好調だった日。

「失明」と文字に起こすとショッキングですが、意外にも私はそれほどショックは受けませんでした。
先にチャラちゃんの歩行を見てた事と、何より失明自体は死に直結しないから。そしてヒトほど生活に支障がないから。
夜間診療の次の日の朝、先生からその後のグーグーの様子を心配してお電話を頂きました。
鎮痛剤の効果があった事と失明の話をすると、先生も全く同じ事をおっしゃっていました。
「失明は生命の危機に直結しない、家の配置はそのままで」と。
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- 2019/04/29(月) 23:15:43|
- グーグー腎不全闘病記
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今回の症状はもう対症療法すらないかも。このまま終わってしまうのか。
とうとうグーグーが意識朦朧で徘徊し始めました。金曜日夜中2時から1時間くらいの事です。
グーグーがグーグーじゃなくなっていく....。
家中の端から端までフラつきながらもゆっくり歩き、途中4ヶ所あるトイレにいちいち入る。出入りするのもやっと。
1時間で計10回は入っていました。でも何も出ない。
最初は膀胱炎かいよいよ排尿量が減ってきたのかと心配しましたがオシッコは
10回中1回は出ていた事が分かりまだ残された腎臓は動いているんだとちょっと安心。
じゃあひたすら歩き続けるこの現象は何なのか。
調べてみると症状的に「徘徊」が当てはまる。とうとう神経系に毒素が回ってしまった可能性大。
やっぱり先日の
てんかん発作も毒素が原因だったのかも。
でもまだ合点が行かない。飼い主だからそう思いたいのか飼い主だからこそ何かが違うと分かるのか。
もしかしたら左尿管にいよいよ痛みが出てきたのかも。
これまで体調が急降下した3回とは明らかに顔付きが違う。痛みを感じている様な険しい顔付き。
2019.4.21
てんかん発作が起きる数時間前。久しぶりのグーグーらしい表情。


木曜日は週に一回の通院日でした。
診察内容は、血液検査、造血ホルモン剤注射、経鼻カテーテル再装着。
今週4/22(月)朝4時半ごろ、私の枕元で2回目の
てんかん発作。
1回目は4/17のほぼ同時刻でした。発作の長さ(20秒ほど)も発作後の症状も同じ。
2回目の発作で経鼻カテーテルの固定箇所が何かの拍子に取れ、ぶら〜んとした状態に。
しかしチューブ自体はまだ鼻の中には入っていました。
その後、同日午後1時過ぎに軽い発作。朝の発作の後遺症から立ち直りかけた時でした。
この時、私は外出する準備をしていたので発作は確認出来なかったけど
廊下にいるグーグーに「行ってきます」を言おうと顔を覗き込むと明らかに様子がおかしい。
どこか遠くを見て焦点が合わないし、襟巻きが濡れている。恐らく軽い発作が起きていたんだと判断。
その後正気を取り戻すと左手でグリグリ顔を洗う可愛らしい姿が。
同時に取れかけているチューブにその左手が引っかかりそのままスーッと鼻の穴から抜けて行く様を見て
慌ててグーグーの側に駆けつけたけど本ニャンはビックリした表情を見せるだけで気持ち悪さはないご様子。
それでもチューブは完全には外れる事なく最後に一つだけ残った装着箇所にぶら下がっていました。
外れかけたチューブは首輪に取り付けた手作りポッケに丸めて挿入。
2019.4.22 同日2回目の発作1時間後。まだ少しボーッとしている。カテーテルはこの後抜けました。

この発作後、腰を抜かしたような歩き方をするようになりました。
直ぐにカテーテルを再装着してもらいに病院へ行こうと思ったのですが腰抜かし状態が治ってから行く事に。
腰抜かし状態は2日くらいかけてゆっくり改善され、通院前日の水曜日には元気一杯になりましたが
次の日の通院日にはまた下降気味に。
鼻からチューブが抜けていく最中「こんなモノが入ってたのね!」と驚きの表情だったグーグー。
その後はチューブが付いていた左側の頰を洗ったり、首の左側をガリガリ気持ち良さそうに掻く
グーグーの姿を久しぶりに見て経鼻カテーテルはもう止めようかなぁと悩みました。
しかしカテーテルは飼い主的にとても助かる。確実に薬、流動食、水分を投入出来ます。
「今は食欲もあるし水もよく飲む。薬のセミントラに関してはダメ元で投薬していたし投入出来なくてもいっか。
次に食欲廃絶した時にカテーテル再装着しても遅くないかも」と、カテーテル無しで行けるとこまで行こうと
いう気持ちに傾きながらの今回の通院でした。
2019.4.25 木曜日通院直前。既に顔付きがおかしい。

木曜日の通院では、月曜日に
てんかん発作が2回あった事と、その後2,3日カテーテル無しの生活があった事、
今回カテーテル再装着を悩んでいる事、調子がまた悪くなってきている事を先生に伝えました。
結局、カテーテルは悩んだ末再装着。今度は右側に付けてもらいました。
血液検査の結果は貧血が完璧に改善されていました‼️
Sちゃんありがとー!その代わり腎臓の数値はまた悪化。貧血改善のために輸液量を減らしたので想定していましたが
BUNはまた140オーバー。
先生と相談し、今度は輸液量を170mlから180mlに増やしてみましょうという事に。
200mlの時、しばらく絶好調だったけど最終的に大貧血&胸水に。170mlにすると腎臓の数値は悪化する。
180mlあたりでバランスが取れれば良いんだけど。
2019.4.25 通院前。グーグー定位置にごろちゃんが鎮座!怯まず果敢に挑むグーグー。


病院帰宅後は後ろ足に力が入らないようで歩き方がおぼつかなくなり、何より顔付きが険しくなりました。
後ろ足がフラフラで力無くグラグラしながら歩く。でも手はしっかりしている。顔は眉間にシワが寄っている感じ。
発作後の腰抜かし状態は前日までに治っていたのに....。
調子の良かった前日に比べると横になっている時間が増えたため食べる回数は半減したものの、
食欲はあるし水も飲む。排尿もある。少しだけど排便もある。
そして日付変わって金曜日夜中2時からの徘徊。
夜0時ごろの輸液後には歩くのもやっとといった感じでご飯に目は行くものの食べない。
フラフラ歩いては立ち止まってボーッと宙を見る。
グーグーの定位置はコンテナを積み上げた高さ150cmくらいの高台にあります。
そこへは3つの段差を経てこれまでピョンピョンと軽快に登っていたのですがもう一段一段休みながらしか登れない。
むしろこんなにフラフラなのにまだ登れるんだと、まだ定位置を目指すんだと感心してしまいました。
2019.4.25 輸液前。定位置。新カテーテル装着。この後急激に体調が悪化し徘徊が始まる。

昨日日中はさらに状態が悪化し、なんとか入ったトイレでウンチを少し出しホッとしたのも束の間
そのウンチの上に尻餅をついてしまいました。
ベランダに出たいのに後ろ足が上がらない。次第にフラフラ歩いている途中でパタンと倒れる事も。
定位置にも私のアシスト無しでは登れなくなりそんな自分にグーグーも困惑した表情。
つい48時間前まで元気に歩き回り、いつも通りベランダパトロールに行き、尿意があればすぐトイレに入る事が
出来たのにもうどれも一人では出来ない。
腎不全末期になるとどんな症状が出てどんな事が起き、どんな事が出来なくなるのかは
毎日たくさんのブログを拝見し覚悟していたつもりでした。
でもいざ自分の愛猫が目の前でそうなっていくのを見るのは全く違います。
徐々に出来なくなる事が増えていくのは見ていて辛いけど、今までと変わらない生活しようとする
グーグーの一途な姿を見ると逆にこちらが勇気付けられます。
グーグーが退院出来てもう一度一緒に暮らすチャンスを貰い、介護出来るのは幸せな事だと思っています。
そうやってグーグーを毎日アシストしているうちに、近い将来グーグーがいなくなる現実を
受け入れる覚悟も不思議と出来てきました。
きっと入院したままではあまりにも突然の事で覚悟する時間もなかった。その時間を貰えているような気がします。
その時間がこの2日間で一気に短くなった気がしました。
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- 2019/04/27(土) 23:11:43|
- グーグー腎不全闘病記
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今日は先週金曜日の輸血後初めての通院でした。
診察内容は、造血ホルモン剤と鉄剤の注射。恒例の摘便。
それと本日かばさん不在のため輸液をお願いしました。
2019.4.17 昨日お昼。

実は昨日朝4時半ごろ、
てんかん発作を起こしたグーグー。
てんかん発作に関してはごろちゃんの方がキャリア8年の大ベテラン。グーグーは今回ニャン生初でした。
場所はかばさんのベッドの上。かばさんの両脚の間で寝ている時の事です。
グーグーは夜かばさんと一緒に寝ます。
まだリビングで起きていた私に「グーグーの様子がおかしい」と、言いながら起きて来たかばさん。
すぐにかばさんの部屋へ行くとベッド下でグーグーを支えているかばさんの後ろ姿が。
両手には力が入っているものの、後ろ足が脱力状態で立ち上がれないグーグー。
そのまま抱き上げひと先ず柔らかいベッドの上へ。
瞳孔は開き、ゴロゴロ言ってるようだけど息が上がって変なゴロゴロ音になっている。
話しかけても顔を近づけてもどこか一点を見つめ全くの無反応。ごろちゃんと同じです。
口元から泡混じりのヨダレが見えたのでティッシュで拭くと少し血が混ざっていました。口内をどこか怪我した様です。
後ろ足を見ると変な座り方なのでまだ復活はしていない模様。
発作中のグーグーの様子を私は見ていないので発作時の状況をかばさんに詳しく聞いてみた。
どうやら失禁以外はごろちゃんと全く同じ症状の発作だったらしい。グーグーは失禁はしていませんでした。
発作時間もごろちゃんと同じくらいで10秒から20秒ほど。
発作ポーズは横たわった状態のままで全力で走る姿。これもごろちゃんと同じ。
発作が終わってベッドから降りる時にパタンと横に倒れたようです。ここで私を呼びに来たかばさん。
かばさんも私もごろちゃんのおかげで
てんかん発作には慣れており落ち着いた対応が出来たと思う。
2019.4.18 今日夜。通院後の夜ご飯。ごろちゃんに負けじとよく食べます。

グーグーの思いがけない発作の理由が知りたくてネットで調べてみると、腎不全極末期になると
毒素が神経系統まで達し痙攣を起こす事があると記載あり。
それを読んでちょっとショックだったけど、冷静に考えてみるとどうもしっくり来ない。
グーグーは現状そこまで毒素が体内に充満しているようには見えないしまだ極末期ではない。
ご飯も普通に食べるし寝たきりでもない。
先週末の輸血帰宅後、休めば良いのに体がラクになって嬉しいのか大はしゃぎしていたグーグー。
案の定その後丸一日は寝ている時間が長かった。
その後はというと輸血帰宅直後ほどのはしゃぎっぷりではないけれど、よく食べよく動き回った挙句
昨日の夜9時から0時くらいまでの3時間は寝返りさえも殆ど打たずご飯も食べずトイレにも行かず
深い眠りについてました。
起きた後すぐ輸液をし、その4時間後に起きた発作。多分ごろちゃんと同じように爆睡中の発作だと思う。
私は今回のグーグーの発作は尿毒症起因ではなく輸血後の疲れが原因の発作だったのではないかと思っています。
2019.4.18 夕食時に様子を見に来るのがルーティーン。ただ見るだけ。食事には興味を示さない。

本日通院での摘便は前回ほどパッサパサではないウンチでした。
脱水も殆どないとの事。
2本の注射時も声を出すほど元気。元気のない時は無反応です。
口内チェックでは貧血も改善されていると言われひと安心😌
輸血を機に輸液量を200ccから170ccにしましたがやっぱり200ccの時の方が元気でした。
それは先生も分かっていたようです。でもまた大貧血と胸水が怖いので今は170ccが適量との事。
今回の復活はドナー猫Sちゃんのおかげだという話になり、献血後のSちゃんの様子を先生から
聞く事が出来たのですが献血当日はやはりぐったりしていたそうです😩それを聞いて胸が痛くなりました。
Sちゃん本当にありがとねーーーーーー‼️
2019.4.18 先ほど。ごろちゃんに遮られ下に降りられないグーグー。ごろちゃんが退くのを静かに後方で待機。

先の記事で記載したセミントラ使用決定の際の先生の真意。
これも今日聞いてきました。
本来はステージ4になると投薬より輸液量の調整と療法食だけで維持していくようです。
要は投薬するにはステージが進んでしまっているという事。
これからのごろちゃんには効果が期待出来るけど(ごろちゃんはまだ投薬する程進行していない)グーグーには
効果が期待出来ないという事でした。
それでも服用する価値はあるのか伺うと、服用しても悪い事はない、これ以上尿蛋白値が上がらない
ための予防と高血圧の予防にはなるとの答えでした。ちなみにグーグーは貧血傾向ゆえ血圧は低いとの事。
脱水症状のあるコにはセミントラはかえって悪影響との情報もあるしセミントラのおかげで腎臓の数値が
長期間安定したとの情報もある。
悩みどころだけど今グーグーは脱水でもないので取り敢えずはしばらくの間使い続けてみようと思う。
ごろちゃんは気付いている。自分がグーグーの邪魔になっている事を。でも知らんぷり。ごろちゃんってそういうとこある。

今日もSちゃんに感謝しながら寝よう。
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- 2019/04/18(木) 20:24:24|
- グーグー腎不全闘病記
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先週金曜日にヒドイ貧血のため輸血を受けたグーグー。
夕方6時に病院へお迎えに上がった時は私の顔を見上げるなり「ニャッ!」と、元気よく挨拶してくれました。
久々に元気なハリのある声を聞いてビックリ😳
最近グーグーの元気な声を聞いていなかったなぁと、この時気付かされました。
本日夕方。ベランダパトロール中。日の光に当たっているとは言え毛艶が戻ってきた。


帰宅直後はキャリーから飛び出るや否や、軽い足取りでウロウロ。明らかに歩くスピードが違う。
毛艶も良くなっている。
カリカリも勢い良くガッツガッツ食べ出し、おかわりまで要求され病気罹患前のグーグーを思い出す。
ヒト(ネコ)が変わったように勢いが出たグーグー。
朝まで毛艶もパサパサ、グッタリして歩くのもやっとだったのに1回の輸血でこんなにも変わるものなのか。
これもドナー猫Sちゃんのおかげ‼️
今朝私の胸の上。「グーグーおはよー!」の私の声で今日もベッドに迎えに来てくれました。舌出しっ放しです。

とは言え「2日間ほどは輸血の影響でグッタリしていると思いますよ」と、先生から言われていた通り、
その後グッタリし始めました。
「合併症が一番怖いので嘔吐が見られたら即連れて来て下さい」と、言われていたものの
その様子は今日まで見られていません。
その後、昨夜あたりから再び元気が出始め、カリカリにまたがっつき始め、動きが敏捷になり、好奇心が出始め、
滅多に食べないロイカナウェットを20gくらい食べてくれた時は心の中で大歓喜‼️
2019.4.15 昨日朝。ごろちゃんへのバースデーブレゼントのハンモックが最近のお気に入り。顔付きが戻りました。

しかし輸血は先週打った造血ホルモン剤の効果が出始めるまでの繋ぎの対策です。
毎日170mlの輸液をしているため、またすぐに貧血になる可能性もある。
どうか造血ホルモン間に合っておくれ〜😣
輸血後のこの3日間は貧血中に食べられなかった分を取り戻すかのように勢いよくカリカリを食べ始めました。
ずっと3kgを切っていた体重も昨日3kgを超え、排便に限っては2カケラ位ずつだけど
自力で毎日出すようになりました❗️毎日です‼️
食べている量に対して出す量が極少だけど自分で毎日出せるようになったのはメッチャ嬉しい😂
退院後、ほぼ摘便でしか排便出来なかったのに輸血を境に出来るようになったのは謎。
これもSちゃんのおかげなのかな。
ホントSちゃんありがとー!2019.4.13夜。輸血の次の日。ビニール袋で遊ぶ。まだ顔付きは戻ってないけど好奇心は戻って来た。

輸血は2時間くらいかけてゆっくり行われたそうです。
Sちゃんに何かお礼をと思っていたのですが、グーグーをお迎えに上がった時は既に
Sちゃんは帰宅した後で何も出来ませんでした。
安心したのはSちゃんは麻酔ナシで採血出来た事。おとなしい猫ちゃんなので全麻不要だったそうです。
本当に良かった😆全麻はリスクがあります。Sちゃんに何かあったらと思うともう....。
Sちゃんのお家の方角だけ先生に伺い、毎日そちらの方向へ拝んでいます👏🏻
2019.4.16 今日お昼過ぎ。

輸血後、先生に前から疑問に思っていた事を聞いてみた。
「なぜグーグーにラプロスを試さないんですか?」
ラプロスは、東レが開発し2017年春に販売開始された猫慢性腎臓病治療薬です。
→
ラプロスとは?ラプロスは一般的に慢性腎臓病ステージII〜Ⅲに有効なのは知っていましたがステージは指標の一つに過ぎない。
症状には個体差があり、ステージ毎の症状に全ての腎臓病の猫ちゃんが当てはまるとは限りません。
グーグーはステージⅣだけど、投薬しない根拠をステージ関係なく詳しく聞きたかったのです。
「う〜ん....ラプロスやセミントラは予防として試してみても良いかも」
それが先生のお答えでした。
予防❓ラプロスやセミントラはグーグーの進行具合を見ると時既に遅しと思っていた新薬。意外な答えでした。
→
セミントラとは?「ステージⅣのグーグーちゃんにはセミントラにしましょう」と、先生はおっしゃった後、
セミントラを取って来て使用方法の説明をして下さいました。
セミントラ服用による予防とは腎臓悪化による高血圧の予防なのだそう。
その時はまぁまぁ納得して購入して帰りましたがなんだか腑に落ちない感じもある。
こちらが切り出してからのセミントラ投薬開始。
もし予防に効果的ならなぜもっと前に先生の方から提案してくれなかったのか。
先生への不信感とかではなく何か私に気を使っている....❓先生は優し過ぎるふしがあるからなぁ。
2019.4.12 ごろちゃんバースデープレゼント。ハンモックより箱に夢中。
猫あるある。
本当にセミントラは今のグーグーに有効なのだろうか。ネットで調べてみても色々意見がある。
やはりステージというより症状によっての使い分けが必要なのは確かなようだ。
もしかして私がラプロスの話を先生にした時「対症療法だけでなく腎臓に直接働きかける薬を試したい」
と言う意味で先生は受け取ってしまったのかも。
私の真意はそうではなく、ただ単に新薬を試さないワケを先生の口からハッキリ聞きたかっただけなのだ。
2019.4.12 ごろちゃんバースデー。

私たち飼い主の治療方針は下記3つ。
回復の見込みがない延命措置はしない。
グーグーが嫌がる治療はしない。
医療費が理由で治療を断念しない。
いつもグーグーのQOLを一番に考えています。その点は先生とガッツリ意見が一致しています。
QOLを維持するための治療をした結果、ストレスが軽減され寿命が伸びる可能性だってある。
この治療方針はごろちゃんに対しても同じです。
今週木曜日にまたかばさん不在のため輸液をお願いに通院します。
その時にセミントラ使用についてもう少し深く先生に突っ込んでみようかな。
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- 2019/04/16(火) 23:58:16|
- グーグー腎不全闘病記
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昨日はごろちゃんの11回目のお誕生日でした🎊
おめでとう‼️ごろちゃん😆😆😆
2019.4.12 春らしいお天気。張り切ってベランダパトロール開始。

昨日はグーグーの輸血で一日バタバタしてたけど、ヒマあるごとに「ごろちゃん11歳おめでとう!」
と声をかけていました。
ここ2ヶ月、グーグーの状態の変化を感じ取っていたごろちゃん。
何事もお構いナシのいつも天真爛漫なごろちゃんが空気を読んで行動している姿を何回も見ました。
賢いね。ごろちゃんは。ごろちゃんだって腎不全なのにね。
去年の5月末に腎不全が発覚。その後進行することなく、むしろちょっと数値が良くなっていたのは嬉し驚き。
先生のおっしゃるように、美味しくないと言われる療法食が大好きでその大好きなご飯をいっぱい食べて太って
これまでと変わらない生活が送れている事ってとっても幸せな事だと思う😌
ごろちゃんがグルメじゃなくて良かった‼️ありがとうごろちゃん💕
バースデープレゼント。何かなぁ〜。気に入ってくれるかしら〜。

今年初めグーグーがごろちゃんを抜いて重度の腎臓病に罹患してしまった時はまさかと思いました。
ソマリは短命なコが多く、アメリカンカールは健康的で長寿傾向と言われています。
実際ごろちゃんもチビッコの頃から病気がちで1歳あたりによく血便をしお腹が弱かった。
その前の去勢手術は停留睾丸で開腹手術。
4歳に
特発性てんかんが発覚し年に2,3回の発作が今も続いています。
2年前の秋には特発性
膀胱炎。
そして去年春に腎不全ステージⅡが判明。
ここまでは「やっぱり
ソマリは体が弱いんだなぁ」と、妙に納得。
見て見て〜。ハンモックだよ!ごろちゃんこっち見て見て〜。

箱じゃなくてハンモック見て〜。

一方グーグーは1歳未満の時にオシッコを我慢して初期の
膀胱炎に。これは完全に私たち飼い主のミス。
初期だった事もあり半日で完治。
その後、去年秋までは健康そのもので通院と言えば年一回のワクチン接種と月一回の耳掃除のみ。
それが去年秋には腎不全ステージI〜IIだと分かり尿には謎の潜血が。
今思えばこの潜血が急性腎不全を引き起こす尿管結石のサインだったのかなと。
そして今年1月に一気にごろちゃんのステージを抜き腎不全ステージⅣに。
あ.....。

直ちに命に関わらない程度にちまちま病気をしてきたごろちゃんと
男らしく
オンナの子です。ガツンと一発大きな病気をしたグーグー。
病気の仕方にも性格が出てるわ。
先ほど。今日もハンサムです。

今春、腎臓病新薬の臨床試験が始まりました。
1日でも早く商品化してごろちゃんに間に合ってほしいな。
来年のお誕生日もこのままを維持して今年と変わらない日を迎えましょうね ごろちゃん😊
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- 2019/04/13(土) 16:05:33|
- ごろちゃん
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昨日の夕方の記事アップ直後、よろめきながら歩くグーグーの後ろ姿を見て即病院へ連れて行きました。
これは貧血だわ。もしかしたら体内に水も溜まっているかも...と、判断。
思った通り貧血との診断結果。
どの程度の貧血か確認するため、久々に血液検査を実施。
酷い貧血でした。即、造血ホルモン剤を注射したものの効果が出るまで日にちがかかる。
その時までの繋ぎとして緊急の輸血が必要となりました。
ドナー猫ちゃんが必要です。
条件としてはグーグーと同じ血液型。6歳くらいまでの体重がしっかりある元気で健康なコ。
ただ見つかったとしても飼い主さんが全身麻酔を承諾してくれるかどうか...。
明日まで見つからなければ最悪病院看板猫のタマちゃんにお願いするしかないそうです。
タマちゃんは猫エイズキャリアなので100%グーグーに感染してしまうけどそれでも今輸血しないよりマシなのだそう。
ごろちゃんはどうなのか聞いてみると、ごろちゃんも腎不全ですからと言われました。
そうだ、ごろちゃんも腎不全だった。丸々してるもんで時々忘れがち。
今朝10時半ごろ。貧血でかなりしんどそう。昨日から一日中ベッド下に籠るように。ただ目ヂカラはある!

輸血をお願いする時は先ず去勢避妊手術の予約を入れている猫ちゃんに声をかけるそうです。
でも今日は手術の予約が入っていませんでした...。
次は先生が病院の患者さんに電話してお願いし、承諾を頂けたら
今日午前中に連れて来て頂いてグーグーに合う血液かどうかを検査。
マッチしたら私に連絡が入って午前中にグーグーを病院へ連れて行き輸血開始。その間、ドナー猫ちゃんは全身麻酔。
その後夕方にグーグーを迎えに行くという流れです。
今朝10時半ごろ。ベッド下から姿を現さないグーグーが気になる。しきりにベッドルームを気にする。


「閉院後から思い当たる猫さんに連絡してみます。日本にいる猫ちゃんはA型が多く、グーグーちゃんのような
洋猫はB型が多いんです。でも大丈夫!きっと見つかりますよ!」と、おっしゃって下さった先生。
帰宅後30分くらいすると先生から電話がありました。
「承諾してくれた猫ちゃんいました!明日午前中に合うかどうか検査しますのでまたご連絡させて頂きますね!
明日午前中は待機しておいて下さい」
まだマッチするか分からないのに私も先生も声を弾ませて話しました。
もしかしたら先生はマッチする猫さんだとある程度判断していたのかも知れません。
今朝10時40分。ベランダの窓を開けるとベッド下から出てきました。でも途中で休憩です。



昨晩から今朝はいてもたってもいられなく、近くの公園在住の地域猫さん達に輸血のお願いをしに行こうかと思ったり。
病院からの連絡を待つ今日午前中はもっといてもたってもいられませんでした。
「飼い主さんが猫ちゃんを病院へ連れて行くのは早くても開院時間の朝9時。
それから検査して10時くらいに連絡あるのかな」と、勝手に妄想してみたものの10時半になっても連絡は来ず。
天気が良いのでベランダの窓を開けるとベッドルームから鈴の音が.....。
今朝10時50分。ベランダでグーグーを気遣う。

途中休みながらも意外にしっかりした足取りでベッド下からやって来たグーグー。
ホントグーグーってどんなにしんどい時も最低限のルーティーンは守ります。
今朝も私の胸の上にお迎えに来てくれたし昨晩もかばさんを寝かし付けてました。
真面目な性格です。
私も一緒に3人でベランダパトロール。
ごろちゃんはグーグーを気遣っているように見えました。
ホントにぃ〜?今朝11時ごろ。結構ベランダでゆっくりしました。

11時を過ぎ、やっぱりマッチしなかったのかなと思い始めた頃病院から電話が❗️
「グーグーちゃん輸血出来ます!午前中にいらして下さい」
もう泣きそうでした。否、泣きました。
病院へ着くと診察台にはキャリーに入った見るからに元気そうな猫ちゃんが。
優しいクリーム色した大きな猫ちゃん。
「Sちゃんです。4歳の元気な男のコです」と、先生が紹介してくれました。
「Sちゃんありがとう!!Sちゃんのおかげでグーグーの命が繋がります!本当にありがとう!」
と、全身全霊で感謝の意を述べるもニャーと返事してくれた後外の景色に夢中でした。
「大きいですね〜。何kgですか?」と、聞くとカルテを見ながら「6kgです」と、先生。
こんなに大きいのにごろちゃんの方がまだ大きいのか....。と、しばしの間ダンマリ。
「Sちゃんは濃い良い血を持ってるんですよ〜」と、先生がおっしゃっていました。
直接血液を提供してもらう時って相手の猫ちゃんに何かお礼をしてもいいものなのかな❓と、悩む。
人間界ではドナーとレシピエントって対面する事はないけど匿名でのサンクスレターは許されている。
気持ちとしては手紙と一緒にせめてオヤツくらいは渡したいんだけどな。動物界ではどうなんだろう...。
お礼について先生に聞いてみると不要との事。本当かなぁ。
Sちゃんと全麻のリスクがあるにも関わらず輸血に承諾して下さった飼い主さまに心から感謝申し上げます‼️
自分の猫に健康でいてもらう事は他の猫ちゃんを助ける事にも繋がるんだという事に今回気付きました。
今朝11時ごろ。やっぱり陽に当たると気持ちが良いようです。顔つきも柔らかくなっています。

昨日の診察で他に胸水も確認されました。
昨日の時点では抜くほどの量ではなかったのですが、今日再度確認して増えていたら抜くとの事。
それと血液検査の腎臓の数値は前回よりだいぶ下がっていました。これは輸液量を増やしたためです。
でも輸液量を増やしたが故の今回の大貧血になってしまいました。胸水もしかり。
ここら辺が難しいところです。
輸液量を増やしてから見違えるように元気になりました。と、同時に血液が薄まって貧血にもなっていたのです。
今後どう対処していくか今日先生と相談です。
では、グーグーをお迎えに行ってきます‼️
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- 2019/04/12(金) 15:58:00|
- グーグー腎不全闘病記
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今回は3月分のグーグー医療費の記事です。
今年1月末に
急性腎不全のため1週間の緊急入院。
退院後から今日までの約2ヶ月間はジェットコースターのように体調の波が激しかったグーグー。
もうダメかと覚悟した事2回。1回目は肺水腫のまま退院した時。2回目は先月末の尿毒症&脱水。
その間も小さな波は何回かあったけどここ2週間くらいは安定しています。
通院はこの2ヶ月で週1,2回。3回の時もありました。
つい先日の日曜日も摘便&取れかけた経鼻カテーテルを再装着するため病院へ。
2019.4.7 カテーテル取れかけてます。ダイバーみたいになってます。


下記3月分の医療費です。
赤字は検査。
青字は生涯必須アイテム(輸液アイテムや投薬)です。
☆2019/3/8
再診料:¥500 × 1=¥500
血球検査:
¥1000 × 1=¥1000
生化学検査(3項目):
¥1500 × 1=¥1500
電解質検査:
¥1000 × 1=¥1000
内服薬処方料:¥500 × 1=¥500
調剤料:¥500 × 1=¥500
内服薬(ガスター):
¥350 × 1=¥350
内服薬(プロラクトタブ):
¥700 × 1=¥700
ラクトリンゲル:
¥800 × 4=¥3200
皮下点滴(乳酸リンゲル液):
¥500 × 8=¥4000
処方食 JP styleキドニーキープリッチテイスト200g:¥700 × 2=¥1400
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
合計
¥15,822グーグーの療法食はこの日あたりから「JP styleキドニーキープリッチテイスト200g」がメインになりました。
25g小分けパックで使いやすいです。
先生曰く最終兵器だそうです。療法食を食べない猫ちゃんが多い中、これだけは食べる猫ちゃんが多いのだそう。
グーグーは色んな療法食を食べる方だけど、最終兵器と聞いて買ってみた。噂通りの食いつきです。
調子が良い時は2袋/日くらい食べます。そうなると180kcal。理想のカロリーです。
ごろちゃんはロイカナ、ドクターズケア、ベッツセレクションなど食いしん坊なのでどれでもガッつきます。
☆2019/3/17
再診料:¥500 × 1=¥500
血球検査:
¥1000 × 1=¥1000
生化学検査(3項目):
¥1500 × 1=¥1500
電解質検査:
¥1000 × 1=¥1000
内服薬処方料:¥500 × 1=¥500
調剤料:¥500 × 1=¥500
内服薬(ガスター):
¥200 × 1=¥200
内服薬(プロラクトタブ):
¥700 × 1=¥700
皮下点滴(乳酸リンゲル液):
¥800 × 3=¥2400
輸液ライン:
¥500 × 6=¥3000
処方食 JP style キドニーキープ500g:¥1333 × 1=¥1333
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
合計
¥13,643「JP styleキドニーキープリッチテイスト200g」の下位互換「JP style キドニーキープ500g」を購入してみる。
食べてはくれるがやはりリッチテイストの方がリッチなテイストゆえ食が進むご様子。
薬(胃薬と鉄剤)を混ぜたシリンジ給餌を数日前から全力で嫌がり始め、退院後ずーっと続けていた
シリンジ給餌をこの日の前日に断念。
この日から投薬は細粒から錠剤に変更してみる。
☆2019/3/23
再診料:¥500 × 1=¥500
血球検査:
¥1000 × 1=¥1000
生化学検査(3項目):
¥1500 × 1=¥1500
電解質検査:
¥1000 × 1=¥1000
皮下輸液(乳酸リンゲル液):
¥3000 × 1=¥3000
筋肉内注射(アイアン):
¥1000 × 1=¥1000
乳酸リンゲル液:
¥1000 × 4=¥4000
輸液ライン:
¥500 × 8=¥4000
処方食 JP styleキドニーキープリッチテイスト200g:¥700 × 1=¥700
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
合計
¥18,036血液検査の数値が最悪に。この日以降体調もどんどん悪化。
かばさん不在のため病院で輸液200ml。
この次の日から皮下輸液100ml/日から125ml/日に増量。250mlのパックを2日に分けて入れる事に。
しかも胃薬2種(ガスターとセレニア)を注入済みの輸液パック。
鉄分も錠剤から2,3週間に一度の筋肉注射に。
全ての経口薬剤から解放されグーグーのストレスが大幅に激減。
☆2019/3/26
再診料:¥500 × 1=¥500
皮下点滴(乳酸リンゲル液):
¥3000 × 1=¥3000
皮下注射(制吐剤セレニア):
¥1000 × 1=¥1000
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
合計
¥4,860この日もかばさん不在ゆえ輸液をしてもらいに病院へ。
便が1週間出ていないため摘便。
この3日間元気が無く食欲減退。体重も減り始めたため病院にて25ccほど強制給餌。
栄養補給の方法として経鼻カテーテルを提案される。
☆2019/3/28
再診料:¥500 × 1=¥500
経鼻チューブ設置処理:¥3000 × 1=¥3000
単純X線検査(胸部):¥4000 × 1=¥4000
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
合計
¥8,100食欲が戻らずぐったりし始めたため経鼻カテーテル装着。
カテーテルから150cc/日のリキッドを注入。
☆2019/3/30
ラクトリンゲル:
¥800 × 4=¥3200
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
合計
¥3,456皮下輸液125mlから200ml/日に増量。リキッドも150ccから180cc/日に増量。
この一週間の体調悪化は脱水によるものだと判断したため。
この日の夜、約1週間ぶりについに自らご飯を食べる‼️
結局リキッド180ccはこの日のみでその後はグーグーの様子を見ながら補給。
体調もみるみる良くなり体重も3kg台に復活❗️
2019.4.6 脱水で一時はしぼんでペッチャンコになっていた手先もふっくら元通り。

先月末の大復活は輸液増量と経鼻カテーテル装着が功を成しました😙
毛艶も良くなり、アンモニア臭も軽減され顔つきも明るくなりました🤩
グーグー本ニャンがご機嫌だと私たちもご機嫌です😌
一昨日までのご機嫌グーグーと比べると昨日今日は寝てる時間が増えました。
そこが少し気になっているけど今は午後診まで様子を見ています。
鉄分注射を打ってからそろそろ20日。貧血気味になっているのかも。
昨日今日急に寒くなったからかな。
摘便から4日ウンチがまた出てない。また便秘がしんどいのかな。
まさか輸液量を増やしたから肺に水が溜まってるのか❓
この2ヶ月間グーグーの様子を見る度に色々な可能性をグルグル考えてしまいます。
2019.4.7 病院帰宅後。ご機嫌でベランダパトロール中。
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VPSこの先もジェットコースターのような体調の繰り返しだと思う。
体調悪化した時、迷わず病院へ行き先生と何が原因かを探りその対処療法で復活を待ちます。
復活した時の嬉しさはホント天にも昇る気持ち😭大病を患っている猫の飼い主さんはみなさん同じなんだろうな。
今日もこれから病院へ行く事になる予感。
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- 2019/04/11(木) 16:51:05|
- グーグー腎不全闘病記 医療費編
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今日はごろちゃんを健康診断&ワクチン接種にお連れしました。
午前中病院に預けて夕方のお迎えと一緒に検査結果を聞くというシステムです。
我が家では10歳になると春に健康診断を受けてもらう掟になっております。
ごろちゃんは今月12日で11歳になります。なので今回2回目の健康診断。
検査項目は、身体一般検査・血球測定・全血球計算・血液生化学検査(6項目)・血液生化学検査(13項目)・
電解質検査・胸部レントゲン検査・腹部レントゲン検査・胸部超音波検査・腹部超音波検査・心電図検査・
尿検査・糞便検査・眼圧測定・血圧測定・直腸検査 と、盛りだくさんで締めて¥30,000。
この一年、尿検査(尿だけ持参)は3回ほどしてきましたが3回とも異常ナシでした。
去年初の健康診断で慢性腎臓病ステージIIが判明。この一年の対処療法は療法食のみ。
今日まで私たち飼い主がごろちゃんを見る限りでは、依然多飲多尿の症状のみで特に去年とお変わりナシ。
変わったと言えば体重が増えた事くらい。1年前は6.0kg 先月辺りは6.14kg 今日病院で6.22kg。
とにかく最近食欲がスゴイ。
昨日我が家に訪れた母もそのごろちゃんの樽体型っぷりに何度もおののいておりました😩
2019.4.5

夕方、緊張の検査結果発表。
もちろん腎臓病だという事に変わりはありませんが、血液検査の数値は去年とお変わり無し❗️
むしろBUNは正常値内に下がっておりました😆
BUN(2019/4/6):29.1 ← 正常値内❗️
BUN(2018/5/24):37.8正常値:
17.6〜
32.8CRE(2019/4/6):2.0
CRE(2018/5/24):2.0
正常値:
0.8〜
1.6P(2019/4/6):4.4
P(2018/5/24):4.6
正常値:
2.6〜
6.0ちなみにグーグーの直近数値(2019/3/23)は
BUN:140オーバー CRE:9.62 P:10.5この一年、悪化する事なく数値を維持出来たのは素晴らしい‼️ごろちゃん
の腎臓 頑張った😙
腎臓病は投薬より療法食の方が効果があると聞いた事があります。
ごろちゃんは今の所それが当てはまっている様です。
その他すべての検査結果に異常は見られませんでした‼️
強いて挙げるならBCS(ボディー・コンディション・スコア)の結果が9段階で7だという事。
要はお肥満😞
尿を採取するための膀胱穿刺時も厚い脂肪のせいでなかなか針が膀胱まで到達しなかったそうです...。
2019.4.4 フワフワの毛で大きな体に見えているわけではない。見たまんまのビッグサイズ。

BCSに関しては今は特に心配ないとの事でした。
むしろ痩せていくのが腎臓病なのに大きくなれるのは幸せですね❤️と、ごろちゃんをさらに甘やかすお答え。
腎臓病は細菌性膀胱炎に罹りやすいので今後そこは注視しておいて下さいとの事でした。
元々
特発性膀胱炎の素質をお持ちのごろちゃん。気を付けないと。
取り敢えずはごろちゃんの検査結果が良くてひと安心😆
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- 2019/04/06(土) 23:07:41|
- ごろちゃん腎不全闘病記
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昨日グーグーを朝イチバンで病院へお連れしました。
その前夜の輸液直後、夜中0時過ぎから3時前まで約3時間休む事なく家中のトイレを行ったり来たり。
恒例の便秘です。
いつもの便秘と違うのはお尻の穴周りに腫れが見られた事。
その日の日中にウンチ2粒が出て喜んでいたのですがその後は全く出る気配ナシ。
トイレの中で力むグーグーにかばさんと「グーグー頑張れ頑張れ」と、小声でエールを送るも叶わず。
そんなグーグーを見てられなくなり、2時頃かばさんがコンビニへオリーブオイルを買いにダッシュ。
2019.4.3 朝、寝ているかばさんの胸の上に乗ってなぜかキリッとした表情。あの激しい便意は何処へ。

以前先生から「オリーブオイルをお尻穴周りに塗ってあげるとウンチが出やすいですよ」と、伝授されました。
しかしフツウのオリーブオイルは先日切らしたばかり。
キッチンを探してもレモン、バジル、トリュフ、ガーリック風味のオリーブオイルしかなく
そんなの塗ったらお尻がヒリヒリしそうって事で急遽コンビニへ調達しに。
近所の救急病院は23時半までで、一番近くても箕面。
結局オリーブオイル作戦も上手くいかず箕面まで行こうかと悩んでいた所グーグーが落ち着き始めました。
それが夜中3時前。
かかりつけの病院が開く朝9時まであと6時間。そのまま朝まで落ち着いていてくれ〜と願う。
そしてその願い無事叶う。
2019.4.3 昨日夕方。すっきりした表情。

この6時間がどれだけ長く感じた事か。
9時過ぎに診察。
昨晩からの便秘症状、特にお尻穴周りの腫れを先生に伝えると「腫れてませんよ」というお答え。
てっきり臭腺が腫れて破裂寸前だと思い込んでいた。あの腫れは何だったのか。夢❓
結局いつも通りの摘便作戦で対処。前回の摘便と同じくパサパサのウンチ。大量。
摘便中にどうしてもお尻周りの毛についてしまうウンチが本ニャンも気になる様子なので
今回お尻周りの毛を全て剃ってもらいました。
2019.4.3 私が目覚めた時の最初の景色。近いわ。

グーグーが6日ぶりに自らご飯を食べて今回最初の通院だったので、本当は開口一番
その事を先生方に報告したかったんだけどついでの話みたいになってしまいました。
それでもみんなで目を丸くして大喜びして下さいました😊
今後は血液検査の頻度を減らす事になりました。
グーグーがストレスを感じる症状が出たらその都度それを取り除いていく事をメインとした治療。
極端に言うと、数値が悪くてもグーグーが生活にストレスを感じていなかったらそれが一番じゃないか❗️️と言う事。
その類の話は以前それとなく私の方から先生に一度言った事はありました。
その時は明るく「うんうんそうですね」と、先生も異議なしと言う感じのお返事でした。
でも今回は先生の方からのご提案。と言うより緩和ケアや終末期ケア、少し前で言うホスピスケアを
提案された印象でした。
確かに腎不全末期なんだろうけど、先に提案したのは私たちの方だけど、先生の方からハッキリそう言われると
ちょっと落ち込みました。
が、結局は緩和ケアのおかげで寿命が延びるかも知れない。今はそう思っています。
2019.4.4 先ほど。

先週土曜日夜に唐突にカリカリを食べ始めたグーグー。
それまではカテーテルからリキッドで栄養補給してきましたが、今は減らしています。
本当は今はまだリキッドもしっかり補給した方が良さそうなのですが補給するタイミングと量が難しい。
これまで通り2,3時間置きにリキッド30mlを補給すると軽く餌付くようになりました。
事前に食べたカリカリをまだ消化し切れてないうちにリキッドを注入しているのではと感じ、
今はグーグーの様子を見ながらのリキッド注入。せいぜい60ml/日が限度です。先週までは180ml入れてました。
リキッドの量が減ったせいか、大量のウンチが出たせいか昨日から体重がまた3kgを切ってしまいました。
でも今はグーグーがご機嫌で過ごしているのであまり気にしないようにしています。
次の通院予定は1週間後です。
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- 2019/04/04(木) 23:29:47|
- グーグー腎不全闘病記
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昨日、チャラちゃんの飼い主さん夫妻がGGに会いに来て下さいました‼️
→
チャラちゃん記事。グーグーの闘病を知って、グーグーに会いたい(もちろんごろちゃんにも)❗️と、ご連絡頂き
2週間前に昨日の来訪を決めていました。
しかしこの一週間で体調がどんどん悪化していったグーグー。
もしこのまま体調が戻らなくても、グーグーがどんな姿だろうとお二人には会ってもらいたいと思っていました。
この一週間グーグーの体調が悪くなっている事はこのブログで知って下さっていたようで
今回の来訪も気を遣って下さっている様子が伺えました。
2019.3.31 チャラちゃんご夫妻と。堂々と輪の中心に鎮座するGG。

お二人はチャラちゃんを看取った経験がおありなので病床の猫ちゃんの姿には耐性があるだろうと思った事と
何より私たちがお二人には是非グーグーに会ってもらいたいと思っていたので
日にちの変更は全く考えていませんでした。
そんな時のグーグー感動の大復活‼️お二人来訪前夜の事でした。
この一週間私の部屋に籠って滅多に姿を見せなかったグーグーが昨日は結構な頻度で姿を現し、
お二人に撫でてもらう姿も何度か見られました❗️
2019.3.31 朝の挨拶代わりに胸の上に乗ってくるのがグーグーの習慣。この一週間も一度も欠かさなかった。

今日も徐々に良くなってます。
食欲は症状悪化前のまだ60%くらいですがそれとは別にリキッドを注入しているのでその影響もあるのかなと。
昨日はまだ後ろ足に力が入らない感じで歩いていたけど今日はしっかりしています。
退院後の第一回復活劇はある時突然カリカリを食べ始め、そこから時間毎にグングン良くなったのですが
今回は緩やかな復活劇のようです。今は焦らずゆっくりと見守っています。
2019.3.31 輸液中。かばさん撮影。手作り保定袋が大活躍。

チャラちゃんは22歳で旅立った猫ちゃんですが、14歳の時に腎不全が判明したそうです。
その後、輸液ナシの食事療法だけで(サプリは使用していた模様)最期まで過ごせたと聞いて驚きました。8年間です。
当時の腎臓数値は覚えてらっしゃらなかったけどきっと早期発見のまま最期まで数値が安定し続けたのでしょうね。
腎不全で最期を迎えたわけではなかったようです。
お話を伺うと、チャラちゃんは完璧に寿命を全うしたんだと感じました。
2019.3.31 今は体力もないので大人しくしています。

とうとう昨晩グーグーの体重が3kgを超えました‼️
輸液前の測定なので前日の輸液分の影響はないだろうけど、もしかしたら2時間前に注入した
未消化のリキッド分が影響しているかも。
とは言えその量30mlを差し引いたとしても増加はしてると思う❗️
ここ数日は減る一方だったのでちょっとでも増加してくれると嬉し過ぎます😆
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- 2019/04/01(月) 18:17:23|
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