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歯列矯正、そしてネコ。

40代からのワクワク歯列矯正記録。 我が家の2匹のネコ達も出演してくれるそうです。

思い出のアイテムたち。














今朝、とてもとても思い出深いアイテムたちを処分しました。












2022.11.9
2022:11:9 グーグー闘病中のアイテムたち












3ヶ月間グーグーの闘病を支えてくれたサプリメントと薬そしてグッズ。




もう3年半前の事なので全て消費期限は切れています。








我が家にはごろちゃん、ピーちゃん、グーグーのアイテムが入った大きなボックスがあります。




昨日夕方、ごろちゃんとピーちゃんの首輪をチェックするためにその箱を開けました。




上の方には普段割と使うもの、下の方にはあまり出番のないもの。




その更に下にはグーグーの思い出の品々。










2014:11:14 グーグー闘病アイテムグーグー










そのたくさんあるグーグー思い出の品の中にあったのがこのアイテムたち。




3年半ぶりに手に取りました。




するとそのアイテム一つ一つの役割と使用時のグーグーの姿を思い出し当時の気持ちが一気に蘇りました。




すごく懐かしくて暖かくてほろ苦く少しソワソワするけど誇らしい気持ち。




グーグー、かばさん、私、毎日毎日ホントによく頑張ったよなぁとしみじみ。







2022:11:9 グーグーが使用していたネフガード







ネフガード。




カリカリやウェットにかけて食べてもらってました。




腸の中の毒素を吸着して体外に排出してくれるという活性炭。






初っ端からグーグーが積極的に食べてくれたのが嬉しくてすぐ追加購入したけど




食べてくれたのは最初の2,3回くらい。結局追加の1箱は新品のまま。




しかもグーグーは闘病中ずーっと重度の便秘だったので毒素の排出が上手く出来なかった。




先生からも「せっかくネフガードを服用しても排出出来なかったら意味ないですからね」って言われたな。










2022:11:9 グーグーが使用していたリキッドとセミントラ








FCVリキッドとセミントラ。






FCVリキッドはよく覚えてる。




貧血が酷かったからお水に数滴垂らしてました。




貧血の数値がちょっとでも改善されたらこれのおかげだ!って思ってた。




定期的に造血剤を打ってたけど最終的にはそれも効かなくなって供血ちゃんに輸血してもらったな。







セミントラを服用し始めたのは闘病後半から。




なぜセミントラを使わないんだろうと疑問に思い先生に問いただすとじゃ使いましょうと




渋々おっしゃったのをはっきりと覚えてる。なぜ渋々だったのか今も分からない。




使い始めた時既にグーグーは経鼻カテーテルを装着済みだったのでセミントラもカテーテル経由でした。








2022:11:9 グーグー闘病アイテム涙やけ消毒液








涙やけ除去剤は経鼻カテーテルを装着してからの使用でした。




左の鼻の穴に管が通っていたのでずっと左目だけ涙目でした。




段々ウェットティッシュだけでは取れなくなりこの商品にお世話になりました。







そしてタッパーに3年半入れっぱなしだった消毒液。




開封するとアルコールは完全に飛んでましたが水分は結構残ってました。タッパーって凄いね!




これは皮下輸液穿刺時の皮膚の消毒に使用してたもの。




グーグーは長毛種だったので穿刺の時被毛が邪魔になるだろうと背骨の上を5cmほど剃毛していました。




背骨のゴツゴツが日に日に目立ってきているのを指先に感じながら毎日消毒していたのを思い出します。








2022:11:9 グーグー闘病アイテムレンジアレン







最後はレンジアレン。




これにはちょっと切ないストーリーがあってAmazonで発注したのが2019年4月30日に日付が変わった直後。




グーグーの最後の輸液直前でした。




ところが手元に届いたのはグーグーが旅立った次の日でした。







レンジアレンは当時3つあった慢性腎不全王道サプリの中のひとつ。うち2つは既に試していました。




まさか発注したその日の内にグーグーが旅立ってしまうなんて1ミリも思っていなかったので




次はレンジアレンを試してみようと思って購入したのです。







全くの未使用。今回初めて開封してみました。










2014:11:14 グーグー闘病アイテムグーグーその2








今はもうグーグーの闘病を思い出す事は滅多にない。




その代わり元気なグーグーが心の中でのんびり暮らしてる。







グーグー闘病アイテムはグーグーが旅立った当日か次の日くらいに全て封印しました。




なぜ即日だったのかは不明。




当時どんな感情でボックスの中に仕舞い込んだのか全く覚えてないけど少なくともこれらのアイテムを




処分する気は全くなかったし将来的にもないと思ってた。




それが3年半経って割とあっさり処分する気になった自分に感心する。







ボックスの中には一番思い入れのあるグーグー闘病アイテムがまだあるけど




それは今のところ処分する気は全くない。




何なら自分の棺桶に入れたいと思ってる。








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テーマ:ペットの健康・病気・怪我 - ジャンル:ペット

  1. 2022/11/10(木) 23:48:40|
  2. グーグー腎不全闘病記
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グーグー最後のパトロール。


















昨日お昼過ぎにグーグーは荼毘に付しました。








生前骨太に見えたグーグーは実際骨太でしたが、小さくて可愛い前歯と牙は肉付きがなくなると大きく見えました。




火葬前々日、骨壷のサイズを3.5寸か4寸で迷ったのでグーグーの頭のサイズを測ると




ギリギリ3.5で入る大きさでしたが余裕を持って4寸にしたおかげでお骨を砕かずに




全てそのまま入れる事が出来ました。








実際のグーグーの頭の骨のカタチは細長くてカッコ良かったのには驚きました。




まさにネコ科動物のカタチで、生前の丸くて横長のカタチをした可愛らしいグーグーのイメージとは




かけ離れたフォルムでした。










尻尾の可愛らしい小さな骨1個と前歯1個をカプセルに入れ残りのお骨は全て骨壷へ。




カプセルには亡くなった直後にカットさせてもらったフワフワなお腹の毛と火葬当日朝にカットさせてもらった




ツメも一緒に入れています。














2019.4.19 夕方。
2019:4:19 こちらを見上げるグーグー













斎場へ出発する前、最後にグーグーゆかりの場所へお別れしてもらいました。





グーグーにとって一番のゆかりの場所、それは我が家です。











リラックスしている時によく爆睡していた『ソファのど真ん中とリビングのど真ん中』





最後までパトロールした『ベランダと室外機の上』





退院後、よくお水を飲みに行っていた『バスルーム』





腎不全罹患後一番長くいた場所、グーグーが英気を養っていた場所『Aの部屋のグーグー定位置』





”グーグー寝るよ”のかばさんの掛け声で毎晩かばさんを寝かしつけに行った『かばさんのベッドの上』





旅立つ前日に新たに見つけたお気に入りの場所『かばさんの部屋のクローゼットの中』





”グーグーおはよー!”の私の挨拶に亡くなる前日の朝まで迎えに来てくれていた『私のベッドの上』





私が洗濯物を干している時、いつも窓越しに見守ってくれていた『私の部屋の窓の側』





そして相性は良くもなく悪くもなかったけど決して嫌いではなかった我が家で唯一の同種族『ごろちゃん』





私たちが出かける時のグーグーお見送りの場所『下駄箱の下』





グーグー退院後に気まぐれに購入し、お気にりだった『玄関マットの上』





亡くなる数日前に少しだけお散歩した『玄関ドアの前』












このグーグーゆかりの各場所にかばさんがグーグーを連れて行きました。













2019.5.3 11時10分。グーグーごろちゃんのお別れの挨拶。
2019:5:3 11時10分。グーグーごろちゃんのお別れ













それともう一ヶ所ゆかりのある場所、最後の97日間大変お世話になったかかりつけの病院。





グーグーにとっては嫌いな場所だったかも知れないけどお返しするアイテムもあるので斎場へ行く前に寄りました。











19回の通院と7日間の入院でした。5日弱に一度の通院だったという事です。





通院するごとに「一週間後にまた様子を見せに来て下さい」と、先生に言われていたのですが毎回その前に





調子を崩し病院へ連れて行っていた事になります。でも私の印象はそれ以上でした。3日に一回は通院していた印象。





病院や外出をイヤがらなかったグーグーだから出来た事だと思います。





もしかしたらガマンしていたのかも知れないけど。












2019.4.19夕方。爪とぎの後の気合の入った表情。
2019:4:19 夕方。爪とぎした後














グーグーが力尽きた20分後に鼻チューブを取ってもらおうと病院へ電話するも診療時間外のため繋がらず。





結局かばさんが取ったのですが思っていた以上に長いチューブがグーグーの体内から出てきて驚きました。





次の日、グーグーが前日夜に旅立った事を先生に伝えると少し驚いた声でしたが優しくお声を掛けて下さり





私は声を震わせながらグーグーの最期の様子を伝えしました。











残った輸液2パック、針、ライン、結局使わなかった未開封の摘便時の麻酔ジェルと2個の座薬、予備の2本の鎮痛剤、





医療廃棄物、それと病院で使って頂けたらと未開封のリキッドと加圧バッグを紙袋に入れグーグーと一緒に病院へ。





グーグーを後部座席に残し、車のクーラーをつけたままで11時半ごろ病院へ入りました。












2019.5.2 夜。グーグーに斎場へ連れて行くベッドへ移ってもらっている最中。
2019:5:2 火葬前日。ベッドを移し変える

2019:5:2 火葬前日。ベッドを移し変えるその2














病院では診察室に呼ばれ、お世話になった院長先生、入院中グーグーを可愛がって下さったT先生、





そしてかばさんと私の4人でしっかりとお話しする事が出来ました。





そして最後の20時間、グーグーに何が起こっていたのか院長先生がお話しして下さいました。





グーグー最後の診断です。











病院で抗てんかん剤を打つまでの16時間、グーグーが一睡もせずに休む事なく歩き続けたのは





広い意味での痙攣だったという診断。





自分の意思で歩き続けたのではなく、体内に充満した老廃物の影響で脳への神経系統がおかしくなり、





無意識に歩き続けたという診断でした。





その間グーグーには意識はなく、抗てんかん剤を打ってからも意識はなかったので最後の20時間は





苦しくはなかったはずだとおっしゃっていました。











それと左腎臓が機能しなくなった時点での右腎臓は既に残り少なかったのでしょうというお話でした。





腎不全ステージ2は残りの腎臓が30%と言われています。





それは左右合わせて30%。もしかしたらグーグーは左腎臓が25%で右が5%とかだったのかも知れません。





この2つのお話を聞いて少しだけ楽になりました。ほんの少しだけだけど。












あの最後の徘徊中のグーグーの表情が忘れられません。12年間で初めて見る殺気迫る気迫の表情。





徘徊するグーグーを見てもう意識がない事はその表情と動きを見て分かっていましたが





先生からそう言われると少しだけ胸のつかえが取れた気がしました。





しんどくて苦しくてあの表情になったんじゃない、脳神経が壊れてあの表情になったんだと、





もうあの時は意識はなかったんだと。





それでもグーグーの徘徊中の顔を思い出すと今はまだ苦しくて苦しくて仕方ありません。











先生方から、グーちゃんは本当によく頑張ったと何回も言って頂き、T先生が頷きながら涙を流すと





こちらもつられて泣きそうになったのでこれまでグーグーが大変お世話になった事への深い感謝の気持ちと、





これからはごろちゃんがお世話になりますと笑顔でお願いして病院を後にしました。





今泣くと止まらなくなるので。











2019.4.22 夜。お気に入りの玄関マットの上。
2019:4:22 お気に入りの玄関マットの上












お葬式では「末期の水(まつごのみず)」という儀式がありました。





式場の方の説明では、口元をお花で濡らしてあげて水を飲ませてあげるという意味があるそうです。





私もどこかで聞いた事のある儀式でしたが実際自分がしてあげるのは初めてでした。





ピンクの菊科のお花にお水を浸しグーグーの口元を濡らしていると横でかばさんが「手も濡らせてあげて。





グーグーは手でお水を飲んでたから」と囁くので、そうだったなぁと思い出しながら





可愛くて丸い手先にたっぷりとお水をかけてあげました。





亡くなった後も変わらず手でお水を飲んでいるグーグーの姿を想像したらもう微笑まし過ぎて.....。










下記、グーグーが安らかに眠る姿が2枚続けてあります。苦手な方は高速スクロールお願い致します。























2019.5.3 ただ眠っているよう。死して尚可愛いグーグー。被毛もフワフワ。
2019:5:3 グーグーお葬式

2019:5:3 グーグーお葬式その2













グーグーがいないのが信じられません。





亡くなったのは理解しているんだけど家にいないのが信じられない。





矛盾しているけど今はまだそんな感じです。





亡骸といえども昨日朝まで我が家にいたグーグーの体。





その数時間後には骨壷に入って帰って来、グーグー感はすっかりなくなってしまいました。





撫でてもフワフワ感はなく骨壷カバーのザラザラした感触。グーグー淋しいよ。





まだ全然さよならが言える気持ちにはなれません。





でも私にはその淋しさや懐かしさを存分に語り合えるかばさんという相手がいます。





一番淋しいのはごろちゃんです。普段から甘えん坊のごろちゃんなのできっと今ストレスを抱えている。





なんとか癒してあげたいとなるべく今は側にいて思いっきり甘えてもらっています。








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  1. 2019/05/04(土) 23:52:57|
  2. グーグー腎不全闘病記
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グーグー最期の日。













2019年4月30日 平成最後の日 午後8時20分 グーグーが旅立ちました。





急性腎不全で1週間の入院。退院した1月30日からちょうど3ヶ月後でした。











今の私の気持ちはただひたすら「グーグーほんっっっっっとによく頑張ってくれたね」と





「私たちにグーグーと過ごす最後3ヶ月間を与えてくれてありがとう」この2つです。
















2019.4.27夕方。グーグー定位置から窓の外を眺める。失明判明12時間後。明るい時間帯は時々見えていたと思う。
2019:4:27夕方。見えている様子














グーグーの最後20時間は壮絶でした。










30日 0時30分の輸液終了直後に少しの脱糞。そのまま家中の徘徊が始まりました。





途中5,6回のてんかん発作を繰り返しながら夕方3時半の病院到着まで15時間ぶっ続けの徘徊。





病院で夕方4時ごろ抗てんかん剤を打ってもらうとようやく動きが止まり昏睡状態のまま力尽きました。











29日夕方と夜に各20分間の徘徊があったのでまた結石の痛みが出始めたのかと思い鎮痛剤を打ったのですが





緩和されていたのか今となっては分かりません。でも少し落ち着いたように見えました。





最後の徘徊は様子がそれまでとは全く違いました。顔がグーグーじゃなくなっていました。鬼の形相。





完全な意識障害でした。





最初のうちは血圧が上がったのかと思い、セミントラを投薬。効き目があるとは思っていなかったけど





私たちにはこの時それしか出来る事がありませんでした。












輸液終了と同時に凄い気迫でひたすら前に突き進むグーグー。





輸液前まではフラフラした力無い歩行だったのに最後の徘徊は逆に足取りは力強く真っ直ぐ前方向のみの歩行。





障害物があっても避けない。バックも無し。猪突猛進。





グーグー!グーグー!と、何回声をかけても無反応で突き進む。壊れたオモチャのように。





狭くて到底通れない場所も突き進んで行く。普段のグーグーなら避けて通る場所も。





挟まって身動きが取れないのに突き進もうとする。体が千切れそうになっても。














2019.4.29 夜中3時半ごろ。見えていない様子だけど私がホカペの上で寛いでいると横にそっと来てくれました。
2019:4:29 3時半ごろ。目が見えてない。











グーグーの進む方向に先回りしてかばさんと障害物を移動させたり隙間という隙間を





クッションで塞いでいたのですが家中くまなく突き進むのでキリがなく





2時ごろに私の部屋に移動させ行動範囲を狭めることに。





私の部屋にある隙間を全てクッションや箱などで塞いだ後グーグーを抱いて連れて行きドアを締め切りました。





7畳ほどの狭い空間をひたすら歩き続けるグーグー。そしてそれをひたすら見守る私とかばさん。





ごろちゃんは外です。





その間、何回もグーグー!と、名前を呼び続けました。途中、目があったと思った瞬間があったので





グーグー!と、呼びかけるとグーグーの表情がパッと戻って伸ばした私の腕の方へ真っ直ぐ突き進んで来てくれました。





かばさんと「戻った!戻ったよね?!」と、確認し合うも数秒後にはまた元に戻ったように見えました。





それでも私たちには少し光が見えたように思え「今の内にお風呂入って来たら?」と言う





かばさんの言葉で私は急いでお風呂へ。















2019.4.27夕方5時半頃。グーグー定位置。定期的な鎮痛剤が効いたのか久しぶりに足を伸ばしてリラックスする姿。
2019:4:27夕方5時ごろ。数週間ぶりに横になって寝る姿

2019:4:27夕方5時ごろ。数週間ぶりに横になって寝る姿その2













お風呂から上がってその間のグーグーの様子をかばさんに聞くと





「さっきまた呼びかけたら来てくれたよ。その時顔も戻ってた」と、嬉しい返答。





でも結局はそれがグーグーと私たちの最後のコミュニケーションとなってしまいました。3時ごろです。












徘徊するグーグーをひたすら目で追っているとなぜかごろちゃんの姿が視界に。





完全に締め切っていないドアを押していつの間にか入ってきていたようです。





ごろちゃんはグーグーと逆方向で室内のパトロールを開始。





途中グーグーとすれ違う時はグーグーに鼻チューしたり優しく体を擦り付ける仕草が。





2,3分したところでドアを開けるとそのまま静かに出て行きました。












かばさんはその日朝から仕事があったので取り敢えず自分の部屋で寝てもらいその後は私がグーグーを見る事に。





目の前でどんどん体力が削られていくグーグーを見て耐えられなくなりベッドに抱き上げ横にすると





壁と毛布に頭を突っ込んだまま3分ほど動きが停止。安心したのも束の間、今度は30秒ほどのてんかん発作。





発作が終わったと思ったら今度は横になったまま歩き続ける仕草。4時過ぎの事でした。





5時半ごろ再び床に降ろしてみるともう体力もなく床に這ってでも前進する姿が。





5時45分にまた発作が起きるももうそれはてんかん発作ではなく意識障害からくる痙攣でした。





6時ごろラグマットに粗相した後はそのまま停止して箱座り。そして6時15分にまた痙攣。





それが終わるとまたベッドに抱き上げ横にする。そのまま歩く仕草....。





そのまま私が30分くらいウトウトしてしまっている間にかばさんが起きてきて毎朝の日課、





リキッドとセミントラとお水をグーグーの鼻チューブから入れてくれていました。





休み無しのぶっ続けの徘徊と数回の発作でもう歩く体力がないグーグー。





疲れ果て、床にうつ伏せになって停止する姿が多くなり少し安心して私はそのまま寝てしまいました。













2019.4.30 0時半。生前最後の体重測定。この後の輸液直後から意識障害に。
2019:4:30 0時半。最後の体重測定











事前に状況を電話で伝えてから午後診で病院へ。





病院への車内道中も痙攣が起き、治った後呼びかけるも無反応。





診察台に乗せると先生がグーグーの左右瞳孔に光を当てながら「でも瞳孔は反応がありますね」と。





そうこうしているうちに診察台でも痙攣が起こり、先生は背中を撫でながら「グーちゃん大丈夫だよ。





グーちゃん大丈夫だよ」と優しく話しかけ、私はグーグーの顔の高さにしゃがみ顔周りを撫でながら





「グーグー グーグー」と話しかけました。目は完全に合っていました。そのうち痙攣が治ると





「もう毒素が脳まで回っていますね。これは発作ではなく痙攣です」と、先生。





グーグーの進行具合でのてんかん発作と痙攣の違いは分かっていました。





痙攣はもう最期が近いときに起こる症状です。





「これ以上しんどい思いをさせるのが可哀想で....」と、私が言うと「そうですね」と、先生は言った後





選択肢を2つ提案されました。





「抗てんかん剤を打ってお家で輸液するか、お預かりして静脈から点滴するか。お預かりすると





そのまま病院で亡くなる可能性があります」と。










しばらく考えました。静脈点滴の方が即効性があって持ち直す可能性がある。でも病院で最期を迎える可能性が高い。





もうそんなに長くはないなら慣れ親しんだ家で最期を迎えさせてあげたい。せっかく頑張って退院したんだから。





「抗てんかん剤を打つとどうなりますか?ご飯は?トイレは?もう自分の意思で何も出来なくなるんですか?」と





聞くと「はい、もう寝たきりになります。自分では何も出来ません」という答えでした。





もうグーグーらしい生活が出来なくなる。もうベランダパトロールもカーテンガジガジも何もかも出来なくなる...。





それでも最期は確実に家で迎えさせてあげたい。かばさんと私、ごろちゃんに看取られながら旅立って欲しいと





強く思い、抗てんかん剤を打ってもらいました。











抗てんかん剤は大体8時間効果が持続。次に徘徊や発作が起きた時にはこの座薬を入れてあげて下さいと





座薬の説明を受けていると次第に抗てんかん剤が効き出し、あっという間にグーグーは昏睡状態に。





力が抜けきって手足がぶら〜んとなったグーグーを抱きかかえキャリーに入れ診察室を出ようとした時





涙がどっと溢れ出してしまいました。この3ヶ月、病院では一度も泣いた事はなく弱音も吐いた事はなかった





のですが今回なぜか嗚咽してしまいました。





恥ずかしくて先生と看護師さんに背を向けると「グーちゃんすっごい頑張ってますよ。凄い頑張ってますよ」と





先生が優しく背後で言って下さったのですが無言で頷く事しか出来ませんでした。





その後、先生方は落ち着くまで診察室にいて下さいと私に気を遣って下さりティッシュ箱を診察台に置いて





私とグーグー二人きりにして下さいました。





落ち着いた頃、看護師さんが診察室でお会計して下さったおかげで他の患者さんと顔を合わす事なく





そのまま帰宅する事が出来ました。













2019.4.30 0時2分。グーグー最後のかばさん腕枕。この後30分経たないうちに意識障害に。
2019:4:30 0時2分グーグー最後ののばやん腕枕













帰宅後すぐにグーグーのベッドを用意し寝かせました。





もう目は半開きで名前を呼んでも無反応。耳も目もビクとも動きません。





動いているのは呼吸によるわき腹の上下運動のみ。





午後4時に抗てんかん剤を打ったので夜中0時までに切れる可能性を考えていました。





するとかばさんから「18時過ぎには帰るわ」とのLINEが。





グーグー定位置のクッションを敷いたベッドに横たわるグーグーを見て一番に考えたのは





被毛を綺麗にしてあげようという事。





グーグーはブラッシングが苦手だけど今なら出来るとブラッシングスプレーを持って来てブラッシングすると





フワフワに。そのフワフワの被毛に顔を埋めるとグーグーの匂いがして凄く幸せな気分になりました。





そのあとは、数回の発作と粗相で汚れているお口周りとお尻周りも綺麗に拭いてあげました。









午後6時過ぎにかばさんから「19時過ぎに帰るわ」と再度LINEが。





午後8時前、グーグーの手がゆっくりゆっくりと動き始めまた歩くような動作が。





もう座薬を入れる時間?抗てんかん剤からまだ4時間しか経っていないのに。





座薬の準備をしかけた時、その動きはゆっくりと静止。5秒ほどの動きでした。





これがグーグー最後の動作となりました。











病院から帰宅してからはグーグーに話しかけ、撫でられるのが好きだった鼻先からおでこを撫で、





グーグーの写真や脇腹の動きの動画を撮り、とにかくグーグーから目を離さないようにしていました。





19時過ぎに「そろそろ帰るけど何か買い物して帰ろうか」とかばさんからLINEが。





私はおうどんをお願いしました。





今思えば呑気な会話です。でもこの時はまだグーグーがまさか新年号初日を前に逝ってしまうなんて





思ってもいなかったのです。













2019.4.30 病院帰宅後直後。何度かグーグーのニオイを嗅ぎに来たごろちゃん。
2019:4:30 病院帰宅後グーグー4時間前


2019.4.30 帰宅1時間後。ブラッシング直後。
2019:4:30 グーグー3時間前













午後8時2分。私がまたグーグーの動画を撮影しているとかばさんが帰って来ました。





すぐにグーグーのそばに駆けつけたかばさんに診察内容と座薬の説明をし終わった時





脇腹の上下運動が止まったように見えたので「え?呼吸してる?」と私が言うとまた上下運動が始まりました。





手を握るとフワフワの柔らかい毛とムチムチの可愛らしい手先の感触は変わらないのですが体温は冷たく





「グーグー!」と呼びかけてもやはり無反応のまま。





その数秒後、後ろ足をピーンと伸ばし手を少し動かす仕草が見られたのでこれが最期の瞬間なのかと思ったけど





また歩き出すのかとも思い座薬の準備をし始めようとした時、グーグーの瞳が変化していくのが分かりました。





半開きだった目は大きく開き、瞳孔が大きくなり瞳の表面にシワが見られた瞬間、アンジの亡くなった後の





瞳と同じだと感じました。





そしてゆっくりと脇腹の動きが止まり、もう帰って来ないと分かっていながらもグーグー!と二人で呼び続けました。












明日13:30に荼毘に付します。





今回はグーグーの最期の日を、最期のグーグー20時間の頑張りをなるべく叙事的に書き留めたくて記事にしました。





私たちの気持ちの部分を含めた記事はまた後日。










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  1. 2019/05/02(木) 23:44:30|
  2. グーグー腎不全闘病記
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救急診療。そして失明。














先週水曜日はご機嫌で歩き回っていたのに、木曜日には真っ直ぐ歩けなくなり、





金曜日にはとうとう歩いている途中パタンと横に倒れるようになってしまいました。





まともに歩く事が出来なくなったグーグーの姿を見ていよいよ極末期に入ってしまったんだなと、





このまま寝たきりになるんだなと覚悟しました。











2019.4.26(金) お昼過ぎ。険しい表情。ずっと舌が出っぱなし。
2019:4:26 痛みに耐える表情












金曜日の日中はこのままグーグーを見守ろうと腹を括っていたので病院へコンタクトを取る気は無かったのですが





フラフラになりながらもいつもと変わらない日常を送ろうとするグーグーの健気な姿と、





どこか痛そうな険しい表情が気になり、診療時間終了後の夜8時ごろ病院へ電話してみました。











先生「毒素が神経系まで回るとグーグーちゃんみたいには歩けないはずなんですよね。




ぐったり寝たきりになって食欲もなくなりトイレも自分では行けなくなります」









その先生の言葉を聞いて一瞬で目の前が明るくなりました。




今のグーグーは確かに弱っているけどそこまでの状態ではない。




この日まで粗相はまだ1回も無くトイレも自分で歩いて行っていました。




カリカリもよく食べるし水もよく飲む。




フラフラ歩行も下半身に力が入らない感じだけど上半身はしっかりしている。




ぐったり寝たきりというよりはむしろゆっくり横になれずに上体を起こしている姿しかここ2日間は見ていない。




歩行困難は神経系から来たものだと思っていたけどもしかしたら違うのかも。




やっぱりどこかに痛みがあるのか....。












先生「実は昨日の診察で機能しなくなった左腎臓を触診してみたんですけどカッチカチでした。




よくこの状態で痛みが出なくて済んでるなぁと思っていたんです」








私はこの先生の言葉を聞いた時、それだ‼️と、思いました。





あのどこかが痛いんじゃないかと思うグーグーの険しい表情。貧血や脱水の時の怠そうな表情とは明らかに違う。





私と先生の意見が一致し、鎮痛剤で対処しましょうという事に。





「今からグーグーちゃん連れて来れますか?」という先生の問いかけに「ハイ!」と即答。


















2019.4.26 夜間診療中。
2019:4:26 救急診療















夜8時15分ごろ病院に到着し30分くらい診察を受けました。





先ずはエコー検査。





左の腎臓が水分で真っ黒になっているのが見て分かりました。





そしてそこから繋がる左尿管途中に長細い2mmの結石。これがグーグーが急性腎不全になった原因。





右の腎臓はまだそこまで真っ黒ではありませんでした。70%くらいは黒かったかな。












鎮痛剤は何種類かあり、効き目がなければ組み合わせや量を変えて色々試す事も可能だそうです。





先ず試すのはレペタンという鎮痛剤。0.3mlを8時間置きに3回/日注射します。





1回目は病院で夜8時半ごろ。2回目は朝4時半ごろ。3回目は12時半。これを3日間続ける。











今後は、腎臓に膿がたまり腎盂腎炎になる可能性があるとの事。





その時は抗生物質で対処。飼い主に分かる症状は血尿や発熱。これからはオシッコの色をよくチェックせねば。













2019.4.26 病院帰宅後1時間経過。表情が穏やかになったように見える。が、目線が動かない。
2019:4:26 病院帰宅後












鎮痛剤は2〜30分で効くコもいれば2回目で効くコもいるとの事。





グーグーは帰宅後すぐには効いてる感じもなく、相変わらずヨタヨタと倒れそうになりながら歩く。





リビングのど真ん中で15分くらい静止したままどこか一点を見つめる。





その後フラフラしながらハンモックへ入るもまたもや焦点が合わずどこか宙を見ている。





表情の険しさはなくなり痛みは消えたように見えるけど何かがおかしい。










痛みが消えたら通常の歩行に戻るもんだと思っていたけど、まだまだ危なかしい歩き方のままなので





抱っこしてグーグーのオアシス、Aの部屋の定位置へ上げて休んでもらいました。





その後、0時ごろ輸液。輸液中保定袋の中でモゾモゾ動く。これは元気になった証拠。





輸液終了後、保定袋から解放されると、スタスタと足早に逃げて行くのがいつものグーグー。今回もそうだったけど





その後がいつもと違っていました。またもや徘徊。家中の端から端をゆっくりとなぞるように歩く。





私たちもそのスピードに合わせてゆっくりとグーグーについて行く。





金曜日未明の徘徊と同じようにトイレに入るもすぐ出てくる。





そんなグーグーの様子を見てふと思い出した光景。それは同じように壁沿いにゆっくり歩いていたチャラちゃんの姿。





チャラちゃんは2016年末に22歳で旅立った親戚宅の猫ちゃんです。





目が見えないゆえ、障害物の有無を確かめるように家の壁沿いにゆっくり歩くチャラちゃん。





グーグーはチャラちゃんと全く同じ歩き方でした。





「目が見えないんだ!!」と、同時に声が出た私とかばさん。その直後、グーグーはリビングカウンター下の角に





設置した給水器の中に何の躊躇もなく歩いて入って行きました。それが決定打となり、グーグーは失明したんだと確信。











その後抱っこしてリビングのトイレに連れて行くも時既に遅し。





私たちがグーグーの失明に気付く前、既に私の部屋の床で粗相していた事が後に判明。





そこはトイレの1m手前の場所でした。いつもと同じようにスタスタと歩けなかったため間に合わなかったのでしょう。





グーグーが粗相したのは彼女のニャン生でこの時が初めてでした。















2019.4.27未明。失明判明直後。
2019:4:27失明判明直後













今思うと金曜日の徘徊時は既に見えていなかったのかも知れない。





だから家の中の配置を確かめるようにゆっくり歩いていたのかも。





4個あるトイレに何回も出入りしていたのはそのためだったのかも。





月曜日の発作後、おかしな言動がいくつかあった。時々見えていなかったのかも。





この一週間を思い出すと見えていなかった時がたまにあったのではと思う。










基本的に猫は明るい光の下では瞳孔が縦に細長くなり、暗い場所では大きくなる。





失明していると分かったこの時のグーグーの瞳孔はずーっと大きいままでした。部屋は明るかったのに。





目の前で指を動かしても大きく真っ黒な瞳は全く動かず指を鼻に近づけても無反応。





でも瞳孔の大きさがずーっと変わらないと言ったらそうじゃなくふとした時にさらに大きくなる。





完全に失明したわけじゃないのかも。光は少し拾っているのかも。





チャラちゃんも明るい場所では少し瞳孔が小さくなっていたし。












2019.4.27未明。高台のグーグー定位置を床に設置。こちらを見ているようで見ていない。
2019:4:27失明判明直後その2












見えなくなったからと言って家の中の配置は何も変えちゃいけないと思いました。




グーグーが慣れ親しんだ場所はそのままにしておこうと。




動物はヒトと違って普段から視覚だけに頼って生きていない。




優れた聴覚、触覚、臭覚はヒトのそれらの何倍も優れている。




実際、グーグーが家を徘徊中モノにぶつかったのは給水器に足を入れてしまった時だけ。




それ以外は私たちがぶつかると思ってもギリギリのところでスーッと回避したり




何の迷いもなく各部屋に入ったりとその適応力の早さには驚きました。




でも流石に失明判明直後は高台にあるグーグー定位置のクッションを床に下ろしました。




私たちが見てない間に足を踏み外してケガでもしたらグーグーのプライドはもうズタズタになると思ったから。




しかし床に置いたクッションに渋々座るグーグーは困惑している表情だったので即元の位置の高台へ戻しました。




その後、満足げに足を踏み外す事なく上がって行くグーグーの姿を見て改めて動物って凄いなぁと尊敬。











2019.4.24(水) お得意のカーテンガジガジ。先週唯一絶好調だった日。
2019:4:24カーテンガジガジ












「失明」と文字に起こすとショッキングですが、意外にも私はそれほどショックは受けませんでした。





先にチャラちゃんの歩行を見てた事と、何より失明自体は死に直結しないから。そしてヒトほど生活に支障がないから。





夜間診療の次の日の朝、先生からその後のグーグーの様子を心配してお電話を頂きました。





鎮痛剤の効果があった事と失明の話をすると、先生も全く同じ事をおっしゃっていました。





「失明は生命の危機に直結しない、家の配置はそのままで」と。












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  1. 2019/04/29(月) 23:15:43|
  2. グーグー腎不全闘病記
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真夜中の徘徊。















今回の症状はもう対症療法すらないかも。このまま終わってしまうのか。





とうとうグーグーが意識朦朧で徘徊し始めました。金曜日夜中2時から1時間くらいの事です。





グーグーがグーグーじゃなくなっていく....。










家中の端から端までフラつきながらもゆっくり歩き、途中4ヶ所あるトイレにいちいち入る。出入りするのもやっと。





1時間で計10回は入っていました。でも何も出ない。





最初は膀胱炎かいよいよ排尿量が減ってきたのかと心配しましたがオシッコは





10回中1回は出ていた事が分かりまだ残された腎臓は動いているんだとちょっと安心。





じゃあひたすら歩き続けるこの現象は何なのか。











調べてみると症状的に「徘徊」が当てはまる。とうとう神経系に毒素が回ってしまった可能性大。





やっぱり先日のてんかん発作も毒素が原因だったのかも。





でもまだ合点が行かない。飼い主だからそう思いたいのか飼い主だからこそ何かが違うと分かるのか。





もしかしたら左尿管にいよいよ痛みが出てきたのかも。





これまで体調が急降下した3回とは明らかに顔付きが違う。痛みを感じている様な険しい顔付き。















2019.4.21 てんかん発作が起きる数時間前。久しぶりのグーグーらしい表情。
2019:4:21 給水器の箱にご満悦

2019:4:21 給水器の箱にご満悦その2














木曜日は週に一回の通院日でした。





診察内容は、血液検査、造血ホルモン剤注射、経鼻カテーテル再装着。










今週4/22(月)朝4時半ごろ、私の枕元で2回目のてんかん発作。





1回目は4/17のほぼ同時刻でした。発作の長さ(20秒ほど)も発作後の症状も同じ。





2回目の発作で経鼻カテーテルの固定箇所が何かの拍子に取れ、ぶら〜んとした状態に。





しかしチューブ自体はまだ鼻の中には入っていました。












その後、同日午後1時過ぎに軽い発作。朝の発作の後遺症から立ち直りかけた時でした。





この時、私は外出する準備をしていたので発作は確認出来なかったけど





廊下にいるグーグーに「行ってきます」を言おうと顔を覗き込むと明らかに様子がおかしい。





どこか遠くを見て焦点が合わないし、襟巻きが濡れている。恐らく軽い発作が起きていたんだと判断。





その後正気を取り戻すと左手でグリグリ顔を洗う可愛らしい姿が。





同時に取れかけているチューブにその左手が引っかかりそのままスーッと鼻の穴から抜けて行く様を見て





慌ててグーグーの側に駆けつけたけど本ニャンはビックリした表情を見せるだけで気持ち悪さはないご様子。





それでもチューブは完全には外れる事なく最後に一つだけ残った装着箇所にぶら下がっていました。





外れかけたチューブは首輪に取り付けた手作りポッケに丸めて挿入。













2019.4.22 同日2回目の発作1時間後。まだ少しボーッとしている。カテーテルはこの後抜けました。
2019:4:22本日2回目の発作直後













この発作後、腰を抜かしたような歩き方をするようになりました。





直ぐにカテーテルを再装着してもらいに病院へ行こうと思ったのですが腰抜かし状態が治ってから行く事に。





腰抜かし状態は2日くらいかけてゆっくり改善され、通院前日の水曜日には元気一杯になりましたが





次の日の通院日にはまた下降気味に。











鼻からチューブが抜けていく最中「こんなモノが入ってたのね!」と驚きの表情だったグーグー。





その後はチューブが付いていた左側の頰を洗ったり、首の左側をガリガリ気持ち良さそうに掻く





グーグーの姿を久しぶりに見て経鼻カテーテルはもう止めようかなぁと悩みました。





しかしカテーテルは飼い主的にとても助かる。確実に薬、流動食、水分を投入出来ます。





「今は食欲もあるし水もよく飲む。薬のセミントラに関してはダメ元で投薬していたし投入出来なくてもいっか。





次に食欲廃絶した時にカテーテル再装着しても遅くないかも」と、カテーテル無しで行けるとこまで行こうと





いう気持ちに傾きながらの今回の通院でした。















2019.4.25 木曜日通院直前。既に顔付きがおかしい。
2019:4:25 通院直前















木曜日の通院では、月曜日にてんかん発作が2回あった事と、その後2,3日カテーテル無しの生活があった事、





今回カテーテル再装着を悩んでいる事、調子がまた悪くなってきている事を先生に伝えました。











結局、カテーテルは悩んだ末再装着。今度は右側に付けてもらいました。





血液検査の結果は貧血が完璧に改善されていました‼️Sちゃんありがとー!





その代わり腎臓の数値はまた悪化。貧血改善のために輸液量を減らしたので想定していましたが





BUNはまた140オーバー。





先生と相談し、今度は輸液量を170mlから180mlに増やしてみましょうという事に。





200mlの時、しばらく絶好調だったけど最終的に大貧血&胸水に。170mlにすると腎臓の数値は悪化する。





180mlあたりでバランスが取れれば良いんだけど。













2019.4.25 通院前。グーグー定位置にごろちゃんが鎮座!怯まず果敢に挑むグーグー。
2019:4:25 Aの部屋にいるごろちゃんに挑む

2019:4:25 Aの部屋にいるごろちゃんに挑むその2















病院帰宅後は後ろ足に力が入らないようで歩き方がおぼつかなくなり、何より顔付きが険しくなりました。





後ろ足がフラフラで力無くグラグラしながら歩く。でも手はしっかりしている。顔は眉間にシワが寄っている感じ。





発作後の腰抜かし状態は前日までに治っていたのに....。





調子の良かった前日に比べると横になっている時間が増えたため食べる回数は半減したものの、





食欲はあるし水も飲む。排尿もある。少しだけど排便もある。



















そして日付変わって金曜日夜中2時からの徘徊。






夜0時ごろの輸液後には歩くのもやっとといった感じでご飯に目は行くものの食べない。






フラフラ歩いては立ち止まってボーッと宙を見る。












グーグーの定位置はコンテナを積み上げた高さ150cmくらいの高台にあります。






そこへは3つの段差を経てこれまでピョンピョンと軽快に登っていたのですがもう一段一段休みながらしか登れない。






むしろこんなにフラフラなのにまだ登れるんだと、まだ定位置を目指すんだと感心してしまいました。













2019.4.25 輸液前。定位置。新カテーテル装着。この後急激に体調が悪化し徘徊が始まる。
2019:4:25 輸液前。失明する数時間前




















昨日日中はさらに状態が悪化し、なんとか入ったトイレでウンチを少し出しホッとしたのも束の間





そのウンチの上に尻餅をついてしまいました。





ベランダに出たいのに後ろ足が上がらない。次第にフラフラ歩いている途中でパタンと倒れる事も。





定位置にも私のアシスト無しでは登れなくなりそんな自分にグーグーも困惑した表情。





つい48時間前まで元気に歩き回り、いつも通りベランダパトロールに行き、尿意があればすぐトイレに入る事が





出来たのにもうどれも一人では出来ない。











腎不全末期になるとどんな症状が出てどんな事が起き、どんな事が出来なくなるのかは





毎日たくさんのブログを拝見し覚悟していたつもりでした。





でもいざ自分の愛猫が目の前でそうなっていくのを見るのは全く違います。










徐々に出来なくなる事が増えていくのは見ていて辛いけど、今までと変わらない生活しようとする





グーグーの一途な姿を見ると逆にこちらが勇気付けられます。





グーグーが退院出来てもう一度一緒に暮らすチャンスを貰い、介護出来るのは幸せな事だと思っています。





そうやってグーグーを毎日アシストしているうちに、近い将来グーグーがいなくなる現実を





受け入れる覚悟も不思議と出来てきました。





きっと入院したままではあまりにも突然の事で覚悟する時間もなかった。その時間を貰えているような気がします。





その時間がこの2日間で一気に短くなった気がしました。












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  1. 2019/04/27(土) 23:11:43|
  2. グーグー腎不全闘病記
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グーグー通院。造血ホルモン剤と鉄剤。














今日は先週金曜日の輸血後初めての通院でした。





診察内容は、造血ホルモン剤と鉄剤の注射。恒例の摘便。





それと本日かばさん不在のため輸液をお願いしました。














2019.4.17 昨日お昼。
2019:4:17 発作後8時間














実は昨日朝4時半ごろ、てんかん発作を起こしたグーグー。





てんかん発作に関してはごろちゃんの方がキャリア8年の大ベテラン。グーグーは今回ニャン生初でした。





場所はかばさんのベッドの上。かばさんの両脚の間で寝ている時の事です。





グーグーは夜かばさんと一緒に寝ます。










まだリビングで起きていた私に「グーグーの様子がおかしい」と、言いながら起きて来たかばさん。





すぐにかばさんの部屋へ行くとベッド下でグーグーを支えているかばさんの後ろ姿が。





両手には力が入っているものの、後ろ足が脱力状態で立ち上がれないグーグー。





そのまま抱き上げひと先ず柔らかいベッドの上へ。





瞳孔は開き、ゴロゴロ言ってるようだけど息が上がって変なゴロゴロ音になっている。





話しかけても顔を近づけてもどこか一点を見つめ全くの無反応。ごろちゃんと同じです。





口元から泡混じりのヨダレが見えたのでティッシュで拭くと少し血が混ざっていました。口内をどこか怪我した様です。





後ろ足を見ると変な座り方なのでまだ復活はしていない模様。











発作中のグーグーの様子を私は見ていないので発作時の状況をかばさんに詳しく聞いてみた。





どうやら失禁以外はごろちゃんと全く同じ症状の発作だったらしい。グーグーは失禁はしていませんでした。





発作時間もごろちゃんと同じくらいで10秒から20秒ほど。





発作ポーズは横たわった状態のままで全力で走る姿。これもごろちゃんと同じ。





発作が終わってベッドから降りる時にパタンと横に倒れたようです。ここで私を呼びに来たかばさん。





かばさんも私もごろちゃんのおかげでてんかん発作には慣れており落ち着いた対応が出来たと思う。














2019.4.18 今日夜。通院後の夜ご飯。ごろちゃんに負けじとよく食べます。
2019:4:18 通院後のご飯



















グーグーの思いがけない発作の理由が知りたくてネットで調べてみると、腎不全極末期になると





毒素が神経系統まで達し痙攣を起こす事があると記載あり。





それを読んでちょっとショックだったけど、冷静に考えてみるとどうもしっくり来ない。





グーグーは現状そこまで毒素が体内に充満しているようには見えないしまだ極末期ではない。





ご飯も普通に食べるし寝たきりでもない。










先週末の輸血帰宅後、休めば良いのに体がラクになって嬉しいのか大はしゃぎしていたグーグー。





案の定その後丸一日は寝ている時間が長かった。





その後はというと輸血帰宅直後ほどのはしゃぎっぷりではないけれど、よく食べよく動き回った挙句





昨日の夜9時から0時くらいまでの3時間は寝返りさえも殆ど打たずご飯も食べずトイレにも行かず





深い眠りについてました。





起きた後すぐ輸液をし、その4時間後に起きた発作。多分ごろちゃんと同じように爆睡中の発作だと思う。





私は今回のグーグーの発作は尿毒症起因ではなく輸血後の疲れが原因の発作だったのではないかと思っています。














2019.4.18 夕食時に様子を見に来るのがルーティーン。ただ見るだけ。食事には興味を示さない。
2019:4:18 夕食時














本日通院での摘便は前回ほどパッサパサではないウンチでした。






脱水も殆どないとの事。






2本の注射時も声を出すほど元気。元気のない時は無反応です。






口内チェックでは貧血も改善されていると言われひと安心😌






輸血を機に輸液量を200ccから170ccにしましたがやっぱり200ccの時の方が元気でした。






それは先生も分かっていたようです。でもまた大貧血と胸水が怖いので今は170ccが適量との事。






今回の復活はドナー猫Sちゃんのおかげだという話になり、献血後のSちゃんの様子を先生から






聞く事が出来たのですが献血当日はやはりぐったりしていたそうです😩それを聞いて胸が痛くなりました。






Sちゃん本当にありがとねーーーーーー‼️













2019.4.18 先ほど。ごろちゃんに遮られ下に降りられないグーグー。ごろちゃんが退くのを静かに後方で待機。
2019:4:18 降りたいのにごろちゃんが邪魔で降りられない












先の記事で記載したセミントラ使用決定の際の先生の真意。





これも今日聞いてきました。











本来はステージ4になると投薬より輸液量の調整と療法食だけで維持していくようです。





要は投薬するにはステージが進んでしまっているという事。





これからのごろちゃんには効果が期待出来るけど(ごろちゃんはまだ投薬する程進行していない)グーグーには





効果が期待出来ないという事でした。





それでも服用する価値はあるのか伺うと、服用しても悪い事はない、これ以上尿蛋白値が上がらない





ための予防と高血圧の予防にはなるとの答えでした。ちなみにグーグーは貧血傾向ゆえ血圧は低いとの事。





脱水症状のあるコにはセミントラはかえって悪影響との情報もあるしセミントラのおかげで腎臓の数値が





長期間安定したとの情報もある。





悩みどころだけど今グーグーは脱水でもないので取り敢えずはしばらくの間使い続けてみようと思う。












ごろちゃんは気付いている。自分がグーグーの邪魔になっている事を。でも知らんぷり。ごろちゃんってそういうとこある。
2019:4:18 降りたいのにごろちゃんが邪魔で降りられないその2










今日もSちゃんに感謝しながら寝よう。









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  1. 2019/04/18(木) 20:24:24|
  2. グーグー腎不全闘病記
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体調上々。セミントラ開始。















先週金曜日にヒドイ貧血のため輸血を受けたグーグー。





夕方6時に病院へお迎えに上がった時は私の顔を見上げるなり「ニャッ!」と、元気よく挨拶してくれました。





久々に元気なハリのある声を聞いてビックリ😳





最近グーグーの元気な声を聞いていなかったなぁと、この時気付かされました。











本日夕方。ベランダパトロール中。日の光に当たっているとは言え毛艶が戻ってきた。
2019:4:16 元気になってベランダパトロールグーグー

2019:4:16 元気になってベランダパトロールグーグーその2













帰宅直後はキャリーから飛び出るや否や、軽い足取りでウロウロ。明らかに歩くスピードが違う。





毛艶も良くなっている。





カリカリも勢い良くガッツガッツ食べ出し、おかわりまで要求され病気罹患前のグーグーを思い出す。





ヒト(ネコ)が変わったように勢いが出たグーグー。





朝まで毛艶もパサパサ、グッタリして歩くのもやっとだったのに1回の輸血でこんなにも変わるものなのか。





これもドナー猫Sちゃんのおかげ‼️













今朝私の胸の上。「グーグーおはよー!」の私の声で今日もベッドに迎えに来てくれました。舌出しっ放しです。
2019:4:16 今朝胸の上












とは言え「2日間ほどは輸血の影響でグッタリしていると思いますよ」と、先生から言われていた通り、





その後グッタリし始めました。





「合併症が一番怖いので嘔吐が見られたら即連れて来て下さい」と、言われていたものの





その様子は今日まで見られていません。










その後、昨夜あたりから再び元気が出始め、カリカリにまたがっつき始め、動きが敏捷になり、好奇心が出始め、





滅多に食べないロイカナウェットを20gくらい食べてくれた時は心の中で大歓喜‼️











2019.4.15 昨日朝。ごろちゃんへのバースデーブレゼントのハンモックが最近のお気に入り。顔付きが戻りました。
2019:4:15朝。ハンモックグーグー












しかし輸血は先週打った造血ホルモン剤の効果が出始めるまでの繋ぎの対策です。






毎日170mlの輸液をしているため、またすぐに貧血になる可能性もある。






どうか造血ホルモン間に合っておくれ〜😣












輸血後のこの3日間は貧血中に食べられなかった分を取り戻すかのように勢いよくカリカリを食べ始めました。





ずっと3kgを切っていた体重も昨日3kgを超え、排便に限っては2カケラ位ずつだけど





自力で毎日出すようになりました❗️毎日です‼️





食べている量に対して出す量が極少だけど自分で毎日出せるようになったのはメッチャ嬉しい😂





退院後、ほぼ摘便でしか排便出来なかったのに輸血を境に出来るようになったのは謎。





これもSちゃんのおかげなのかな。ホントSちゃんありがとー!












2019.4.13夜。輸血の次の日。ビニール袋で遊ぶ。まだ顔付きは戻ってないけど好奇心は戻って来た。
2019:4:13 輸血1日後ビニール袋で遊ぶ












輸血は2時間くらいかけてゆっくり行われたそうです。





Sちゃんに何かお礼をと思っていたのですが、グーグーをお迎えに上がった時は既に





Sちゃんは帰宅した後で何も出来ませんでした。





安心したのはSちゃんは麻酔ナシで採血出来た事。おとなしい猫ちゃんなので全麻不要だったそうです。





本当に良かった😆全麻はリスクがあります。Sちゃんに何かあったらと思うともう....。





Sちゃんのお家の方角だけ先生に伺い、毎日そちらの方向へ拝んでいます👏🏻












2019.4.16 今日お昼過ぎ。
2019:4:16 元気になってベランダパトロールグーグーその3












輸血後、先生に前から疑問に思っていた事を聞いてみた。






「なぜグーグーにラプロスを試さないんですか?」






ラプロスは、東レが開発し2017年春に販売開始された猫慢性腎臓病治療薬です。



ラプロスとは?







ラプロスは一般的に慢性腎臓病ステージII〜Ⅲに有効なのは知っていましたがステージは指標の一つに過ぎない。





症状には個体差があり、ステージ毎の症状に全ての腎臓病の猫ちゃんが当てはまるとは限りません。





グーグーはステージⅣだけど、投薬しない根拠をステージ関係なく詳しく聞きたかったのです。





「う〜ん....ラプロスやセミントラは予防として試してみても良いかも」





それが先生のお答えでした。





予防❓ラプロスやセミントラはグーグーの進行具合を見ると時既に遅しと思っていた新薬。意外な答えでした。



セミントラとは?






「ステージⅣのグーグーちゃんにはセミントラにしましょう」と、先生はおっしゃった後、





セミントラを取って来て使用方法の説明をして下さいました。











セミントラ服用による予防とは腎臓悪化による高血圧の予防なのだそう。





その時はまぁまぁ納得して購入して帰りましたがなんだか腑に落ちない感じもある。





こちらが切り出してからのセミントラ投薬開始。





もし予防に効果的ならなぜもっと前に先生の方から提案してくれなかったのか。





先生への不信感とかではなく何か私に気を使っている....❓先生は優し過ぎるふしがあるからなぁ。














2019.4.12 ごろちゃんバースデープレゼント。ハンモックより箱に夢中。猫あるある。
2019:4:12 ごろちゃんバースデープレゼントのハンモックの箱












本当にセミントラは今のグーグーに有効なのだろうか。ネットで調べてみても色々意見がある。





やはりステージというより症状によっての使い分けが必要なのは確かなようだ。





もしかして私がラプロスの話を先生にした時「対症療法だけでなく腎臓に直接働きかける薬を試したい」





と言う意味で先生は受け取ってしまったのかも。





私の真意はそうではなく、ただ単に新薬を試さないワケを先生の口からハッキリ聞きたかっただけなのだ。












2019.4.12 ごろちゃんバースデー。
2019:4:12 バースデーごろちゃん













私たち飼い主の治療方針は下記3つ。








回復の見込みがない延命措置はしない。




グーグーが嫌がる治療はしない。




医療費が理由で治療を断念しない。










いつもグーグーのQOLを一番に考えています。その点は先生とガッツリ意見が一致しています。




QOLを維持するための治療をした結果、ストレスが軽減され寿命が伸びる可能性だってある。




この治療方針はごろちゃんに対しても同じです。










今週木曜日にまたかばさん不在のため輸液をお願いに通院します。




その時にセミントラ使用についてもう少し深く先生に突っ込んでみようかな。













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  1. 2019/04/16(火) 23:58:16|
  2. グーグー腎不全闘病記
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グーグー大貧血。













昨日の夕方の記事アップ直後、よろめきながら歩くグーグーの後ろ姿を見て即病院へ連れて行きました。





これは貧血だわ。もしかしたら体内に水も溜まっているかも...と、判断。









思った通り貧血との診断結果。





どの程度の貧血か確認するため、久々に血液検査を実施。





酷い貧血でした。即、造血ホルモン剤を注射したものの効果が出るまで日にちがかかる。





その時までの繋ぎとして緊急の輸血が必要となりました。





ドナー猫ちゃんが必要です。





条件としてはグーグーと同じ血液型。6歳くらいまでの体重がしっかりある元気で健康なコ。





ただ見つかったとしても飼い主さんが全身麻酔を承諾してくれるかどうか...。





明日まで見つからなければ最悪病院看板猫のタマちゃんにお願いするしかないそうです。





タマちゃんは猫エイズキャリアなので100%グーグーに感染してしまうけどそれでも今輸血しないよりマシなのだそう。





ごろちゃんはどうなのか聞いてみると、ごろちゃんも腎不全ですからと言われました。





そうだ、ごろちゃんも腎不全だった。丸々してるもんで時々忘れがち。














今朝10時半ごろ。貧血でかなりしんどそう。昨日から一日中ベッド下に籠るように。ただ目ヂカラはある!
2019:4:12 大貧血のためベッド下から出て来ないグーグー











輸血をお願いする時は先ず去勢避妊手術の予約を入れている猫ちゃんに声をかけるそうです。





でも今日は手術の予約が入っていませんでした...。





次は先生が病院の患者さんに電話してお願いし、承諾を頂けたら





今日午前中に連れて来て頂いてグーグーに合う血液かどうかを検査。





マッチしたら私に連絡が入って午前中にグーグーを病院へ連れて行き輸血開始。その間、ドナー猫ちゃんは全身麻酔。





その後夕方にグーグーを迎えに行くという流れです。












今朝10時半ごろ。ベッド下から姿を現さないグーグーが気になる。しきりにベッドルームを気にする。
2019:4:12 ベッド下のグーグーが木になるごろちゃん

2019:4:12 ベッド下のグーグーが木になるごろちゃんその2













「閉院後から思い当たる猫さんに連絡してみます。日本にいる猫ちゃんはA型が多く、グーグーちゃんのような





洋猫はB型が多いんです。でも大丈夫!きっと見つかりますよ!」と、おっしゃって下さった先生。











帰宅後30分くらいすると先生から電話がありました。





「承諾してくれた猫ちゃんいました!明日午前中に合うかどうか検査しますのでまたご連絡させて頂きますね!





明日午前中は待機しておいて下さい」





まだマッチするか分からないのに私も先生も声を弾ませて話しました。





もしかしたら先生はマッチする猫さんだとある程度判断していたのかも知れません。














今朝10時40分。ベランダの窓を開けるとベッド下から出てきました。でも途中で休憩です。
2019:4:12 ベランダパトロールのためにベッド下から出て来たグーグー

2019:4:12 ベランダパトロールのためにベッド下から出て来たグーグーその2

2019:4:12 ベランダパトロールのためにベッド下から出て来たグーグーその3












昨晩から今朝はいてもたってもいられなく、近くの公園在住の地域猫さん達に輸血のお願いをしに行こうかと思ったり。






病院からの連絡を待つ今日午前中はもっといてもたってもいられませんでした。






「飼い主さんが猫ちゃんを病院へ連れて行くのは早くても開院時間の朝9時。






それから検査して10時くらいに連絡あるのかな」と、勝手に妄想してみたものの10時半になっても連絡は来ず。






天気が良いのでベランダの窓を開けるとベッドルームから鈴の音が.....。















今朝10時50分。ベランダでグーグーを気遣う。
2019:4:12 グーグーを気遣うごろちゃん











途中休みながらも意外にしっかりした足取りでベッド下からやって来たグーグー。





ホントグーグーってどんなにしんどい時も最低限のルーティーンは守ります。





今朝も私の胸の上にお迎えに来てくれたし昨晩もかばさんを寝かし付けてました。





真面目な性格です。











私も一緒に3人でベランダパトロール。





ごろちゃんはグーグーを気遣っているように見えました。ホントにぃ〜?












今朝11時ごろ。結構ベランダでゆっくりしました。
2019:4:12 ベランダでゆっくりくつろぐグーグー











11時を過ぎ、やっぱりマッチしなかったのかなと思い始めた頃病院から電話が❗️






「グーグーちゃん輸血出来ます!午前中にいらして下さい」






もう泣きそうでした。否、泣きました。











病院へ着くと診察台にはキャリーに入った見るからに元気そうな猫ちゃんが。





優しいクリーム色した大きな猫ちゃん。





「Sちゃんです。4歳の元気な男のコです」と、先生が紹介してくれました。





「Sちゃんありがとう!!Sちゃんのおかげでグーグーの命が繋がります!本当にありがとう!」





と、全身全霊で感謝の意を述べるもニャーと返事してくれた後外の景色に夢中でした。





「大きいですね〜。何kgですか?」と、聞くとカルテを見ながら「6kgです」と、先生。





こんなに大きいのにごろちゃんの方がまだ大きいのか....。と、しばしの間ダンマリ。





「Sちゃんは濃い良い血を持ってるんですよ〜」と、先生がおっしゃっていました。










直接血液を提供してもらう時って相手の猫ちゃんに何かお礼をしてもいいものなのかな❓と、悩む。





人間界ではドナーとレシピエントって対面する事はないけど匿名でのサンクスレターは許されている。





気持ちとしては手紙と一緒にせめてオヤツくらいは渡したいんだけどな。動物界ではどうなんだろう...。





お礼について先生に聞いてみると不要との事。本当かなぁ。











Sちゃんと全麻のリスクがあるにも関わらず輸血に承諾して下さった飼い主さまに心から感謝申し上げます‼️





自分の猫に健康でいてもらう事は他の猫ちゃんを助ける事にも繋がるんだという事に今回気付きました。












今朝11時ごろ。やっぱり陽に当たると気持ちが良いようです。顔つきも柔らかくなっています。
2019:4:12 ベランダでゆっくりくつろぐグーグーその2












昨日の診察で他に胸水も確認されました。





昨日の時点では抜くほどの量ではなかったのですが、今日再度確認して増えていたら抜くとの事。





それと血液検査の腎臓の数値は前回よりだいぶ下がっていました。これは輸液量を増やしたためです。





でも輸液量を増やしたが故の今回の大貧血になってしまいました。胸水もしかり。





ここら辺が難しいところです。





輸液量を増やしてから見違えるように元気になりました。と、同時に血液が薄まって貧血にもなっていたのです。





今後どう対処していくか今日先生と相談です。









では、グーグーをお迎えに行ってきます‼️











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  1. 2019/04/12(金) 15:58:00|
  2. グーグー腎不全闘病記
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グーグー通院。2019/4/3。

















昨日グーグーを朝イチバンで病院へお連れしました。






その前夜の輸液直後、夜中0時過ぎから3時前まで約3時間休む事なく家中のトイレを行ったり来たり。






恒例の便秘です。






いつもの便秘と違うのはお尻の穴周りに腫れが見られた事。






その日の日中にウンチ2粒が出て喜んでいたのですがその後は全く出る気配ナシ。






トイレの中で力むグーグーにかばさんと「グーグー頑張れ頑張れ」と、小声でエールを送るも叶わず。






そんなグーグーを見てられなくなり、2時頃かばさんがコンビニへオリーブオイルを買いにダッシュ。












2019.4.3 朝、寝ているかばさんの胸の上に乗ってなぜかキリッとした表情。あの激しい便意は何処へ。
2019:4:3 朝のばやんを起こすグーグー














以前先生から「オリーブオイルをお尻穴周りに塗ってあげるとウンチが出やすいですよ」と、伝授されました。






しかしフツウのオリーブオイルは先日切らしたばかり。






キッチンを探してもレモン、バジル、トリュフ、ガーリック風味のオリーブオイルしかなく






そんなの塗ったらお尻がヒリヒリしそうって事で急遽コンビニへ調達しに。






近所の救急病院は23時半までで、一番近くても箕面。






結局オリーブオイル作戦も上手くいかず箕面まで行こうかと悩んでいた所グーグーが落ち着き始めました。






それが夜中3時前。






かかりつけの病院が開く朝9時まであと6時間。そのまま朝まで落ち着いていてくれ〜と願う。






そしてその願い無事叶う。











2019.4.3 昨日夕方。すっきりした表情。
2019:4:3 スッキリした表情













この6時間がどれだけ長く感じた事か。






9時過ぎに診察。






昨晩からの便秘症状、特にお尻穴周りの腫れを先生に伝えると「腫れてませんよ」というお答え。






てっきり臭腺が腫れて破裂寸前だと思い込んでいた。あの腫れは何だったのか。夢❓






結局いつも通りの摘便作戦で対処。前回の摘便と同じくパサパサのウンチ。大量。






摘便中にどうしてもお尻周りの毛についてしまうウンチが本ニャンも気になる様子なので






今回お尻周りの毛を全て剃ってもらいました。













2019.4.3 私が目覚めた時の最初の景色。近いわ。
2019:4:3 朝私が起きた時のグーグー













グーグーが6日ぶりに自らご飯を食べて今回最初の通院だったので、本当は開口一番





その事を先生方に報告したかったんだけどついでの話みたいになってしまいました。





それでもみんなで目を丸くして大喜びして下さいました😊














今後は血液検査の頻度を減らす事になりました。






グーグーがストレスを感じる症状が出たらその都度それを取り除いていく事をメインとした治療。






極端に言うと、数値が悪くてもグーグーが生活にストレスを感じていなかったらそれが一番じゃないか❗️️と言う事。






その類の話は以前それとなく私の方から先生に一度言った事はありました。






その時は明るく「うんうんそうですね」と、先生も異議なしと言う感じのお返事でした。






でも今回は先生の方からのご提案。と言うより緩和ケアや終末期ケア、少し前で言うホスピスケアを






提案された印象でした。






確かに腎不全末期なんだろうけど、先に提案したのは私たちの方だけど、先生の方からハッキリそう言われると






ちょっと落ち込みました。






が、結局は緩和ケアのおかげで寿命が延びるかも知れない。今はそう思っています。











2019.4.4 先ほど。
2019:4:4食後グーグー





















先週土曜日夜に唐突にカリカリを食べ始めたグーグー。






それまではカテーテルからリキッドで栄養補給してきましたが、今は減らしています。






本当は今はまだリキッドもしっかり補給した方が良さそうなのですが補給するタイミングと量が難しい。






これまで通り2,3時間置きにリキッド30mlを補給すると軽く餌付くようになりました。






事前に食べたカリカリをまだ消化し切れてないうちにリキッドを注入しているのではと感じ、






今はグーグーの様子を見ながらのリキッド注入。せいぜい60ml/日が限度です。先週までは180ml入れてました。






リキッドの量が減ったせいか、大量のウンチが出たせいか昨日から体重がまた3kgを切ってしまいました。






でも今はグーグーがご機嫌で過ごしているのであまり気にしないようにしています。






次の通院予定は1週間後です。










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  1. 2019/04/04(木) 23:29:47|
  2. グーグー腎不全闘病記
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ご来訪。















昨日、チャラちゃんの飼い主さん夫妻がGGに会いに来て下さいました‼️








チャラちゃん記事。










グーグーの闘病を知って、グーグーに会いたい(もちろんごろちゃんにも)❗️と、ご連絡頂き






2週間前に昨日の来訪を決めていました。






しかしこの一週間で体調がどんどん悪化していったグーグー。






もしこのまま体調が戻らなくても、グーグーがどんな姿だろうとお二人には会ってもらいたいと思っていました。






この一週間グーグーの体調が悪くなっている事はこのブログで知って下さっていたようで






今回の来訪も気を遣って下さっている様子が伺えました。












2019.3.31 チャラちゃんご夫妻と。堂々と輪の中心に鎮座するGG。
2019:3:31 三好夫妻グーグーに会いに来訪














お二人はチャラちゃんを看取った経験がおありなので病床の猫ちゃんの姿には耐性があるだろうと思った事と






何より私たちがお二人には是非グーグーに会ってもらいたいと思っていたので






日にちの変更は全く考えていませんでした。











そんな時のグーグー感動の大復活‼️お二人来訪前夜の事でした。






この一週間私の部屋に籠って滅多に姿を見せなかったグーグーが昨日は結構な頻度で姿を現し、






お二人に撫でてもらう姿も何度か見られました❗️











2019.3.31 朝の挨拶代わりに胸の上に乗ってくるのがグーグーの習慣。この一週間も一度も欠かさなかった。
2019:3:31 朝起きた時の胸の上のグーグー











今日も徐々に良くなってます。






食欲は症状悪化前のまだ60%くらいですがそれとは別にリキッドを注入しているのでその影響もあるのかなと。






昨日はまだ後ろ足に力が入らない感じで歩いていたけど今日はしっかりしています。












退院後の第一回復活劇はある時突然カリカリを食べ始め、そこから時間毎にグングン良くなったのですが






今回は緩やかな復活劇のようです。今は焦らずゆっくりと見守っています。




















2019.3.31 輸液中。かばさん撮影。手作り保定袋が大活躍。
2019:3:31 輸液中













チャラちゃんは22歳で旅立った猫ちゃんですが、14歳の時に腎不全が判明したそうです。






その後、輸液ナシの食事療法だけで(サプリは使用していた模様)最期まで過ごせたと聞いて驚きました。8年間です。






当時の腎臓数値は覚えてらっしゃらなかったけどきっと早期発見のまま最期まで数値が安定し続けたのでしょうね。






腎不全で最期を迎えたわけではなかったようです。






お話を伺うと、チャラちゃんは完璧に寿命を全うしたんだと感じました。












2019.3.31 今は体力もないので大人しくしています。
2019:3:31 輸液中その2













とうとう昨晩グーグーの体重が3kgを超えました‼️






輸液前の測定なので前日の輸液分の影響はないだろうけど、もしかしたら2時間前に注入した






未消化のリキッド分が影響しているかも。






とは言えその量30mlを差し引いたとしても増加はしてると思う❗️






ここ数日は減る一方だったのでちょっとでも増加してくれると嬉し過ぎます😆











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  1. 2019/04/01(月) 18:17:23|
  2. グーグー腎不全闘病記
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グーグー復活の兆し!!通院 2019/3/30。

















本日夜あたりからようやくグーグー復活の兆しが見られました‼️







今日夜9時ごろに6日ぶりに自らカリカリを食べました‼️しかも結構ながっつき様❗️










2019.3.30 21時ごろ。久々に見るグーグーがご飯を食べる姿。泣きそう。

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ご飯に見向きもしなくなってから今日で6日目。






木曜日に経鼻カテーテルを装着し、148ml/日を目標にかばさんと手分けしてリキッドを与えて続け3日目。






今日未明からグーグーの様子がちょっと違うなと思っておりました。






みんながすっかり寝静まった後(私は寝たふり)私の横で寝ていたグーグーがベッドから降りて






家中のパトロールを始めたのです。私はその様子をリビング設置のIPカメラを通して






ドキドキしながら見ておりました😆






この3日間、私のベッドの上かベッド下でだるそうに目を細めながら横になっていたグーグー。






それでもトイレとお水を飲む時だけはしっかりとした足取りで歩いていました。













2019.3.29 輸液直後。
2019:3:29 輸液直後グーグー












本日夕方の通院帰宅後、私は母と電話中でした。






母はグーグーに会いたいと以前から言っていたのでその日程の相談と、グーグーの近況を伝え、






自分からご飯食べられるようになれば復活するよね、と話していたまさにその時❗️






グーグーがトコトコやってきてごろちゃんのカリカリの入ったお皿をクンクンし始めたのです😳






それを見て電話片手に急いでグーグーのお皿を用意し、グーグーの一番好きなカリカリを入れると






なんの迷いもなくガツガツを食べ始めたのです‼️






その一部始終を私と一緒に見ていたごろちゃんも同時にガツガツ食べ始めたのは謎ですが。






「ちょっと待って!今グーグーがカリカリ食べ始めた!!」と、電話越しに母に言うと、






母も「え!本当に?!わぁ!良かった、良かった!泣きそう〜」と、大喜び。






それを皮切りに何回かカリカリを食べにベッドルームから出て来る姿が😆











2019.3.29 チューブから栄養補給中。仔ライオンも興味津々。
2109:3:29 経鼻カテーテル中のグーグー













今日の通院では今のグーグーの状態を見て血液検査はしませんでした。






その代わりお尻や尻尾、お腹付近の匂いの元をトリマーさんに探って頂きました。






実は先週火曜日の摘便後、グーグーから激しいウンチ臭がしていました。






摘便時に拭き損なったウンチがどこかにつきっぱなしなのか....。






本ニャンも気になる様子でしんどいのに必死で毛づくろいしようとしている姿を見て






尻尾やらお尻周りを一通り拭いてみたのですが完全には取れない。






思い切ってかばさんがシャンプーしてみたのですがまだ匂う。






結局患部がどこか分からず木曜日のカテーテル装着時にトリマーさんに尻尾をキレイにしてもらったのですが






その後まだどこからか匂う。アンモニア臭ではなくウンチ臭。






と言う事で再度トリマーさんにくまなく匂いの元をチェックしてもらう目的もあっての今日の通院でした。






お腹にカピカピになったオシッコっぽいものが付いていたのでそれはキレイにしてくれたそうなのですが






結局ウンチ臭の元は不明のまま。まだ匂うような匂わないような....。












2019.3.29 チューブにシリンジを差し込んでリキッドを注入します。
2109:3:29 経鼻カテーテル中のグーグーその2












今日の通院では、これまでの輸液量とリキッドの量を増やしましょうという事になりました。






輸液は毎日125ccから200ccに。取り敢えず4日間。






リキッドは148mlから180mlに。











先週火曜日に一度だけ病院で200ccを輸液した事がありました。






その日の晩はだるそうだったけど、その200ccがオシッコで出始めた時から急激に元気になったグーグー。






その話を先日先生に話した時に、もしかしたら125ccでは足りないのかもと感じたそうです。






実は私もそう感じていました。






この2,3日で脱水状態が酷くなった(輸液時に引っ張った皮膚が戻らなくなった)事も






今回の輸液量増量の理由になりました。






そして体重が減ってきたのは食べないからだけではなく脱水も起因してる可能性があると判断。






これで脱水が改善されたとしても今の体重3kgを目安としたリキッドの量148ml/日では体重は戻らないので






急性腎不全罹患前の体重4kgを目安とした180ml/日に増量する事に。






しばらくはこの2つの作戦で行ってみましょうという事になったけど、






病院から帰宅後後、カリカリを食べ始めたグーグー。作戦変更となるか。






明日、病院に電話して相談してみよう。













2019.3.30 ご飯を催促する。
2019:3:31 ご飯を催促するグーグー












昨晩ベッドに入る前にグーグーにたくさん話をしました。





グーグーは私の目をじーっと見つめながら、たまにゆっくり瞬きしながら私の話を理解しているように見えました。





その想いが通じたかのような今回の復活劇。グーグーの生命力にまた感服です。












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  1. 2019/03/30(土) 22:36:04|
  2. グーグー腎不全闘病記
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経鼻カテーテル装着。














今日、いよいよ経鼻カテーテルを装着したグーグー。






もうこの4日間全くカリカリは食べようとせずご飯は毎日のリキッド10mlの強制給餌だけ。






それももう限界。






体力のないグーグーが全力で嫌がるのを押さえつけてまで給餌するのはもうムリです。






体重もとうとう昨晩3kgを切ってしまいました。2.895kg。













2019.3.28 本日夕方。カテーテル装着前。私のベッドで英気を養う。
2019:3:28 ベッドで英気を養うグーグー











一昨日、先生から経鼻カテーテルと食道カテーテルを提案されました。






その時は躊躇して即答出来なかったのですが、帰宅後、その方法や定義、実際に装着している飼い主さんの






感想などを拝見するとカテーテルの印象がガラリと変わりました。











見た目は痛々しいですが、本ニャンは意外と気にならないご様子。





局所麻酔であっという間に装着出来ました。10分くらい。





チューブは鼻から食道に挿入されています。





ヒゲの根元は敏感なのでそこを避けて皮膚に縫い付けられているのですが装着後も痛がる様子ナシ。





帰宅後も素知らぬ顔でお皿からお水を飲んでいました。













カテーテルは本ニャンの意思とは関係なくシリンジからチューブを通して流動食やお水を与えられます。





口こそ使わないものの確実に体内に必要な量の栄養を届けられます。





グーグーに注入するのはロイカナの腎臓サポートリキッド。148ml/日が目安。





これで体力回復してもらい、自ら食べられるようになるのを待つ。食べられるようになったら撤去です。












2019.3.28 経鼻カテーテル装着。なんでも似合うね!
2019:3:28 経鼻カテーテル装着




SFっぽい。
2019:3:28 経鼻カテーテル装着その2












実際の使用感はというと........もう、もう、もうめっちゃラク‼️





グーグーも私たちもストレスレーーーース✨この4日間はなんだったんだって感じです😌





デメリットはグーグーが気になって取ってしまわないかという事と、水分過剰摂取の2点。





取ってしまわないように一応エリザベスカラーは用意していますが、なるべく外しておいてあげたい。





まだチューブの存在に気付いてない感じなのでそれまでは私が出かける時だけカラーを装着する事に。





水分に関しては肺水腫や胸水に気を付けないと。リキッドで水分が充分取れちゃうので。














私たちが経鼻カテーテルを決断した理由はいくつかあります。





グーグーにハッキリとした意識がある事、好奇心がある事、フラつく事なくしっかりと歩ける事、





高い場所(50cmくらい)にピョンと上がれる体力がまだある事、トイレを自分で出来る事、





お水をお皿から自分で飲める事、ごろちゃんがカリカリにがっつくのをじーっと見続けていた事などです。





ほとんど食べてない4日間でさえ回数こそ減ったもののこれらの事をさらっとやってのけていました。





そう思うと、餓死させるのだけは絶対にダメだと強く思い経鼻カテーテル装着に踏み切りました。












2019.3.26 病院在住のタマちゃん。元ボスネコの保護ネコさんです。
2019:3:26 サメの帽子タマちゃん











見た目で栄養カテーテルを躊躇している飼い主さん、ただの延命措置なんじゃないかと思っている飼い主さん、





今貴方のそばにいる闘病中の猫ちゃんやワンちゃん、うさぎさん etc の状態を





もう一度しっかり見てあげて下さい。体力さえつけばQOLが上がると感じるのなら





栄養チューブはする価値があると思います。












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  1. 2019/03/28(木) 23:35:32|
  2. グーグー腎不全闘病記
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グーグー頑張れ!!














先週土曜日朝あたりから急激に状態が悪化し始めたグーグー。






今日もかばさん不在のため輸液をしに病院へお連れして来ました。






日曜日夜の少しのカリカリを最後に食欲も全く無くなっています。






日曜日と月曜日はトイレとお水以外はグーグーハウスから出てくる事もなくずーっと寝ていました。






昨日まではキッチンへピョンピョンと上がって蛇口から水を飲んでいましたが今日は一度も見ていません。






それでも今朝「グーグーおはよー!」と、ベッドの中から叫ぶとベッドの上までお迎えにやって来てくれました。












2019.3.26 先ほど。頑張れ!!
2019:3:26 グーグー具合悪化
















食べない日が続くと今度は肝臓も悪くしてしまうので昨晩かばさんが強制給餌しました。






2週間ほど前から薬を混ぜた強制給餌を全力で嫌がるようになったので






輸液に薬を混ぜてもらう作戦に切り替えたばかりなのに、結局は強制給餌する事になるのかと悩んだ末の苦渋の決断。






グーグーが全力で嫌がったら即中止という作戦で給餌。5mlくらい飲んでくれました。











2019.3.26 先ほど。たまにハウスから出てきて気分転換。
2019:3:26 グーグー具合悪化その2













今日病院では輸液と強制給餌、摘便をして頂きました。





輸液は200cc。





まだ増量する余地があると先生が判断し、毎日の125ccを今日だけ増やしました。





強制給餌は25mlほど飲んでくれたようです。





意表を突いた給餌だったのでグーグーからしたら嫌がる余地がなかったのかも。





それでも最後の方は全力で嫌がったので速やかに断念。





摘便はパッサパサの便が大量に出てきました。





これまでの数回の摘便では比較的健康的な便だったのでやはり脱水が進んでいるようです。











2019.3.26 今日通院前。毎日の輸液前体重測定。
2019:3:26 病院での輸液前の体重測定










もう体重も3kgを切ろうかというところまで来てしまいました。






つい先週まで3.3kgはあったのに....。











それでも診察台から力強くジャンプしてキャリーに自ら入ったり、目ヂカラがあったり





強制給餌の最後の方に全力でイヤイヤをしたりと「まだこれだけチカラがあるんですね」





と、先生は感心していました。





って事は、グーグーの今の状態だともっとグッタリしていてもおかしくないって事なんだなと。





私にとって腎不全末期の猫ちゃんはグーグーが初めてなのでそこは実際どうなのか分かりません。





が、以前腎不全の猫ちゃんのブログをいくつか拝見させて頂いた時、何個も山を乗り越えて持ち堪えた





猫ちゃんが結構いるのに驚きましたしとても励まされました。動物って凄いなと感動すら覚えました。





グーグーもその山を今乗り越えようと頑張ってます。





きっと乗り越えられると思う。





ここまで症状が悪化しているのに不思議と目ヂカラだけは変わらない。





グーグーが乗り越えられると私が思う根拠はこの目ヂカラです。











2019.3.26 先ほど。山を乗り越えようとしています。
2019:3:26 グーグー具合悪化その3











この山を乗り越えるためにはやはり食べてもらわなくては❗️





強制給餌しよう。5mlずつでも一日10回で50mlになる。










今日先生から一つ提案がありました。





食欲が出るまで鼻カテーテルや食道カテーテルで栄養を摂る方法。





最初聞いた時は正直そこまでして....と、思ってしまったけど今は積極的に考えてます。





強制給餌よりグーグーにとってはストレスが少なそうだし。





ちなみに鼻カテーテルは局所麻酔、食道カテーテルは全麻ですが5分か10分で終わるとの事。





明日グーグーの食欲が戻らなかったら、かばさん帰宅後相談して決めようと思う。











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  1. 2019/03/26(火) 23:05:18|
  2. グーグー腎不全闘病記
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グーグー通院。2019/3/17 と 3/23。















先週日曜日と昨日は週一回のグーグー通院日でした。







血液検査の結果はどちらも良くありませんでした😔







昨日の結果ではとうとうBUNが測定不可能値(140オーバー)まで上昇している事が判明。












2019.3.16 ご飯を待つお二人。
2019:3:16 ご飯を待つGG













4日ほど前からグーグーのアンモニア臭が気になり始めたと同時に毛艶の悪さも目立ち始めました。






猫は体調の良し悪しが露骨に毛艶に出ます。






それまではグーグーのアンモニア臭の嗅ぎ分けに自信がなかったけど






今回は混じり気なしの匂いだったのでハッキリと分かりました。






昨日は病院へ行く夕方まで横になっている事が多かったグーグー。






今回の検査結果も悪いんだろうなと思いながらグーグーの様子を見ていました。












一昨日までは食欲もありご機嫌の毎日を過ごしていました。






実は先週の数値結果も悪かったんだけど、一番心配していた便秘もだいぶ解消され、体重の激減もなく






グーグーのQOLには数値悪化は影響ナシといった感じでした。






そんなグーグーも今回のようにここまで悪化すると流石にしんどいようでした。













2019.3.17 雨上がりの中、張り切ってベランダパトロール。
2019:3:17 ベランダパトロールグーグー

2019:3:17 ベランダパトロールグーグーその2

2019:3:17 ベランダパトロールグーグーその3












これまで輸液は毎日100cc、投薬は胃薬と鉄剤の細粒を流動食に混ぜてシリンジで与えてました。





それが今週から輸液は毎日125ccに増量。しかも胃薬入りの輸液です❗️





鉄剤に至っては2~3週間に一回の注射に変更❗️





輸液量が増えた分、少しグーグーにじっとしてもらう時間が増えたけど経口薬が不要となりました‼️





これはグーグーにとっても私たちにとってもストレスレス‼️










2019.3.17 かばさんの仕事の手伝いをしようとする心優しいグーグー。
2019:3:17 のばやんの仕事をチェックするグーグー














実は先週あたりから経口投薬がもう限界になってきていました。





グーグーにとっても私たちにとっても。









流動食は粉薬を混ぜて一緒に飲ませるためだけなので量は10ml、多くても20ml。





それをかばさんが毎日与えてきたのですが2週間前あたりからなぜか突然嫌がるようになりました。





そこからイヤイヤがどんどん激しくなり、それでもお薬だからと頑張って飲ませていたかばさん。





少しずつ口内に流してもその最中に器用に口から吐き出すグーグー。





このままではまた貧血や吐き気、口内炎でグーグーのQOLが落ちてしまうと





先週の通院日に錠剤へ変更してもらいました。





元はと言えば、錠剤を見事に吐き出し続けた前例のあるグーグーだから粉薬にしたのに





これでまた錠剤がダメならもうお手上げ状態でした。









そしてそのお手上げ状態は初回早速やって来ました😞





今回もどれだけ喉元へ投入しても、さらにはピルガンを使用してもいとも簡単に吐き出してしまうのです....😔





これじゃあ投薬の意味がないと結局また以前のシリンジ投薬方法へ戻す事に。





シリンジだと流動食に混ぜるので少しは体内に入るのではという苦肉の策でした。





それでもグーグーは、一滴たりとも飲み込まない‼️絶対に❗️と言わんばかりに口周りと襟巻き、





そこら中を流動食でドロドロにしながら口に入る物は全て吐き出す事に全力で臨んでくる。





もう壮絶。凄過ぎ。そしてその強い意志に敬意を払う。









結局、投薬よりもグーグーのストレスを考え先週はほぼ投薬はしていません。





私はこの投薬イヤイヤ事件のグーグーの表情を見てある決心をしました。





「この先、グーグーの寿命を延ばす可能性の方法を見つけてもグーグーがイヤなら絶対に強制はしない。(輸液以外)





それよりも日々機嫌良く過ごしてもらうのを最優先に考える」









ちなみに今回の胃薬と鉄剤は直接グーグーの寿命に関わるものではありません。





あくまでグーグーのQOLを保つためのものでした。













2019.3.22 インターホンの音に反応。
2019:3:22 インターホンの音に反応











経口投薬はグーグーにとって一番大きなストレスになっていました。





それを先生に相談したところ、胃薬は輸液パックに注入して輸液でそのまま皮下から吸収させる。





鉄剤は毎週末の通院時2~3回に1回の注射薬で対処しましょうという事になりました。今週からスタートです。









下記、昨日までのグーグーの BUN・CRE・P(リン)のグラフです。






グーグー血液検査グラフ(BUN CRE P)001
P(リン)の正常値範囲は、2.6~6.0











もう全ての数値がMAXです。






それでも一昨日までこれまで通りご機嫌に過ごしていたグーグーに先生は驚いていました。










急性腎不全を引き起こした左腎臓を触診し「やっぱり硬くて小さくなっています」と、おっしゃった先生。






正直、突然のこの先生の言葉に、え❓今さら❓と、ちょっとビックリしました。






でもすぐその後「この左の腎臓が機能してくれれば好転するんですけどね...」と、先生が独り言のように呟いたのを






聞いた時、なんだか嬉しかったと言うかありがたい気持ちになりました。






まだ先生は左の腎臓を諦めていないんだなと。






私は左腎臓の機能回復はもうとっくに諦めてました。ただ左尿管にある結石は何かの拍子で取れてくれれば






いいなぁといつも思っています。そうすれば左腎臓に膿が溜まる可能性が減る。






今は結石による痛みはないけどもし痛みが出だしたら可哀想過ぎる。










退院直後に「左腎臓はもう機能していない可能性大」と、何度もおっしゃった先生が実はまだ諦めていない事を






知ってこの先生がかかりつけ医で本当に良かったと思いました。












2019.3.23 通院前。
2019:3:23 病院へ行く前











今日は少しだけ昨日より元気があるように思います。ほんの少しだけ。






ただ食欲がまた減ってきているので体重が少しずつ減ってきています。






最近はずーっと3.3kg前後だったのですが、今日は3.2kgになっていました。






今のグーグーにとって100g、50gの変動はかなり大きいです。前日より50g増えようものならかばさんと大喜びです☺️










2019.3.24 本日輸液前の体重測定。
2019:3:24 体重測定










とにかく今この数値を下げる方法は毎日の輸液しかないようです。





グーグー、一緒に頑張ろう❗️









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  1. 2019/03/24(日) 23:48:19|
  2. グーグー腎不全闘病記
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グーグー通院。2019/3/8。














グーグー直近の通院は先週金曜日の3/8でした。







退院後、グーグーの通院は毎週土曜日か日曜日が定例になっています。







通院では血液検査をし、その結果を見て今後の治療方針を決めたり日々の輸液量を調整したりします。














2019・3・9 日向ぼっこ。
2019:3:9 窓辺にひなたぼっこグーグー











それが今回なぜ金曜日になったのかと言うと、その日の晩はかばさんが不在だったから。






先週金曜日は輸液の日。






私一人での輸液は不安があったので、通院を前倒しして血液検査と一緒に病院で輸液もしてもらう作戦に。











実は前々回の通院日(2/24)、輸液量をそれまでの毎日100ccから一日置きの200ccへ変更してみました。






理由は3つ。






血液検査の数値が落ち着いた事、肺水腫の心配がなくなった事、毎日の輸液はグーグーのストレスになるという事。






それに伴い、次の通院も2/24から2週間後の週末にという事になりました。











という理由で、先週金曜日はその二日に一回の輸液デーになってしまっていたのです。












2019・3・9
2019:3:9 窓辺にひなたぼっこグーグーその2












二日に一回の輸液になった当初は確かにグーグーのストレスは減ったように思えましたが






だんだんと、もしかして毎日100ccの方が意外とストレスは最小限で済むんじゃないかと思うように🤔






と言うのは、最初の100cc注入くらいまでは比較的大人しいグーグー。






100ccを超えたあたりから全力のイヤイヤが始まります。そうなると針が抜けてしまう。






それを防ぐため、優しく話しかけたり、時には謝りながら押さえつけたり....。一人じゃムリです。






なによりイヤがるグーグーを抑え込むのは本当に辛い....😢






それなら毎日とはいえ、イヤイヤ前の100ccでパパッと終わらす方がストレスは少ないんじゃないかと。






それに100ccまでならかばさん不在でもなんとか一人で出来る。






そんな疑問を抱きながらなんとか一日置きの輸液を続けた2週間でした。














2019・3・9
2019:3:9 数値が悪化し顔つきが変わったグーグー













そして先週金曜日はその一日置きの輸液に変更して初めての血液検査。






・・・・・結果はかなり悪化していました😔入院当日と同じくらいまで数値が悪化😩











下記、血液検査結果の BUN・CRE・P(リン)の推移をグラフにしてみました。






図中のグリーン(CRE)とブルー(BUN)の点線は正常値範囲内の上限です。










グーグー血液検査グラフ(BUN CRE P)










Pも正常範囲(2.6〜6.0)を超えてしまいました。





体内に老廃物が溜まっている証拠です。





数値結果が入院当日と同じくらいなので、またあの時のように尿毒症になっているのかと先生に伺うと





今回は輸液をしていたのでそこまで酷くはなってないとのお答え。





ひとまず安心したもののよく考えたら、輸液をしていたにも関わらずこの数値は逆にヤバイのではと今になって思う。





ちなみに貧血の数値は正常値内の結果でした😌











この検査結果を見て先週末からまた毎日100ccの輸液に戻しました。





今週末の血液検査結果次第では毎日150ccもあり得るとの事。












2019・3・9 100cc輸液直後。背中の被毛がアルコールで濡れています。
2019:3:9 100cc輸液後














数値が悪い時のグーグーはちょっと顔つきが違う。





なんというか....目の周りと目ツキが違う。ヒトで言う目の下にクマが出来ている感じ。





やっぱりしんどいのかなと思い数値の悪い時のグーグーとそれ以外のグーグーを思い出してみる。





う〜ん.....どう考えても数値の悪い時の方がキャピキャピしていて活動的なのです。





何故なのか。空元気か❓
















2019・3・9 一緒にご飯。ご飯はよく食べてくれる。
2019:3:9 ご飯を食べるGG













グーグーの入院をきっかけに尿毒症のアンモニア臭には敏感になった私たち。





ヒマさえあればGGの匂いをチェック。












グーグーは退院後ずーっと独特の(病院臭と輸液の際のアルコール臭が混ざったような)匂いがする。






あの時のアンモニア臭とは少し違うような....。






もう退院してしばらく経つのにまだ病院臭がするのはおかしくないか❓と、疑問に思っていた。






調べてみると、腎不全にはやっぱり独特の匂いがあるようです。






体内に老廃物が溜まってしまうのが腎不全。グーグーから漂う匂いはその老廃物の匂いです。体全体から匂います。






かたやごろちゃんは同じ腎不全を患っているのに全く匂いません。無臭もしくはたまに埃っぽい匂いがするだけ。














2019・3・9
2019:3:9 陽に当たるごろちゃん















今回前倒しで通院した理由は血液検査と輸液以外にもう一つありました。





それはグーグーの便秘。便秘は腎不全の症状のひとつです。





今回の通院日までの1週間程まともなお通じがありませんでした。





一度だけヒトの小指の先くらいのサイズのウ○チをしましたが、とても硬くていかにも水分が足りていない感じ。











急性腎不全罹患後、グーグーはウ○チをする直前に盛大に嘔吐するようになりました。





気持ち悪くて吐いてしまうのか力み過ぎて吐いてしまうのか....。





特に先週は長い便秘のせいでかなりの量の嘔吐でした。なのに出たウ○チの量は小指の先だけ....😢





にも関わらずちょっとスッキリしたのか出た直後は目をキラキラさせてご機嫌でした。





それがもう可哀想で可哀想で....。





せっかくたくさん食べても吐いて、もしかしたらお薬まで吐いて頑張ったのに出た量はほんの少し。





退院して一ヶ月半、健康な排便は一度だけ。毎回吐きながら何日かに分けて硬いウ○チを数粒ずつ排出。





なので金曜日は先生に摘便をお願いして1週間分の便を可能な限り(8割くらい)出してもらいました。





出した便には血が混ざっていました。かなり力んでいたようです😢





もしかしたら今回数値が悪かったのは長い間体内に留まっていた便のせいもあるのかも。便は老廃物だし。













2019・3・12 ベランダパトロール。
2019:3:12 ベランダパトロールグーグー

2019:3:12 ベランダパトロールグーグーその2












グーグーのQOLを著しく下げてしまうのは貧血。





たちまち食欲が落ちます。食欲=生きる事。





今のところ貧血は投薬で安定しているので便秘をなんとかしてあげねば。









目下いろいろ試している最中です。





先週の摘便後、残った2割は少し吐きながらも二日後の日曜日に無事出ました。





その二日後の今週火曜日にはなんと全く吐かずに通常の量のそこそこ健康なウ○チが出ました‼️





もう泣きそうでした〜🥺





昨日の朝も少しだけ出していました❗️またもやノー嘔吐❗️





これはスッキリンかカリナール2のおかげだと思う。はたまたどっちもか。










スッキリンは嗜好性があってGG共々若かりし時から好んで舐めていたのを思い出し、10日ほど前から与えてました。





蜂蜜のような粘度のあるスッキリン。今の季節は硬くなって舐めにくそうにしていました。





最初のうちは喜んで舐めていたんだけど、先日、口の中に入れ損ねた塊がそのまま尻尾の上に落下。





必死の毛づくろいで取ろうとするも被毛に絡まってなかなか取れない。





それ以来スッキリンを見るとプイッとするようになってしまいました😔











カリナール2はパウダー状でカリカリにかけると意外と気付かれずに一緒に食べてくれました。





でもそれも最初の数回だけ。すぐに気付かれてしまいカリナール2の粉末が少しでもお皿に付いていると





そこにあるカリカリには一切口をつけなくなってしまいました😔しかもなんでも食べるごろちゃんまで....。









ちなみにスッキリンは腎臓に負担のかからない成分で作られています。先生に確認済み。





体内で吸収される事なくそのまま便と一緒に排出されるようです。












2019・3・9 高い場所から下々の世界を見下ろす。
2019:3:9 カウンターで見下ろすごろちゃん











今、グーグーの闘病生活で一番もどかしいのは試してみたい商品を色々買ってみても





最初から口にしてくれなかったり途中で食べなくなってしまう事。





どれも継続して服用しなければ効果が出ません。





色々工夫しながらやっていますが、グーグーがイヤがるのを強制的にはしたくない。でも少しでも長生きして欲しい。





闘病中の猫ちゃんの飼い主さんは日々このジレンマとの戦いだと思う。












2019・3・12 なにやら気合の入った表情。
2019:3:12 なにやら気合の入った表情












我が家ではグーグーのお口に合わなかったネフガードは全てごろちゃんが食べてくれています。





グーグーのお口に合わなかった療法食もごろちゃんは全て平らげます。





酵素入りのお水もガブガブ飲んでくれます。





スッキリンに頼らなくともほぼ毎日健康的なウ○チが出ています。





スッキリンもお代わりをせがんでくるくらい大好物。ピーピーになりそうであげないけど。





今のごろちゃんにとってはグーグーの棚ぼたみたいになっているけどこれらが功を成して出来るだけ長く





今の腎臓の状態が維持出来ればと思う。










次のグーグーの血液検査は17日の日曜日です。少しでも数値が下がってくれればいいな。









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  1. 2019/03/14(木) 23:21:20|
  2. グーグー腎不全闘病記
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通院。2019/2/17。















今月17日(日)は血液検査でした🏥









退院後、一時は3.5kg超えした体重もその後どんどん落ちグーグーを見る度に






昨日よりまた痩せたな・・・・と、目に見えて分かり悲しくなる日々😢






それに反して日毎アクティブになるグーグー。






不思議なのはご飯をガツガツ食べ始めた時期と痩せ始めた時期が同じだと言う事。今月14日から15日の事でした。











2.14 なんだか顔つきも明るくなりよく動く様になり始めた頃。
2019:2:14元気になり始めたグーグー












本当によく食べるようになり、むしろ入院前より(全盛期ほどではないが)食べているんじゃないかな。






色んな事に反応するし、体力もついてきたみたいなのにどんどん痩せていく。不思議でならない。






調べると、腎不全は必要な栄養分を摂取出来なくなり体外へ出てしまうと書いてあった。






ならばそれ以上に栄養を摂れば良いのだと強制給餌をしっかりする事に。










2.19 新調した爪とぎ。これくらいの高さもピョンと上がれるように。
2019:2:19新爪とぎ












急に元気になり出したので14日の通院時はキャリーから出てもらうのが大変でした。





イヤイヤするチカラが凄い。これには先生方もビックリ。





それまではチカラもなくグッタリでなすがままでした。





入院時より体重が減っているのに入院前と同じくらいパワフルなのはもしかして今がベスト体重なのか❓と





一瞬思ったりもした。








下記グーグーの体重推移。






4.1kg(2018.12末)→ 3.48kg(入院当日)→ 3.515kg(2/4退院5日後)→ (どんどん増加)→ 3.545kg(2/8)




3.525kg(2/10)→ 3.450kg(2/11)→ 3.245kg(2/15)→ (どんどん減少)→ 3.145kg(2/21)









もうごろちゃんの半分しかありません・・・・😞












2.20 平穏な寝顔です。
2019:2:20ぬいぐるみと一緒に寝るグーグー













こんな感じでガンガン体重が落ちていっている最中の先日の血液検査。





さぞかし数値は悪いのだろうと覚悟していました。が、しかし・・・。










BUN(正常値:17.6〜32.8): 101(2019/2/3) → 65.6(2/9)→ 57.4(2/17)



CRE(正常値:0.8〜1.6): 4.9(2019/2/3)→ 4.5(2/9)→ 4.6(2/17)



P(正常値:2.6〜6.0): 6.2(2019/2/3)→ 5.4(2/9)→ 4.7(2/17)











数値が良くなってるーーー‼️😆😆😆





クレアチニンは少し悪くなってるけど、先生曰く「CREはこれくらいの数値でこれからは推移していくと思います」と





おっしゃっていたしこんなもんなのでしょう。





リンも減ってる。





グーグーの気分を直接左右する貧血も赤血球、HGB、赤血球容積率全て上昇していました(まだまだ基準値以下だけど)‼️











2.20 ここ1週間で目が生き生きしてきました。
2019:2:20生き生きした目になったグーグー











グーグーが入院前のようにアクティブになったのは、貧血の改善と口内炎がマシになって食べられるように





なったからなのは確か。毛艶も良くなってるし。





これで体重がせめて3.5kg超えてくれたら言うことなしです。











退院後3.5kgオーバーの時までは背中からの輸液が割とラクに出来ました。





それが痩せてきてから針が安定しなくなってきた。背中に脂肪がなくなり骨と皮だけではぐらついてしまうのです。





ましてや痩せてきたと同時に元気が出てきたので輸液中動くようになってしまいました。





輸液はグーグーにとって命の綱です。












2.20 グーグーのゴツゴツした背中。
2019:2:20骨と皮の背中










そんな自宅輸液の話を先生としていると、先生が嬉しい提案をしてくれました。





「そろそろ二日に一回200ccの輸液でも良いと思います」









まさかそんな日が来るとは思っていなかったので嬉しビックリでした。





これまで毎日100cc入れてました。一度に200cc入れると肺に水が溜まる可能性があるから少ない量を





毎日という提案でしたが、もうその心配もないとの事。











2.20 突如見つめ合うふたり。
2019:2:20見つめ合う二人











もう毎日の輸液はグーグーのストレスになると思い始めたところでした。







早速一日置きの輸液を開始したのですが、結局はグーグーが暴れて初日100ccしか入れられず







不足分100ccをまた次の日に入れるという事になっております😔







イヤがるのを無理矢理するのは心が痛みます…。







でも輸液だけはちゃんとせねばと心を鬼にしていろんな輸液の方法を調べてみる。







試行錯誤しながら色々試している飼い主さんの努力を見ると勇気付けられます。







腎不全を患っている猫ちゃんのブログを拝見するとそのまま読みふけって気づけば号泣なんて事も最近増えました。












試してみようと思う方法を見つけました。






折を見てまた記事にしたいと思います。










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  1. 2019/02/21(木) 22:56:41|
  2. グーグー腎不全闘病記
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通院。2019/2/9と2/13。














今回は、2/9と2/13の通院内容の記事です。







退院後3回目と4回目の通院です。







通院記事は医療費記事と同じように記録として定期的にアップしていこうと思っています。











2019.2.7 退院後初の箱座り。9日かかりました。
2019:2:7退院後初の箱座り












2/9の主な診察は血液検査。






退院後しばらくは週に一回血液検査をしていきます。チェック項目は貧血と腎臓の数値。






下記、2/3(前回)→ 2/9 のその数値。







◉貧血



赤血球数(正常値/500〜1000):351323


ヘモグロビン(正常値/8〜15):6.15.3


ヘマトクリット値(24〜45):15.913.4







ヘマトクリット値が10を切るとヤバイそうです。輸血が必要なのだそう😩








◉腎臓



BUN(正常値/17.6〜32.8):10165.6


CRE(正常値/0.8〜1.6):4.94.5


P(リン)(正常値/2.6〜6.0):6.25.4








BUNがだいぶ下がりました❗️




15%以下の腎臓でよく頑張って働いてくれています❗️ガンバレ!グーグーの腎臓!




Pは体内の老廃物。いわゆるゴミです。正常値になっています❗️









腎臓の数値が下がったのはかなり嬉しかったんだけど貧血が....。




造血ホルモン剤を1クール(2日置きに1本×3回 計6本)投与して改善傾向だったものの、1週間経過でまた減少。




グーグー史上一番低い😞




鉄剤(プロラクトタブ)を一週間分処方してもらい、同時に造血ホルモンをもう1クール投与してみる事にしました。














2019.2.9 流動食タイム。かばさんとグーグーの息も合ってきました。
2019:2:9リキッド時間












2/12の主な診察内容は2クール目の造血ホルモン投与。








造血ホルモンは1〜2日置きに1本ずつ。お尻に計3回打ちます。





前回9日に1本打ったので今回は2本目。3本目は2/14を予定しています。









前日から、またちょっと痩せ始めたかな❓と、感じていたのですがやっぱり痩せてました😩





3.380kg。前日は3.450kg。前々日は3.525kg。これもまたグーグー史上最も軽い😞





ヒトから見ればたった0.145kgだけど、この小さな体の145gの変化は触るとすぐ分かります。












2019.2.9 頑張る二人を野次馬に来た通行人(猫)。
2019:2:9リキッド時間その2












2日前カリカリを食べた後、大きく口を開けながら左奥歯に挟まったカリカリを舌で取る様な仕草を2回見ました。





何だろうとかばさんと言っていたんだけど、今まで見た事がない仕草なのは確実。





先生に聞くと、口内炎という診断が。





腎不全が原因で胃酸の分泌が鈍り、口内炎になる事があるのだそう。





体重減少は口内炎で満足に食べられない事が原因でした。





胃が健康になれば口内炎も治るという事で今度は胃薬(ガスター)を処方してもらいました。





鉄剤と胃薬は細粒にしてもらい、流動食に混ぜて服用しています。











2019.2.11 下からのアングル。
2019:2:11下から見るGG












食べられないのなら、流動食を少し増やそうと言うことになりました。






60ml/日を目標。これまでは40ml与えてました。カリカリは一日せいぜい20粒くらいしか食べません。






ちなみにカリカリはロイカナ スペシャルとセレクションです。










腎臓悪化がここまで他の臓器に影響してくるとは思わなかった。






胃。腸(便秘)。血液。血圧にも注意しなくてはいけません。










本当は食事は自然な形だけで摂らせてあげたいというのが本音。






流動食メインというのは緊急時だけにしてあげたい。






胃薬が効いてきたら錠剤に切り替えて流動食は終わりにしたいけどどうなることやら。






胃薬の効果が出るのは2週間くらいかかるそうです。












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  1. 2019/02/13(水) 02:41:37|
  2. グーグー腎不全闘病記
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グーグーここまでの病状まとめ。













今回はグーグーの今の病状と今後の治療についてまとめておきたいと思います。






2019/1/24〜1/30までの入院、2019/2/1 と 2/3 の2回の通院で分かった事の備忘録です✏️










2019.1.29 病院在住の猫タマちゃん。元保護猫さんです。♂5歳くらい?
2109:1:29 ラポールのタマちゃん












◉1週間の入院で分かった事。







✳︎2018年11月末の血液検査の時点で慢性腎不全初期だった。この時点で腎臓機能は30%以下に低下。




✳︎2019年年明けには左尿管に結石が詰まっていた可能性。腎機能は右腎臓のみの15%。




✳︎急性腎不全。




✳︎尿毒症。




✳︎酷い貧血。入院中の静脈点滴で血液が薄まったため。




✳︎貧血のため全身麻酔のリスクが高く、結石を取る手術は断念。




✳︎左腎臓の萎縮を確認。結石を取ったとしてももう機能しない可能性大。末期の腎不全ステージⅣ。

一気にごろちゃんのステージIIを抜く。




✳︎左腎臓内に数個の結石を確認。




✳︎点滴による肺水腫に。利尿剤を使用し水分の排出を促す。但し利尿剤は腎臓に負担を掛けるとの事。











この時点でオペはせず自宅療法を選択。




一番の理由は酷い貧血。




仮に結石を排除したとしても左腎臓はもう機能しない事や




左腎臓内にすでに数個の結石が出来ているのでまた詰まる可能性もあるという事もその理由でした。









気がかりなのは、詰まった結石を放置する事によって腎臓に膿が出来てしまうという事。




これが今後のグーグーの寿命やQOLにどう影響するのか。











2019.1.29 診察台にて面会。肺水腫が判明。退院が一日延期に。
2019:1:29 退院延期












◉2019/2/1 通院で分かった事。







✳︎時々餌付くような仕草。食欲がないのは胃の調子が悪いため。




✳︎退院後2日間食べていない事から強制給餌開始。




✳︎造血ホルモンを打つ際初めて声をあげて唸る。ちゃんと反応があって先生方と安心する。




✳︎詰まった結石の痛みの有無を診断するも無い模様。




✳︎気がかりだった結石の放置による膿は貧血が改善されれば結石除去手術の可能性も。




✳︎結石が尿と一緒に排出される事もあるが石の形状や詰り具合が分からないので可能性は未知数。












2019.2.2夜。復調の兆しが出始めてきた頃。
2019:2:2夜。復調の兆しがで始めたグーグーjpg











◉2019/2/3 通院で分かった事。








✳︎造血ホルモンの効果で貧血は少しずつ改善傾向。




✳︎退院後初の血液検査。BUNの数値が悪化。




✳︎BUN悪化は入院中の静脈点滴から皮下輸液に切り替えた事が原因。




✳︎体内への水分吸収量と速さは、静脈点滴>皮下輸液。そのため過剰な水分摂取はグーグーの場合肺水腫になりやすい。




✳︎現状グーグーにとって一番苦しいのは肺水腫なのでBUN悪化は必要悪。




CREとBUNとは?




✳︎これからは血液検査の数値に一喜一憂せず、この日の数値を基準に100cc/日の皮下輸液で行きましょうという事に。




✳︎皮下輸液をもっと簡単にするため、外科的処置を必要とする他の方法を提示されるもグーグーのQOLを考えると
先生を含め私達も難色を示す。










この日はグーグーも回復傾向にあったため前回通院時よりも先生方と楽しく会話が出来ました☺️





これまでは現グーグーの状態ばかりの会話でしたが先の話が出たのはこの時が初めてでした。









入院時の直近の目標は退院する事、退院後の目標は今月26日のグーグーの誕生日を迎えられる事でしたが





今はその先を見る事が出来ます。





こうやってもう一度グーグーとごろちゃん4人で暮らせるチャンスを与えられて今は夢のようです✨













2019.2.1 グーグーの毎日の体重管理が重要になるため精密な数値の出るベビースケールを購入。
2019:2:1 ベビースケール到着











ここでグーグーの主要な血液検査数値を記録しておきます。主な4日分です。




左から2018/11/27 (痩せた事が気になって通院)→ 2019/1/24(入院日)→ 1/29(退院前日)→ 2/3(通院日)







腎臓数値




BUN:26.9(2018/11/27)→ 130.1(入院日) → 74.0(退院前日) → 101.1(通院日)



CRE:1.6 (2018/11/27) → 7.7(入院日) → 4.1 (退院前日) → 4.9(通院日)






貧血数値




赤血球:830(2018/11/27) → 579(入院日) → 345(退院前日) → 351(通院日)



ヘモグロビン:12.8(2018/11/27) → 9.4(入院日) → 5.6(退院前日) → 6.1(通院日)



ヘマトクリット値:37.4(2018/11/27) → 25.0 (入院日) → 15.3(退院前日) → 15.9(通院日)







退院後の体重




3.4kg(1/30 かばさんの体重計)→ 3.4kg(1/31 かばさんの体重計)→ 3.490kg(2/1精密体重計)→




3.435kg(2/2 精密体重計)→ 3.425kg(2/3 精密体重計)→ 3.515kg(2/4 精密体重計)→




3.520kg(2/5)→3.530kg(2/6)









2/3の夜から強制給餌に本腰を入れました。体重が増えているのはそのためかと思います。





体重は増えて欲しいんだけど、ご飯をあげすぎると腎臓に負担がかかるのが難しいところ😞





ちなみにごろちゃんもこの体重計に乗ってもらいました。驚異の6.1kg😳










2/6夜。輸液前の体重測定。
2019:2:6 体重測定










2/3の通院日、ごろちゃんのこの体重を先生に伝えたところ問題ないと言って頂きひと安心😙





去年病院での計測でも6.0kgだったようです。





そんなごろちゃんの話になったので、通院前に撮ったごろちゃんの画像を先生にお見せした時の私達の会話。








私「先生、このごろちゃん見て下さい。カワイイでしょ〜」




先生「わぁ カワイイですね〜 ごろちゃんの若い時の写真ですか?」




私「今日撮った写真です」




先生「え?」








2/3お昼。これがその写真。
2019:2:3 箱の中のごろちゃん











この会話ってよ〜く考えたらスゴイ事だと思う。





今の私の写真を見せて「20代の頃ですか?」って言われるようなもんです。





しかもごろちゃんはメイクなしのスッピン。美魔男。








次回グーグーの通院日は今週土曜日2/9です。








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  1. 2019/02/07(木) 03:05:52|
  2. グーグー腎不全闘病記
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退院後1週間。














グーグーが退院して1週間が経過。










退院後2,3日は復調の兆しは殆どなく、もうこのまま力尽きてしまうんじゃないかと思った時も正直ありました。






トイレ以外は歩き回る事もなくご飯も全く食べない。お水はほどほどに飲んでいましたが。






入院前みたいにみんなのいるリビングにいる事はなく、私たちから姿の見えない部屋(通称:Aの部屋)






の隅っこでずーっと寝ていました。










2109.1.30 退院した夜遅くAの部屋で。まだ呼吸が苦しそう。
2019:1:30 退院した夜












それが2/1の朝、水を飲んだ後くらいから呼吸のリズムが落ち着いてきたのが分かりました。






これを皮切りに入院前の自分のルーティーンにトライしようとする仕草が少しずつ見られるようになりました❗️










2/2 退院後初めての毛づくろい。足元だけだったけど私たちは声を潜めながら大喜び!
2019:2:2退院後初めての毛づくろい









とにかくカロリーのあるものをと強制給餌を始めたのは退院後2日目の2/1夜から。






病院に腎臓サポートのリキッドがなかったため、疾病回復時や術後用のリキッドを給餌。











そして2/3夜中、ごろちゃんが床に落として放ったらかしだった1粒のカリカリ(腎臓食)を






何の躊躇もなく元気に食べるグーグーの後ろ姿が‼️もう固唾を飲んで見守りました❗️






これはイケる‼️と、グーグーの回復に自信を持ったのはこの時でした。






自分からご飯を食べたのはこの時が初めてだったからです。











2/3夜。グーグーハウスの中からごろちゃんに挨拶。
2019:2:3 グーグーハウスからごろちゃんに挨拶

2019:2:3 グーグーハウスからごろちゃんに挨拶その2

v2019:2:3 グーグーハウスからごろちゃんに挨拶その3

2019:2:3 グーグーハウスからごろちゃんに挨拶その4











2/2夜中あたりからAの部屋よりみんなが寛いでいるリビングにいる時間が増えたグーグー。






退院後、初めてグーグーハウスで寛いだのもこの時でした。










そして次の日の3日、一気にたくさんのルーティーンをする事に❗️








Aの部屋の最上段に上がる。





カリカリの入ったお皿まで歩いて行く。(口を近付けるも食べずに断念)





襟巻きから尻尾に至るまで全身毛づくろい。





かばさんが夜ゴミ捨てから帰って来るのを玄関まで迎えに行く。





全身を使った伸び。





そして夜中1粒のカリカリを食べる。











2/3お昼過ぎ。Aの部屋の最上階で下々の者を見渡す。
2019:2:3 Aの部屋最上階












そしてとうとう4日の朝❗️








「グーグーおはよー!グーグーおはよー!」と、ベッドの中で私が言うとAの部屋の段差を降りる音が...❗️






そのまま近付いてくるグーグーの首輪の鈴の音をドキドキワクワクしながら聞いていると






いつの間にか枕元から私を見下ろすグーグーの可愛い顔が頭上に‼️しかもゴロゴロ喉を鳴らしてる😆






試しに掛け布団を少し上げるとなんとその隙間から私の胸元へ入って来てくるボーナス付き😍






嬉し過ぎてそのままグーグーと30分くらい二度寝😴






次の日の朝も迎えに来てくれました🎶きっと明日も明後日も♪











いつからかグーグーは私が朝起きたら急いで迎えに来てくれるようになりました。






時には目覚めると既に胸の上や枕元でスタンバイしている事もありますが






遅くとも「グーグーおはよー」と言うとどこにいても急いで迎えに来てくれます。






入院当日の朝もそうでした。しんどかっただろうに.....。











回復の兆しを一気に見せ始めたのはグーグーの生命力とかばさんが強制給餌を頑張った賜物だと思う。






だけど自分で療法食のカリカリを食べてくれないと回復したとは言えない。






退院してからまだ自らで食事、箱座り、返事をする(会話)、この3点は見られていませんでした。











2/4夕方。ベランダに出るか悩んだ挙句出ず。
2019:2:4夕方ベランダに出ようか思案中




2/4同じく夕方。ベランダを諦めた後、何かを考えているご様子。
2019:2:4 ベランダを諦めた後何か考えてる様子











そしてとうとう待ちに待ったこの時がやって来ました‼️









ベランダパトロールを諦めた後、少し考えて向かった先は......。












2/4夕方。ついに!
2019:2:4退院後初のカリカリ

2019:2:4退院後初のカリカリその2

2019:2:4退院後初のカリカリその3










療法食のカリカリを食べてくれました‼️






20粒くらいだったけどガツガツ食べてくれました❗️気が散らないように息を殺して撮影。









昨日も2回カリカリを勢い良く食べてくれたのでもう食事に関してはだいぶ安心出来るようになりました😊






あとは箱座りとお返事。










退院して2日後の朝、呼吸が楽になったんじゃないかと私が感じた2時間後に蛇口の水が飲みたくて





キッチンにジャンプするも失敗😞





その後抱っこして上げたのですがそれ以来グーグーに再挑戦の兆しは見られませんでした。





きっとあの時プライドが傷ついたのでしょう。





それと元々グーグーは石橋を叩いて渡ったり渡らなかったりする性格なので次挑む時は確実に体力が





戻ってからと決めていたんだと思います。










2/5 0時過ぎ。かばさんの部屋の椅子の上。この後かばさんと朝までベッドで一緒に寝ました。退院後初です。
2019:2:5 夜のばやんのチェアの上












そして昨晩、その時がやって来たと判断したのかキッチンへリトライする姿を目撃。






しかし敢えなくまた失敗....😩まだ下半身の筋力が戻ってないようです。






もしかしたらグーグーの事だからもうリトライしないかも......。






フラフラせずしっかりと歩いているグーグーの姿を久しぶりに見たのも昨晩でした。














この一週間ほど一喜一憂しまくった日々はありませんでした。






グーグーの調子が悪い時は私とかばさんの声も低く、調子が上がってきた時は声のトーンも上がります。






昨日あたりからようやくGG以外の事も考えられる余裕が出来てきました。






これからも一喜一憂する事があるだろうけど、何がグーグーにとって一番幸せかを考えて決断していこうと思う。











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  1. 2019/02/06(水) 03:37:30|
  2. グーグー腎不全闘病記
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初めての自宅皮下輸液。














退院から丸一日経ってもグーグーは起き上がるのもやっとで






今朝6時ごろまではもうこのまま力尽きてしまうのでは...と思ってしまう時もありました。






まだ肺に残っている水で苦しそうなのと、唯一のエネルギー補給となる食事を殆どしていない。










帰宅後初めての食事は退院から丸一日経った昨夜9時過ぎの皮下輸液前。






グーグーが大好物だったウェット(療法食ではない)を口元まで持っていくとパクパク食べてくれました❗️






ほんの二口くらいだったけど勢いはあったしめっちゃ嬉しかった❗️












昨晩。皮下輸液2時間後。
2019:1:31 皮下輸液2時間後グーグー











人生初の自宅での皮下輸液は3回目のトライでようやく成功。グーグー ゴメンね😩









100ccを毎日入れる事になりました。






もう両方合わせて15%以下(ごろちゃんは30%)しか働いていないグーグーの腎臓。






そのため尿毒症と脱水症状に陥りやすい。それを防ぐのが皮下輸液です。











100cc入れたら24時間以内に100cc尿で排出されなければなりません。






もし80ccしか排出されなければ20ccが肺や胸に残っている事になります。






全て排出しているかどうかを確かめる方法は日々の体重測定と尿チェック。






目安となる体重はグーグーの場合3.6kg。退院時のグーグーの体重です。






輸液後24時間経ってもこれを超えるようなら体内に水が溜まっている証拠。






しかし昨晩の輸液前の体重は3.4kgでした。肺の水が抜けて減ったのか、ご飯を食べてないから減ったのか...。
















輸液後。
2019:1:31 皮下輸液2時間後グーグーその2
















夜中0時を過ぎた頃、力無く立ち上がりヨタヨタと爪とぎの上へ。そのまま横たわる。





しばらくすると爪とぎ横のトイレに入ってくれました❗️





そのトイレはグーグー帰宅後に新たに設置したモノです。





初見なのによくトイレだと分かったね❗️スゴイぞ グーグー‼️









その後も何回かお水を飲み、今朝6時ごろ飲んだ後の呼吸はようやく落ち着いた様に見えました。














爪とぎまでなんとか辿り着く。
2019:2:1 爪とぎに鎮座










大きく復活の兆しが見られたのは今朝8時ごろ。











ホカペで横になりつつも急に上体を起こし何か思いついた様子でした。






それまでより力強く立ち上がりヨタヨタとキッチンの前へ。






そしてキッチンの上を見上げる。






グーグーはキッチンの蛇口から水を飲むのが趣味でした。それはごろちゃんが我が家に来る前から。






歩くのでさえやっとな感じなのにムリでしょーと思いながら、でもそのグーグーの意気込みを嬉しく感じながら







しばらくの間グーグーと見つめ合っていました。「ちょっとラクになったし行ってみるわ」と言っている様でした。











その瞬間、バンッといつもの音を立てながらジャンプ。手はキッチンまで届いたものの足がムリでした...。






いつもは下半身をプリプリさせて(助走)タイミングを見計らってから上がるのですが






今はまだ下半身に力が入らずそれも出来ないままトライしたのでそのまま床に着地してしまいました....。






その後すぐかばさんが抱きかかえてキッチン上に乗せるも失敗のショックからかすぐには水を飲もうとしない。






が、開き直ったのか数分後には勢いよく蛇口から水を飲む姿を見て嬉しくて泣きそうでした😭












2019.1.20 入院前です。
2019:1:20 蛇口の水をアピールGーぐー











今は昨日より体調はマシになった様子です。






ただ食べないのが気がかり。






今から3本目の造血ホルモンを打ちに病院へ行ってきます。











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  1. 2019/02/01(金) 16:35:25|
  2. グーグー腎不全闘病記
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祝☆退院。













昨晩、グーグー退院しました‼️










肺に溜まった水は完全に抜けきれてないのでまだ息は少し早いまま。






残りの水は帰宅後尿で排出されるという事です。






思っていた通り胸水も溜まっていたので抜きました。











帰宅直後。背中の白いラインは剃毛跡。自宅輸液しやすいように剃ってもらいました。
2019:1:30 退院直後のグーグー












先生に抱っこされて診察室に連れてこられたグーグー。






一目見て昨日より表情が明るくなったのが分かりました❗️それがもう嬉しくて嬉しくて‼️






ただそれもつかの間、帰宅後はまだまだしんどそうでグッタリしていました。













抜いた胸水。
2019:1:30 抜いた胸水













1週間ぶりの慣れ親しんだ場所。






自らキャリーから飛び出たのには驚きました。そんな体力があるとは。






そのまま目をまん丸にしてキョロキョロしながら大まかなパトロール。






時々部屋の中で立ち止まり入院前の事を色々思い出しながら各部屋をチェックしているように見えました。






程なくしてごろちゃんがやって来る。






が、グーグーから漂う病院の匂いに戸惑い気味の様子。軽く鼻チューだけは済ませたものの抱きついたりはナシ。






それを見て私たちもひと安心。












帰宅直後。お疲れです。
2019:1:30 帰宅後しばらくしたグーグー











一通りのパトロールが済んだらリビングのホカペの上でグッタリ。








「帰宅後は入院疲れでグッタリすると思います。明日くらいまではグッタリしているかも知れません。





ご飯は療法食以外でもイイので何か栄養のあるものをあげて下さい」





と先生はおっしゃっていました。





そうは言われてもこのグッタリは本当に入院疲れだけなのかな❓





どこか悪化したんじゃないかな❓と疑ってしまいます。










帰宅5時間後。
2019:1:31 退院5時間後グーグー











先ずはオシッコをしないと肺水腫が改善されないのにトイレに行く気配もなくずーっと呼吸が早い。






お水は帰宅後すぐとその後3,4回ほど飲んでいました。でも飲もうとするけど止めるという行動の方が多かった。






食欲は全くナシ。






筋力が落ちているので後ろ足に力が入らない感じです。それでもお気に入りの高台を目指していました。






中段まで上がった時、その上段をしばらくの間見上げた後諦めた姿は見ていて切なかった。






入院当日まで上がっていたのに....。













昨晩未明。水を飲んでは横たわる。
2019:1:31 水を飲むグーグー

2019:1:31 水を飲むグーグーその2





















そして昨晩夜中3時前、とうとう待ちに待ったオシッコをしました‼️しかも結構大量に❗️






それはごろちゃんがオシッコをした直後の事でした。






ごろちゃんの砂をホリホリする音やオシッコの音にグーグーが反応していたのが見えたのでもしかしたら❓と






思っていた矢先、ヨロヨロと起き上がってトイレに。






これで肺の水は排出され、少しは呼吸がマシになって元気になるかなと期待していたのですが






すぐにはそうなりません。






その後、今日お昼と15時ごろにまた少量のオシッコをしたのですがまだグッタリ。












本日夕方。Aの部屋の中段。
2019:1:31 Aの部屋でお昼まだグッタリなグーグー












去年末、我が家のある部屋(通称Aの部屋)を模様替えしました。






GGが上下運動出来るように高さを出し、外の景色を見えるように工夫。






その後、Aの部屋はほぼグーグーのテリトリーとなり入院直前もお気にりのその最上段でしんどさに耐えていました。







今もグーグーはそのAの部屋にいます。最上段には登れず中段ですが。













昨晩未明。
2019:1:31未明











帰宅後、グーグーは以前のようにみんなのいるリビングを中心に生活するだろうと思い昨晩私はリビングで寝ました。







予想は外れ、たまに暖かいリビングに戻ってはくるものの、基本Aの部屋にいます。







Aの部屋は暖房がないので今からカイロを買って来ようと思います。







帰宅後、全く食べていないのが心配。エネルギーになるご飯も買って来よう。


















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  1. 2019/01/31(木) 18:30:08|
  2. グーグー腎不全闘病記
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グーグー退院持ち越し。













   
今日はグーグーの退院予定日でした。






が、明日以降に持ち越しとなってしまいました。






理由は、肺に水が溜まっている事が今日判明したため。肺水腫です。














本日。これまでの3回の面会時とは明らかに顔つきが違っていました。
2019:1:29 グーグー退院出来ず












今日はお迎えに行く前に病院へ電話する事となっていました。この6日間の医療費を聞くためです。







入院から退院までの全ての治療費や入院費、検査代は退院時にまとめて支払う事になっていました。












今日夕方5時ごろその確認の電話をした時は「まだ計算が終わっていないため折り返し連絡します」







と言われたのですが直ぐに連絡がありました。










「グーグーちゃんは今朝息が苦しそうだったので院長がレントゲンを撮りました。昨日今日とご飯も食べてないんです。





今日退院は厳しいかも知れません。院長から説明があるので取り敢えずいらして下さい。今は落ち着いてますよ」











「やはり日曜日に連れて帰るべきだったのかな」「まさか今日が最後なんて事にならないよね」







とか思いながら急いで病院へ向かいました。






















本日。点滴でリンパが詰まり大きく腫れ上がった右手。ごめんねグーグー。
2019:1:29 グーグー退院出来ずその2











到着後、直ぐに診察室に呼ばれました。






先ずはいつもの血液検査結果のチェック。これまで通り「貧血はまだ酷いです」から始まり






グーグーのレントゲン写真を見ながら今体内で何が起きているのか説明が始まりました。










●肺水腫:腎不全により体の水分調節機能が低下。排泄出来ない水分が肺に溜まる。




●呼吸困難:肺水腫からくる症状。肺に8割以上水が溜まって初めてこの症状が現れるのが猫。




●食欲不振:貧血や肺水腫のため。




●明日までにエコー検査をし、もし胸水も確認出来た場合は吸引。










肺に溜まった水は利尿剤で体外へ出す。





既に今日一回処方済みなので私がグーグーに会った時はマシだったようです。





ただ途中何回か鼻の穴が大きく広がったりヨダレが垂れたりとしんどそうな表情も見られました。









心配なのはこれまで3回の面会時に比べ明らかにグーグーの表情が悪かった事。





初面会の時は私を見つけた瞬間に目を輝かせ躍動的でした。





2回目3回目は環境にちょっと慣れたのか甘えてはきましたが初回より落ち着いていました。





この3回の面会で救われたのはグーグーの変わらない目ヂカラと好奇心でした。





ちょっとした動きや音に体や表情が素早く猫らしく反応していました。





それが今日はほとんど無反応。












本日。ヨダレ。
2019:1:29 グーグー退院出来ずその3












先生の説明が終わり、グーグーを抱っこして診察室に連れて来てくれたのですが






「ゆっくりしていって下さい」といつも忙しい病院に似つかわしくない言葉を残して先生は出ていってしまいました。






グーグーを撫でながら「なぜそんな事を先生は言ったのか、もしかして.....」と悪い方に考えてしまったり。






実際は、今日は珍しく患者さんが少なく病院自体ゆっくりしていたようです。






最初はグーグーと二人っきりだったけど途中から院長、先生、看護師さんみんなで雑談になりました。






今日退院出来ると思っていたのに出来なくなってしまって先生方が私に気を遣って言ってくれたのかな。














今日夕方。日曜日あたりからグーグーの不在を確信した様子。
2019:1:29 寂しそうなごろちゃん












肺水腫になってしまう事が分かり、自宅での皮下輸液の量を再考してみましょうという事になりました。






予定では200cc/日を3回/週でしたが、200ccだとまた肺に水が溜まってしまうかも知れない。






50ccを毎日とかにしないといけないかも。






いずれにせよ入れた輸液と同じ分量のオシッコが出なくてはいけない。






でなければどこかに水が溜まっている事になる。






これからは体重とオシッコの量のチェックは毎日欠かせない。






次は呼吸困難になる前に肺水腫に気付いてあげたい。






そのためには今のグーグーの基準となる体重を知らなければ。






適切な輸液量と基準となる体重は明日までに先生が考えておいて下さるようです。














本日夕方。最近ボーッとどこかを見つめる事が多い。
2019:1:29 寂しそうなごろちゃんその2












先生は1日でも早くグーグーを我が家に帰してあげたいと必死に治療して下さっています。






それはもちろん私たちの為でもあるだろけど、何よりグーグーの為を思ってやって下さっているのが伝わります。






この先生で良かったと今日心から思いました。











グーグーの状態は少しマシになってきては後退し、今日退院かと思いきや先延ばしになり






落ち込む事は多いけどなぜか今日の長い面会で私の心がだいぶ落ち着きました。






なぜだろうか。






6日前に突然離れ離れになり、その後の面会ではゆっくり撫でる事も出来ず毎日モヤモヤした気持ちでいたのは確か。






今日は先生たちのご厚意で1時間強グーグーとゆっくり出来ました。ずーっとあちこち撫でながら話しかけてました。






グーグーはこの6日間で一番気分は悪そうだったけどもしかしたらそんなグーグーを見て何か吹っ切れたのかな。






謎です。










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  1. 2019/01/29(火) 23:40:23|
  2. グーグー腎不全闘病記
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明日退院。今思う事。













今日は休診でした。ゆえにグーグーの面会はナシ。








昨日かばさんと面会へ行き、先ずは最新の血液検査の数値を確認。









かなり見にくいですが一応記録として貼りました。
2019:1:27 グーグー血液検査結果











BUN 尿度窒素:130.1(1/24入院日)→ 129.4(入院2日目)→ 89.6(昨日)



CRE クレアチニン:7.7 (1/24入院日)→ 6.4(入院2日目)→ 4.9(昨日)










数値が落ち着きました‼️明日の夕方退院します😊






入院当初の数値目標は、BUN:80 CRE:4.0 だったのでほぼ達成。





ちなみに入院前の数値(2018/11/27)は、BUN:26.9 CRE:1.6 でした。
(正常値は、BUN:17.6〜32.8 CRE:0.8〜1.6)










しかし貧血が酷い😢






入院当日より酷くなってしまった理由は、入院中の点滴で血液が薄まったからです。






この点滴は尿毒症によって体内に溜まってしまった毒素をオシッコで出すためのもの。






なのでこの結果は止むを得ずという事です。






ただ元々腎不全を起因とする貧血なので完治はありません。






これからはこの貧血度合いとBUN、CRE の数値を主にチェックしながらの闘病生活となります。











昨日面会時。4日ぶりにケージの外へ出たグーグー。
2019:1:27 面会グーグー













明日から自宅で点滴(皮下輸液)を始めます。とりあえずは200cc/日を週3回。







今の状態で輸液を始めてもさらに貧血が酷くなるという事で血液を作る造血ホルモンを注射してもらう事に。






先ずは一日置きに3回。これは自宅では出来ません。






本当は昨日退院出来たのですがこの造血ホルモンを打つためにまたすぐ通院するのなら






最初の1本を昨日、そして2本目を明日打ってもらってから退院した方がグーグーの負担が少ないのではと思い






昨日連れて帰るのをグッと我慢しました。











かばさんは昨日の血液検査の数値が落ち着いていると前日に予想=退院 を期待し前日の晩からウッキウキでした。






私はそんなにすぐ退院出来ると思ってなかったけどグーグーに会えるだけで昨日病院へ向かう車内でウッキウキでした。














ホルモン薬を打った後。
2019:1:27 面会グーグーその2














診察台でホルモン薬をお尻に打つ前、何度も先生が言った言葉。







「針が太いので痛いと思います。打った瞬間はゾワっとして気持ち悪いと思いますのでグーグーちゃんを押さえておいて下さい」







私はグーグーと同じ目線の高さまでしゃがみ、目を合わせながらホッペや首回りを優しく撫でながら固定しました。







「刺しますよ〜」と先生。......暫しの沈黙。






「......え?」と全員。






微動だにしないグーグーでした。私はグーグーの表情をずーっと見ていたけど瞳孔さえ動きませんでした。無です🈚️






「スゴイな!グーグーちゃん!」先生と看護師さんは心底驚いている表情。






「どれだけ我慢強い性格のグーグーちゃんでもこればっかりは条件反射してしまうと思うんだけど」と先生。












輸液方法のレクチャー。他人事のグーグー。
2019:1:27 面会グーグーその3













そう、この我慢強く、何事も達観し過ぎの性格、時に神経まで無反応のグーグーを明日からは今まで以上に見極めていかねばなりません。














先週木曜日の緊急入院時、先生は取り急ぎグーグーの直近の様子を私に問診。






特に食欲とオシッコの有無でした。






食事は入院当日の未明までしており(結構ガツガツ)、オシッコもそれまでと同じ量をしていました。






グーグーの進行具合からだと本来なら食欲はなくオシッコは出なくなっていてもおかしくないとの話でした。






しかも入院初日からも引き続き食事をし、オシッコも(点滴した分)大量に出ていたそうです。






尿管結石がが判明した時も痛さを確かめたそうですが無反応だったのだそう。











これらの事から先生曰く、グーグーの病気を私たちが早期に気づく事は難しかったでしょうと言って下さいました。






仮にそうだとしてもなぜ尿毒症になるまで気付けなかったのか。






それはグーグーが我慢強い性格とか無反応という事以上に私たちの油断が原因だと思う。











去年11月の血液検査結果はグレーだったけど、グーグーは既にごろちゃんと同じ初期の慢性腎臓病に






罹患していると思っておいた方が良いと判断(実際罹っていたと断定出来たのは今回入院時)。






この判断が急性腎不全、特に尿毒症を早期発見出来なかった一番の原因だと考えています。













看護師さんに腰を触られ気持ちイイはずなのにこのご尊顔。
2019:1:27 面会グーグーその4














ごろちゃんほどではないものの、水を飲む量が去年12月あたりから少しずつ増えている事には気づいていました。






この症状から、やっぱりグーグーは慢性腎臓病なんだろうなと自分の中で確信。






その後12月末に尿検査をしましたが結果はグレー。






この時点で先生も怪しいとおっしゃっていました。






仮に11月時点で慢性腎臓病の数値が出ていたとしても、その半年前に既にごろちゃんと同じ






腎臓病療法食に切り替え済みでした。






なので何れにせよ、今の時点で他に出来る事はないという事を先生と確認済みでした。






この「グーグーに今出来る事は全てしている」と安心してしまった事がその後の発見を遅らせてしまったのです。













先週金曜日。グーグー入院丸1日後。いつもにも増して甘えるごろちゃん。最近グーグー見ないなと気付き始めた頃。
2019:1:25 いつもより甘えるごろちゃん















飲むお水の量が増えてるのにオシッコの量はそれほど増えてないような....






ふとそんな風に思ったのは今月初めの事でした。もしかしたらこの時結石が詰まっていたのかも知れません。











そして今月10日ごろ、緊急入院の2週間ほど前に尿毒症の決定的なシグナルがあったのです。






それは先日記事にしたグーグーのオシッコ(アンモニア)臭。






これがまさに尿毒症の症状だったのです。






口臭がアンモニア臭。グーグーが入院した夜にネットで初めて知った症状でした。






この時点で気付いていればもう少しマシだったと先生もおっしゃっていました。












私たちにもう少し尿毒症の知識があれば、あの時安心しなければグーグーはここまで悪化する事はなかったと...。






しかもシャンプー直後はアンモニア臭が消えた感じはしたものの、次の日の夜にはまだ臭うなぁ






どこが臭うんだろう?とかばさんと言いつつも何の疑いも持たなかったのです。最低です。






















先ほど。グーグーが入院してから玄関ばかり見るごろちゃん。今日は本当に寂しそうだった。
2019:1:29 玄関ばかりきにするごろちゃん












私たちの発見が遅れたにも関わらず持ち堪えてくれたグーグー。






ありがとう。そして本当に本当にごめんなさい。






明日から全力で介護させて頂きます。介護なんて言うとグーグーのプライドが許さないと思うから内緒だけど。












普段物怖じしない穏やかな性格の猫ちゃんと一緒に暮らしている飼い主さんに心からのお願いです。






貴方の猫ちゃんは貴方が気づいてないだけで今限界まで我慢しているかも知れません。






普段貴方の手を煩わす事が少ない性格の猫ちゃんほどちょっとした事でも疑ってみて下さい。






そして行動に起こして下さい。どうかお願いします。












グーグー、今までと変わらない穏やかな時間が過ごせるよう努めて参りますので明日からもどうぞよろしくお願い致します。












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  1. 2019/01/28(月) 23:44:43|
  2. グーグー腎不全闘病記
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さらなる検査結果と今後の治療方法。














先週木曜日、緊急入院したグーグー。







診断結果は急性腎不全。しかも尿毒症になるまで悪化していた事が判明。












面会は昨日まで2回かばさんと行っております。今日はこれから行って来ます。







毎日グーグーの顔が見たくてたまらないのです。







面会前はこの2日間で新たに判明した事や今後の治療方法を先生と話し合いました。











今回はその話し合いの備忘録になります。












昨日夕方。何か言いたげな表情。
2019:1:26 グーグー不在で寂しそうなごろちゃん












入院後、レントゲン撮影と造影剤でさらに詳しく検査。





下記、入院当日のエコー検査と血液検査を合わせて今日まで確認出来た事です。













① 左の尿管に結石を1つ確認。尿路閉塞。




② ①が原因で左腎臓から老廃物が体外に排出されず急性腎不全に。




③ 左腎臓は既に小さくなっている事が判明。機能不全の可能性大。




④ 左の腎臓内にも数個石を確認。




⑤ 右の腎臓は働いている(と言えどもごろちゃん以下レベル)。




⑥ 酷い貧血状態。




⑦ 去年11月末の血液検査の時点で既に初期の慢性腎臓病だった(血液検査では微妙な数値でした)。




急性腎不全がきっかけで慢性腎臓病 ステージ4(いわゆる末期)に移行。




⑨ 結石(シュウ酸カルシウム)が出来てしまうのはグーグーの体質。この種の石は食事療法では排除出来ない。




⑩ 外科的治療方法は3つ。内科的治療法は最低週3回の皮下輸液(点滴)。一生継続。




⑪ グーグーは強がり。我慢強い。キャピキャピした性格ではない。




⑫ 便秘は腎臓病の症状のひとつだった。




⑬ 急激な体重減少は腎不全が原因。




⑭ 内科的治療で1年〜2年生きる可能性もある。













金曜日から玄関の方ばかり気にするようになったごろちゃん。
2019:1:26 グーグー不在で寂しそうなごろちゃんその2













先ず私たちが決断しなければならない事は今後の治療方法です。









⑩の外科的治療には全て全身麻酔のリスクが伴います。





グーグーは酷い貧血状態なので(もちろん術中は輸血します)術中に命を落とすリスクがさらにあるそうです。





患部が腎臓という事で麻酔を吸収する&赤血球を作るホルモンが上手く分泌出来ないとの事。









その手術の方法は下記3つ。









ⓐ 尿管にステントを入れて広げる尿管ステント。




ⓑ 人工の管を腎臓と膀胱に通し新たな尿管を作るバイパス手術。subシステム。




ⓒ 人工肛門みたいな感じ。腎臓にチューブを付け直接外に尿を排出する。一生装着。











初回面会前の時点では、リスクを冒してでも寿命が延びる可能性のあるオペに私の気持ちは傾いていました。






でも先生との話し合いを終え、面会時のグーグーの態度を見た瞬間その気持ちは変わりました。












昨日面会時。お気に入りのブランケットを持参。キリッとしております。
2019:1:26 グーグー面会時













面会初日、私が名前を呼んだ瞬間に目をキラキラさせて甘えてくるグーグーの姿を見たら







私たちが一緒にいる事がグーグーにとっては一番幸せな事なんだと実感したのです。







もちろん私たちにとっても‼️












それでも正直家に帰った後は悩みました。







ネットでグーグーと同じ症状の猫さんのブログを読み漁り勇気付けられたり落ち込んだり.....。







皮下輸液で2年頑張ったコもいれば退院後数週間で力尽きたコもいます。







少しでも長くグーグーと一緒にいたい。グーグーもきっとそう思ってくれているはずだけど







残された時間が限られているならなるべくグーグーに穏やかな時間を送らせてあげたい。







入院前と同じいつもの生活がグーグーにとって一番幸せなんじゃないかと今は思っています。














昨日夕方。珍しくグーグーの家に入るごろちゃん。この後このブランケットを面会に持参。
2019:1:26 グーグー不在で寂しそうなごろちゃんその3












現実問題、左の腎臓はもう機能しないかも知れない。






大きく膨らんでいるならまだ働いている可能性はあるそうです。






既に小さくなってしまってこれから働いてくれる可能性の低い腎臓のために






オペをするのはどうなのか。






術中に力尽きる可能性もあるし術後も痛い思いをしなければいけない。






何よりグーグー自身はこれらの事を全て理解して手術に臨む訳ではないので訳も分からずまた寂しい思いをするだけ。











ⓒ は今は考えていません。これは先生、かばさん、私で意見が一致しました。






理由は感染が心配な事とグーグーの動きを最期まで干渉してしまうから。



















看護師さんとも仲良し。
2019:1:26 グーグー面会時その2











金曜日、今後の治療方法の選択肢を提示された時は途方に暮れ悩みました。






オペをしないという事は左の腎臓を諦める事。結石をそのままにするという事。その決断がなかなか出来ませんでした。










今日もかばさんと話し合いました。






グーグーの残りのニャン生のQOLを一番に考え自宅で皮下輸液しながら穏やかに過ごしてもらう。







今はその覚悟が出来つつあります。












かばさんが「グーグー寝るよ」と言えばグーグーは尻尾をピーンと立てながら







かばさんの前を歩きかばさんの部屋まで誘導しかばさんを寝かしつける。










朝、「グーグーおはよー」と私が言うと急いでグーグーが私の胸の上に飛び乗ってくる。






散々イチャイチャする。その後廊下で待っているごろちゃんと追っかけっこしながらリビングへ行く。






このルーティーンこそが4人にとっては幸せな時間なのだ。










今日は血液検査の数値はどうだろうか。






良くなっているといいな。











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  1. 2019/01/27(日) 14:23:09|
  2. グーグー腎不全闘病記
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面会。














昨晩緊急入院したグーグーに会いに行って来ました。






かばさんは遅れて到着との事で私は先に先生のお話を聞き、その後いよいよグーグーの面会という事に。














今日面会時。
2019:1:25 グーグー面会













グーグーは思っていた以上に元気でした‼️あぁ〜良かった😆










病室に案内されるとケージの中で背を向けてふて寝しているように見えるグーグーの姿が。





その後ろ姿はペッチャンコで本当に痩せてしまった...





気を取り直していつものトーンで「グーグー!」と呼ぶと、ゆっくりと顔だけ振り返りしばらく私の方を見上げる。





目の輝きが変わったと思った瞬間「にゃにゃっ!」と大きな声で返事してくれました😍





返事をしながら力強く立ち上がり私の方へ歩いて来たので手を差し伸べると頭やアゴをスリスリ😭というかグリグリ。





この様子を後ろから見ていた先生と看護師さんはびっくりしていました。





「えー!さっきまでのグーグーと全然違うー!!」











愛用のアゴ枕を持参。
2019:1:25 グーグー面会その2

2019:1:25 グーグー面会その4

2019:1:25 グーグー面会その5











入院中、血液検査は毎日するようです。






本日の結果を見せてもらいましたが昨日の今日なのでそんなに都合よく数値は良くなりませんと






言われましたがまさにその通りでした。






が、いきなりよく食べる事とオシッコの量が多い事に先生もびっくりしていました。






通常は数日かけてどちらも徐々に戻ってくるようです。






グーグーは昨日症状が出るまでも普通に食べていたしオシッコの量も回数も普通だったのです。






これは急性腎不全、ましてや尿毒症だとあり得ない事だそうです。














2019:1:25 グーグー面会その6












グーグーのお皿の中には美味しそうなウェットが少しだけ残っていました。






ペースト状のウェットです。グーグーが大の苦手の。






「これグーグー食べます?」と聞くと「ガツガツ食べますよ!食欲はありますね」と先生。






「おかしいなぁ。グーグーはペースト状のウェットは食べないんですよ」と言ってみた。






「え?」と先生と看護師さん。今はよそ行きのグーグーを装ってるって事で解決。














かばさん到着。看護師さんがエリザベスカラーを外してくれました。
2019:1:25 グーグー面会その7











かばさん到着後、私も一緒にもう一度グーグーに会いに。本日2回目の面会。






カラーを取ってくれていたので頭から背中を撫でる事が出来ました。






もう骨、骨、骨。







「こんなになるまで気付かずにゴメンね グーグー」と言いながら撫でていると無性に家に連れて帰りたくなった😩






また体重は戻るのかと先生に聞いてみると、良くて現状維持と言われ






もうあのムチムチグーグーは過去のものなのかと思うと悲しくなって来た。










目ヂカラ!
2019:1:25 グーグー面会その8














「アレはトイレですか?」とケージ内に置かれた切り刻んだ新聞紙の入ったケースを指摘。






「そうなんですがグーグーちゃんはあそこでトイレしてくれないんですよ」と先生。






「じゃあどこでするんですか?」






「外で」






「え?外ってどこ?」






「看護師がケージから出す時に抱っこするとじょぉ〜っと....」










グーグーに代わって謝罪。そして全看護師さんをリスペクト。











動画。53秒。カラーが邪魔で毛づくろい出来ず😢












取り敢えずヨダレと泡嘔吐が治まって安心しました。






1週間を目処に退院予定です。











今回グーグーが罹患した急性腎不全からの尿毒症とその原因、そして急な体重減少と便秘について、






最重要の今後の治療方法についてのお話を本日面会前に先生から伺いました。






難しい決断をしなければいけません。次の記事ではそこらへんを書きたいと思います。












今日お別れ時。また明日来るからね!
2019:1:25 グーグー面会その9












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  1. 2019/01/25(金) 23:56:59|
  2. グーグー腎不全闘病記
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緊急入院。















先の記事「便秘」からの続きです。














グーグの診断結果は、急性腎不全でした。しかも尿毒症を発症している事が判明。







全くの予想外でした。












昨日診断前。この時はまだただの便秘だと思っていた。
2019:1:24 グーグー急性腎不全診断前













丸3日の便秘は先生の摘便で即解決。






摘便時に便秘の原因、ヘルニアなどを探るも見当たりませんでした。












体重はまたさらに減っていて3.48kg。






これには先生、看護師さん、私全員がビックリし再度測定するも同じ数値でした。






ちなみに1ヶ月前は4.1kg。2ヶ月前も同じくらいだったのに。










先ずは血液検査、エコー検査、尿検査をし、結果を診て判断しましょうという事に。






30分くらいかかるという事なので待合室にいると15分くらいで先生から診察室に呼ばれました。






「エコー検査で腹部にしこりが見つかったので病理検査しても良いですか?」と先生。もちろん了承し、






「しこりを排除するのにオペする可能性があるって事ですか?」と私。






しこりの話を聞いた瞬間になぜか悪性ガンを覚悟し、急激な体重減少に妙に納得してしまいました。











昨日診断前。廊下で力んだ後。ウンチ出ず。
2019:1:24 グーグー急性腎不全診断前その2












引き続き検査結果を待合室で待ちながらネットで猫のガン情報を検索。






悪性ガンで愛猫を亡くした方の闘病記録を読み、覚悟を決め始めていたところ診察室に呼ばれました。











「しこりはウンチでした。指が届かない場所にありました」と先生。






ホッとしたものの、じゃあこの体重減少はなぜ❓






先生もこの結果に安堵の表情はなく続く血液検査の結果を私に提示。












2019・1・6
2019:1:6 急性腎不全前












「グーグーちゃんは急性腎不全です。この数値を見ると....」






全ての数値が真っ赤っかでした。






「11月末の検査結果は慢性腎不全の疑いはあるものの全て正常範囲内。たった2ヶ月でここまでの変化は急性でしょう」






「ユリ科の植物は家にありますか?」






猫が食べると中毒になるようなモノが家にあるか聞かれたけど今の所心当たりはない。






急性腎不全とは?










昨日と2ヶ月前の血液検査結果。丸内左が2ヶ月前。右が昨日。
2019:1:24 グーグー検査結果











腎臓のエコー検査は一緒に拝見しました。











右の腎臓は水腎症が診られましたが左はまだまだマシでした。






水腎症になってしまったハッキリした原因はまだ分からりませんが






通常は結石などが尿管に詰まり尿管閉塞を起こす事によって腎臓に水分が溜まってしまうのだそう。











この時点で尿毒症と診断されました。






私はこの尿毒症と診断された事にかなりショックを受けました。






尿毒症とは?











尿毒症は飼い主が発見出来るものだと思っていたし、なんなら本ニャンより先に私は発見出来る自信があったのです。






何より早期発見出来ないと確実に命を落としてしまうと肝に命じていた症状。






そのタイムリミットは72時間と聞いた事もあります。












2019・1・6
2019:1:6 急性腎不全前その2











「とにかくすぐに体内の毒素を排除する必要があります。数日間の入院が必要ですが良いですか?」と言われ






「よろしくお願い致します!出来る事は全てしますので!」と即答。











気がかりなのは急な体重減少。








「体重減少の原因は何ですか?正直ガンしか思い浮かばないのですが...」と聞くと






「う〜ん...入院中は毎日検査をするのでその過程で何かわかるかも知れません」という返答でした。






犬猫の検査に腫瘍マーカーはまだないそうです。






便秘に関しも入院中に原因が特定出来るかも知れないとの事。






老化の可能性もあるし急性腎不全からのストレスかも知れないらしい。











診断を終え、グーグーにしばしのお別れを告げると最後に先生がひと言。







「容体が急変した時はお電話しますので」








この言葉を聞いて一気に怖くなった。






帰りの車内はここ1.2ヶ月のグーグーの様子をグルグル思い出しました。






いつ急性腎不全になったのか。何がきっかけだったのか。尿毒症になるまでなぜ気付かなかったのか。












グーグーを失う怖さと申し訳なさと自己嫌悪で頭がいっぱいになったのは家に帰ってから。






ネットで急性腎不全と尿毒症について調べれば調べるほどその気持ちが押し寄せてきました。










昨晩はグーグーどう過ごしたんだろう。どんな気持ちだったんだろう。寂しかっただろうなぁ。ごめんね。






グーグーは必ず復活する‼️と自分に言い聞かせています。






これから面会に行ってきます。










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  1. 2019/01/25(金) 16:07:26|
  2. グーグー腎不全闘病記
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便秘。














本日夕方、グーグー病院へ。











主な症状は便秘。本日お昼まで丸3日ウンチが出てない事を確認。






さらにおかしいと感じたのは今日お昼前の白い泡の嘔吐。












トイレに入っては力んで何も出ない出ては泡の嘔吐。それを何回も繰り返す。













最近お気に入りの高所。
2019:1:24 便秘グーグー














最近お気に入りの高い場所に登ってはみるものの落ち着かない様子。






所構わず力んで排便を試みるも出ない。












食事中のごろちゃんの背後で力む。
2019:1:24 便秘グーグーその2











かかりつけの病院の営業開始時間は午後4時。







とりあえずネットで便秘の原因を調べてみる。






強いて言えばコレかなと思う原因はあったけど憶測だけではなんの解決にもならない。






とりあえず診察してもらわないと。












泡の飛沫が顔に。
2019:1:24 便秘グーグーその3













4時を待ってられないと思ったのはグーグーがヨダレを垂らし始めたのを見た時。






この時点で2時半ごろ。






早めに診てもらえないかと病院に電話してみると今先生は緊急オペで4時以降じゃないと診察出来ないとの事。






ひとまず症状の詳細を伝えて4時にすぐ診察頂けるようにスタンバイ。











滴り落ちるヨダレ。
2019:1:24 便秘グーグーその4

2019:1:24 便秘グーグーその5

2019:1:24 便秘グーグーその6















その後しばらくして病院から電話が。







早めの診察が可能になったのかと思っていたら「4時半以降の診察になります。待てそうですか」と聞かれ






「待てそうですかってアンタ。待てませんよ」と思ってしまった。口に出してはいない。






では4時半に伺いますととりあえず伝え、他の病院を探す。






結構木曜日休みの病院が多い事に気づく。そして5時からの営業が多いという事も。











ウロウロする元気はある。
2019:1:24 便秘グーグーその7











結局かかりつけの病院へ4時半に到着し即診察してもらうことに。









続きは次の記事へ。











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  1. 2019/01/24(木) 23:05:06|
  2. グーグー腎不全闘病記
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プロフィール

ぐーごー

名前:ぐーごー
年齢:アラフィフ
職業:専業主婦
趣味:ネコ科動物
家族構成:ぐーごー
かばさん(ダンナさん)
ごろちゃん(猫)
ピピ(猫)の4人暮らし
生息地:兵庫県神戸市


グーグー♀

アメリカンカールロングヘア

2007.2.26〜2019.4.30

愛知県出身

真面目 慎重 聡明 潔い

我慢強い キレイ好き 穏やか

表情豊か 物怖じしない

人懐っこい ツンデレ 世話焼き

猫よりヒトが好き


2007.6.23 我が家へ

2018.11月末 慢性腎不全ステージII

2019.1月末 尿管結石による急性腎不全

1週間入院&3ヶ月の闘病生活

2019年4月30日 永眠


ごろー♂(去勢済み)

ソマリ(レッド)

2008.4.12〜2023.1.4

愛知県出身

末っ子気質 ビビリ 構ってちゃん

繊細 八方美人 人懐っこい

無駄に媚びる 超食いしん坊

隙あらばゴロゴロ言う

人も猫も大好き

一生グーグーに片想い


2008.9.21 我が家へ

2008.9.25 停留睾丸摘出

2011.12.6 特発性癲癇発作

2017.9 特発性膀胱炎(台風起因)

2018.5末 慢性腎不全ステージII発覚

2023年1月4日 悪性腫瘍のため天国へ


ピピ♀(避妊済み)

MIX(メインクーン×ヒマラヤン)

2018.7.9生

兵庫県神戸市出身

運動神経抜群

キレイ好き 丁寧な毛繕い 社交的

ハンター 優しい 表情豊か

チーターのような鳴き声

無駄に媚びない

ごろちゃんLOVE


2019.6.11 我が家へ

2019.6.12〜8月 原虫治療

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